「残りわずか」とは?意味や使い方!語源や例文
「残りわずか」とは、「残っているものや時間がほとんどないこと・後少しで全部無くなってしまうこと」です。
「残りわずか」の「意味・分解した解釈・読み方・使い方・類語(シソーラス)や言い換え・例文と解釈・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「残りわずか」とは?
- 「残りわずか」の言葉の使い方
- 「残りわずか」の類語や類似表現や言い換え
- 「残りわずか」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「残りわずか」の反対語
- 「残りわずか」の英語と解釈
「残りわずか」とは?
「残りわずか」という言葉の意味は、「残っている物の数量・時間がほとんどないこと」や「後もう少しで全部無くなってしまうこと」になります。
「残りわずか」というのは、「残っている物の数量が非常に少なくて、後少しですべて無くなってしまうような状態」を意味しているのです。
あるいは、「タイムリミットのある課題などで、残されている時間がほとんど無いこと」を示しています。
例えば、「スマホのバッテリーが残りわずかになってしまいました」や「残りわずかの時間を有効活用しなさい」などの文章で、この言葉の意味を示すことができます。
- 「残りわずか」を分解して解釈
- 「残りわずか」の読み方
「残りわずか」を分解して解釈
「残りわずか」の言葉を、「残り」と「わずか」に分解してそれぞれの意味を解釈していきます。
「残り」という言葉の意味は、「残ること・残ったもの」になります。
「わずか」という言葉は、「物の数量・程度・価値や時間などがほんの少しであるさま。
数量や時間、価値などが非常に少ししか無いこと」を意味しています。
「残り+わずか=残りわずか」で、「残っているものの数量がほんの少ししかないこと」や「後もう少しですべての物が無くなってしまうこと」、「残されている時間がほとんどないこと」を意味しているのです。
例えば、「特売品は残りわずかなので、急いでお買い求め下さい」などの文章で使用されます。
「残りわずか」の読み方
「残りわずか」の読み方は、「のこりわずか」になります。
「残りわずか」を漢字表記すると、「残り僅か」や「残り纔か」になります。
「残りわずか」の言葉の使い方
「残りわずか」の言葉の使い方は、「残されている物・在庫がほとんど無い場合」や「残っている物の数が極めて少ない時」に使うという使い方になります。
例えば、「この商品の在庫は残りわずかとなっていますので、お急ぎ下さい」や「その商品が残りわずかと聞くとなぜか欲しくなってしまうのです」などの文章で使用することができます。
また、「残りわずか」の言葉は「残されている時間がほとんど無い場合」や「間もなく時間切れになってしまう場合」にも使うことができます。
例えば、「制限時間が残りわずかになってしまったので、ここからスピードアップしていきます」などの文章で使うことができます。
「残りわずか」の類語や類似表現や言い換え
「残りわずか」の類語・類似表現・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「残りはほんの少し・もう少しで全部無くなる」
- 「在庫がない・間もなく売り切れ」
- 「時間が少ない・秒読み」
「残りはほんの少し・もう少しで全部無くなる」
「残りわずか」の類語・言い換えとして、「残りはほんの少し・もう少しで全部無くなる」があります。
「残りわずか」という言葉は、「残っている物の数量がほんの少し(わずか)であること」を意味しています。
残っている物がほんの少しということは、「もう少しで全部無くなる」ということでもあります。
それらの意味から、「残りわずか」と似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「残りはほんの少し・もう少しで全部無くなる」を上げることができます。
「在庫がない・間もなく売り切れ」
「残りわずか」の類似表現・言い換えとして、「在庫がない・間もなく売り切れ」があります。
「残りわずか」という言葉は、商売をしている人やセールを行っている期間において「在庫がない・在庫がもう少しで無くなる」ということを意味しています。
在庫がほとんどないということは、「間もなくその商品が売り切れてしまうこと」を示唆しています。
それらの意味合いから、「残りわずか」の言葉は、「在庫がない・間もなく売り切れ」という言葉に言い換えることができるのです。
「時間が少ない・秒読み」
「残りわずか」の類語・言い換えとして、「時間が少ない・秒読み」があります。
「残りわずか」という言葉は、「タイムリミット(時間制限)がある課題・活動において、残されている時間がほとんど無いこと」を意味しています。
残されている時間が少ないことを言い換えると、「秒読み・カウントダウンの状態」にあるということになります。
それらの意味合いから、残り時間に関係する「残りわずか」とほとんど同じ意味を持つ類語(シソーラス)として、「時間が少ない・秒読み」を指摘することができます。
「残りわずか」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「残りわずか」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「残りわずか」を使った例文1
- 「残りわずか」を使った例文2
「残りわずか」を使った例文1
「夏物の在庫が残りわずかとなっておりますので、お買い求めのお客様はお急ぎください」
この「残りわずか」を使った例文は、「夏物の在庫品の数が非常に少なくなっています(間もなく在庫切れで売り切れとなります)ので、お買い求めのお客様はお急ぎください」ということを意味しています。
「残りわずか」を使った例文2
「試験時間が残りわずかとなってしまいましたが、まだ回答できていない問題が多く残っていて不安です」
この「残りわずか」を使った例文は、「残されている試験時間がほとんど無くなってしまいましたが、まだ回答できていない問題が多く残っていて不安である」ということを意味しています。
「残りわずか」の反対語
「残りわずか」の反対語を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「たくさん余っている・在庫が豊富」
「たくさん余っている・在庫が豊富」
「残りわずか」の反対語は、「たくさん余っている・在庫が豊富」になります。
「たくさん余っている」の言葉は「残っている物の数量がとても多いこと」を意味していて、「在庫が豊富」は「まだ売っていない在庫がたくさんあること」を意味しています。
残っている物が非常に少ないを意味する「残りわずか」と反対の意味を持つ反対語(対義語)として、「たくさん余っている・在庫が豊富」を指摘することができます。
「残りわずか」の英語と解釈
「残りわずか」という言葉は、“only a few left”(残っている少しのもの)や“only remaining”(残っているわずかなもの)、“with little left”(残された少しばかりのもの)などの英語で言い表すことができます。
- “There are only a few items left in stock.”
- “There are only 1month left this year.”
“There are only a few items left in stock.”
「残りわずか」の言葉を使ったこの英語の例文は、「在庫品(商品)は、残りわずかです」ということを意味しています。
“There are only 1month left this year.”
「残りわずか」の言葉を使ったこの英語の例文は、「今年も、残りわずか1ヶ月です」ということを意味しています。
「残りわずか」という言葉について徹底的に解説しましたが、残りわずかには「残っているものがほとんどないこと・後少しで全部無くなってしまうこと」などの意味があります。
「残りわずか」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「残りはほんの少し・もう少しで全部無くなる」「在庫がない・間もなく売り切れ」「時間が少ない・秒読み」などがあります。
「残りわずか」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。