「わかりみしかない」とは?若者言葉なので注意が必要?軽い表現になる?など詳しく解説!
若者の間で使われる言葉には、特に語源などはなく、語呂だけで作られたものも多いです。
そのような言葉の応用となると、元の意味が分かっていないと何のことだか分からないでしょう。
目次
- 「わかりみしかない」とは?
- 「わかりみしかない」の表現の使い方と使うときの注意点
- ハッシュタグ「#わかりみしかない」の使い方
「わかりみしかない」とは?
この「わかりみしかない」は、正にその語呂だけで作られた言葉の応用です。
この表現を正しく理解するには、まずは「わかりみ」の意味から覚えないといけません。
その「わかりみ」とは、「分かる」という意味で使われる若者言葉で、「それ分かるー」と表記する代わりに「それわかりみー」と使われると考えてください。
つまり、「わかりみしかない」は、「分かるしかない」という意味になります。
- 「わかりみしかない」を詳しく解釈
「わかりみしかない」を詳しく解釈
「分かるしかない」では、日本語として少々おかしくなってしまうので、これを正しく表現すると、「それ以外にない」、「疑問の余地がない」という解釈になります。
そのような表現をしたい時に使うのが、「わかりみしかない」という言葉です。
実際の使われ方は、「それについてはわかりみしかない」、「どう見てもわかりみしかない」などという形になり、それぞれ「それについては疑問の余地がない」、「どう見てもそれ以外にない」という意味だと理解していいでしょう。
「わかりみしかない」の表現の使い方と使うときの注意点
この言葉を使うには、何より相手に意味がきちんと通じることが求められます。
よって、SNSなどを日常的に使っているネット世代の若者でないと、何のことだか分かってもらえない可能性があるので注意が必要です。
「○○は△△だと思った」といった形の発言に対し、「わかりみしかない」と返すと、「それしかない(○○が△△だと強く肯定している)」という意味になりますが、くだけた感が否めない為、きちんと肯定してくれているのか分からない(ふざけて言っている)と思われてしまう場合があるので気を付けてください。
ハッシュタグ「#わかりみしかない」の使い方
ツイッターで、「どう考えてもそれしかない(他には考えられない)」という発言に対して、ハッシュタグで「#わかりみしかない」と付いていることがあります。
例えば、「起きたら寒いのでエアコンを点けようと思ったが、そのリモコンが布団からはるか遠くにあった。
これでは起きることができない」といった面白おかしい発言に対して、リツイートと共に「#わかりみしかない」と付けるといった具合です。
発言者が自ら付けることもありますが、基本的には面白く、その通りだと思った発言に対し、リツイート者が付けるタグだと考えておいていいでしょう。
「わかりみしかない」は、「疑問の余地がない」と置き換えることができる言葉ですが、見た目からいかにも軽い表現なので、使う相手と場面には注意してください。
何より、決して誰にでも通じる言葉ではないという点を忘れてはいけません。