「時間が押す」とは?意味や使い方!逆の言葉やビジネスメールでの使え方!
「時間が押す」という言い回しを聞いたことがあるでしょうか。
これは業界用語とも言われているため、日常生活で使う事はあまりないかもしれません。
それならば、「時間が押す」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「時間が押す」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「時間が押す」とは?意味
- 「時間が押す」の表現の使い方
- 「時間が押す」の逆や反対
- 「時間が押す」の英語と解釈
- 「時間が押す」を使った例文と意味を解釈
「時間が押す」とは?意味
「時間が押す」という言い回しは当初の予定時刻より開始が遅れるという意味になり、イベントで多く使われる表現です。
例えば、「5分ほど押しているため、出番は10時ごろになります」などと使われる言い回しになります。
コンサートやリハーサルなどは常に時間が重視され、時間通りに事を進めていかなければいけません。
しかし、よく様々な事情で時間が遅れてしまう、開始時間が遅れてしまう、ということがありますよね。
そのような場合に「時間が押す」という表現を使うのです。
「時間が押す」の表現の使い方
「時間が押す」という表現は予定していた時間より遅れてしまう、という意味になり、ビジネスにおいても使われる言葉です。
例えば会議の時間が押している、打ち合わせの時間が押しているでもなどといった言い回しが利用され、時間が押している場合は遅れた状態で物事を始めるかどうか、誰にも迷惑がかかっていないかどうか、などということをきちんと把握しておかなければいけません。
ビジネスにおいては時間通りに行動するということが大切ですので、時間が押している場合はきちんと対応していかなければいけないのです。
- 「時間が押す」のビジネスメールでの使え方
「時間が押す」のビジネスメールでの使え方
「時間が押す」という表現をビジネスメールで使う場合は、「時間が押しております」「時間が押しています」という表現で良いでしょう。
また、メールによっては「時間が押した場合は」などのように、万が一、開始時間が遅れた場合はどうするのか、事前に考えておく必要があるかもしれません。
「時間が押す」の逆や反対
「時間が押す」というのは予定の時間よりも遅れているという意味になりますが、その対義語の場合は時間に余裕がある、という表現になります。
開始時間までに余裕がある、充分時間がある、といった言い回しが反対の表現になります。
しかし、場合によっては終わる時間が予定よりも遅くなってしまうという事もあるかもしれません。
その場合は尺が足りないといった言い回しを使います。
どちらも対義語として適切だと言えるでしょう。
「時間が押す」の英語と解釈
「時間が押す」という表現を英語にすると、“Behind the scheduled time”という言い回しが可能です。
“behind schedule”もう良いでしょう。
例えば、「コンサートの開始時間が押しています」ということであれば、“we are behind schedule for the concert.”と表現できます。
「時間が押す」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「時間が押す」を使った例文1
- 「時間が押す」を使った例文2
「時間が押す」を使った例文1
「時間が押しているので早く席について下さい」
会議等の場合、予定時刻が迫っているにもかかわらず誰も席に座らずに喋っていたら、なかなか会議が始められないですよね。
そのため、「予定時刻が迫っているから」「時間が押しているから」という理由で早く座るように、参加者に促さなければいけないこともあるのではないでしょうか。
「時間が押す」を使った例文2
「部長は時間が押していても全然気にしないから困ったもんだ」
時間が押している場合、それに問題意識があれば良いのですが、問題意識が持てない人の場合はそのまま時間が過ぎてしまい、厄介な結果になってしまうことがあります。
特に上司が時間に融通だったり、時間が押していてもあまり気にしない人だったりするとなかなか大変ですよね。
時間が押す、という言い回しは特にビジネスで使われる表現です。
とは言え、日常生活でも使える表現ですから、ぜひ覚えておきたいものです。