「ぽやしみ」とは?意味や元ネタ!
ネット上では普通に読んでも理解できない言葉を見かけることがあります。
「ぽやしみ」の意味と「ぽきた」との関連について紹介します。
目次
- 「ぽやしみ」とは?意味
- 「ぽやしみ」の元ネタ・打ち間違い?
- 「ぽやしみ」の表現の使い方・リアルで使うときの注意点
- 「ぽきた」の意味とは?
「ぽやしみ」とは?意味
「ぽやしみ」とは、「おやすみ」のことです。
ネットスラングで自分が寝る時に挨拶として使われています。
ネットで長時間SNSやゲームをしていると、眠くなった時に急にオフラインになるのは悪いかなと思うこともあります。
不特定多数の人に対してですが、「これから眠るのでオフラインになります」という意味で「おやすみ」と言うところを、親しみを込めて崩した表現を使っているのです。
「ぽやしみ」の元ネタ・打ち間違い?
「ぽやしみ」の元ネタは特になく、単なるタイプミスと言われています。
コメントで「おやすみ」と入力しようとしたところ、ローマ字変換で「P」が入ってしまったのです。
キーボード上では「O」と「P」は隣同士にあり、打ち間違いし易い文字です。
現在では若い人はスマホを使う時に「フリック入力」を使っています。
これは元々かな変換で、タッチパネルを上下左右に動かして文字を打つという方法です。
このやり方だと「ぽやしみ」にはならない筈ですが、最初に打ち間違いをした人はキーボードでタイプしていたのでしょう。
言葉の頭に「P」がつくだけで何となくひょうきんな響きになります。
「ぽやすみ」が更に崩れて「ぽやしみ」になったものと思われます。
「ぽやしみ」の表現の使い方・リアルで使うときの注意点
「ぽやしみ」の使い方は、「おやすみ」と全く同じ様にネット上の人に寝る前に挨拶をする時に使います。
一般的には「練をしまつ。
ぽやしみ〜」と定型文で使われることが多くなります。
「練をしまつ」は「眠りをします=寝ます」という意味です。
かなり難解なメッセージなので、ごく親しい友人に対して使う様にしましょう。
「ぽきた」の意味とは?
「ぽきた」の意味は「起きた」です。
こちらは「ぽやしみ」に対する言葉で「起きた」の前に「P」を付けて変換したものです。
「ぽきた」「練をしまつ。
ぽやしみ〜」などは「オタク構文」と言われ、その難解さが返って人気となり、定型文として拡散されました。
2016年には京都大学の学祭のテーマとして「ぽきた」「ぽやしみ」が使われている「オタク構文」の変化形が使われて話題になりました。
「ぽやしみ」は「おやすみ」の意味で、普通に就寝の挨拶として使えます。
「オタク構文」として使われている文章ですので、ネットでの知り合いに送る様にした方が良いでしょう。