「わからない」とは?意味や使い方!「わからない」と「わかんない」表現の違い!
日本語には本来の適切な言葉が存在し、そこから使われていくうちに口語として変化し得ている言葉も多く存在します。
様々な言葉がある中で特に使う機会の多い言葉の筆頭に「わからない」という言葉が存在します。
何気なく使う言葉のため正しく使いこなすことが求められます。
目次
- 「わからない」とは?意味
- 「わからない」の表現の使い方
- 「わからない」を使った例文や解釈
- 「わからない」の敬語での使い方
- 「わからない」の英語と解釈
「わからない」とは?意味
「わからない」という言葉はその対象に対して認識をしていないという意味になります。
対象は仕事・話・芸能・方法など非常に幅広く、適応の幅も広いです。
そもそも知らない場合・覚えていない場合・理解していない場合・把握していない場合など様々です。
それらを全て「わからない」で表現することが出来るため、何に対してどのように「わからない」かをしっかりと理解しておくことが求められます。
「わからない」の表現の使い方
「わからない」という言葉の使い方として相手に対しての返答に使われます。
その際対象に関わらず、否定の意味合いを含めて用いられます。
しかし「わからない」という言葉一つでは何をどのように「わからない」かが曖昧なため、中途半端な返答になります。
そのことからも使う際には「わからない」理由を合わせて伝える方が良いとされます。
- 「わからない」と「わかんない」表現の違い
「わからない」と「わかんない」表現の違い
「わからない」という言葉は広く知られている言葉ですが、最近では「わかんない」と表現・活用されることも多いです。
「わかんない」という言葉の意味としては「わからない」と全く同じとされています。
しかし使い方としてはより若者言葉・口語とされています。
そのためビジネスシーンで用いられる事は少なく、多くは日常会話・プライベートといったフランクな会話の中で用いられます。
「わからない」を使った例文や解釈
「わからない」という言葉は相手に対して否定の意味を持つ言葉です。
そのため使い方を誤ると強調した伝わり方になり誤解を生みかねません。
それを避ける上でもどのような使い方が適切か、例を紹介していきます。
- 「わからない」を使った例文1
- 「わからない」を使った例文2
「わからない」を使った例文1
「友人に『テスト勉強をどうすれば効率的にできるかわからない』と相談された」
この場合、友人との会話の中で用いられています。
「わからない」対象としては効率的な勉強の方法としており、その対策やアドバイスをうかがっています。
「わからない」を使った例文2
「男友達に『恋愛するといつも女心がわからないから苦労している。
なかなか恋愛がうまくいかない』と相談した」
この場合、話し手の男性の悩み・苦労の一つに女心が理解できないことを「わからない」と表現しています。
また女心という曖昧なものに対してどうすればいいかを相談しています。
「わからない」の敬語での使い方
「わからない」という言葉はビジネスシーンや公的な場でも用いることが出来る言葉です。
しかしより形式的な表現が求められる場面もあります。
その場合、「存じ上げません」と表現されます。
これは「知る」という言葉の敬語である「存じあげる」の否定形の表現となり「わからない」の敬語表現とされています。
「わからない」の英語と解釈
「わからない」という言葉は解釈によって様々な英語表現がされますが、スタンダードな表現ではどのようなものがあるか紹介します。
“I don’t know”
「I」は自身を表しますが、ここでの「know」は知る・わかるという意味を持ちます。
それを「don’t」で否定するため「わからない」と表現されます。
「わからない」という言葉は非常に日常的に用いられる言葉とされています。
また場面によって解釈も変化していくため、使う上でもしっかりと前後の文章から意味合いを理解したうえで用いる必要があります。
また口語・敬語と場面によって使い分けも求められるため、注意が必要となります。