「大船に乗ったつもりで」とは?意味!使い方や例文!類語や言い換え
「大船に乗ったつもりで」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
なかなか日常的に使われる表現ではありませんね。
それならば、この表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは、「大船に乗ったつもりで」という表現について紹介します。
目次
- 「大船に乗ったつもりで」とは?意味
- 「大船に乗ったつもりで」の表現の使い方
- 「大船に乗ったつもりで」を使った例文や解釈
- 「大船に乗ったつもりで」の類語や言い換え
「大船に乗ったつもりで」とは?意味
「大船に乗ったつもりで」というのは頼りになるものを見つけて安心した状態で、または特に心配事がない気持ちで、という表現になります。
例えば、人間には誰にも不安があるものですが、例えば何かしら悩み事がある時など、誰かが相談に乗ってくれたり、誰かが助けてくれたりしたとき、それだけで安心できるということもあるのではないでしょうか。
例えば、試験がある、それなのに勉強の仕方がわからない、試験に落ちるかもしれない、などと思っている時に誰かが「それなら毎日勉強を教えてあげるよ」と言ってくれたら、安心できますよね。
そのような時に「大船に乗ったつもりでいられる」などと表現できます。
「大船に乗ったつもりで」の表現の使い方
「大船に乗ったつもりで」、というのは相手を信用して安心する、という意味があります。
大きな船は転覆する心配がないですよね。
そのため、大きな船に乗っていれば安心、ということでこの表現ができあがったのです。
例えば、「あの人が引き受けてくれるならば大船に乗ったつもりでいられる」「目覚まし時計を5つ用意したから大船に乗ったつもりで寝られる」などと表現できます。
「大船に乗ったつもりで」を使った例文や解釈
ここでは「大船に乗ったつもりで」、という表現を使った例文を紹介します。
- 「大船に乗ったつもりで」を使った例文1
- 「大船に乗ったつもりで」を使った例文2
「大船に乗ったつもりで」を使った例文1
「子供さんの事は安心して、大船に乗ったつもりでいて下さい」
子供が塾に入った場合、あるいは学校に行き始めた時など、教師や講師からこのように言われることもあるかもしれません。
子供に何かしら心配があり、教師にその話を伝えたところ、教師が笑顔で「大丈夫ですよ」「大船に乗ったつもりでいて下さい」などと言ってくれたら安心できますよね。
子供の成績が伸びず、塾に行くことを検討し始めた時、塾の講師が「大船に乗ったつもりで安心してください」などと言ってくれたら、保護者としても任せておけると感じられるのではないでしょうか。
「大船に乗ったつもりで」を使った例文2
「その日は私が送り迎えをしてあげるから、大船に乗ったつもりで楽しんできて」
どこかに行く時など、どうしても駅まで送り迎えが必要である、などということもあるのではないでしょうか。
自分で何とかできない場合はどうしても他の人の助けが必要ですが、そんな時に誰かが助けてくれるとなれば安心です。
何も気にすることなく、その日を楽しみに待ちたいものです。
「大船に乗ったつもりで」の類語や言い換え
ここでは「大船に乗ったつもりで」という表現の類義語を紹介します。
- 「大船に乗ったよう」
- 「頼りになる」
「大船に乗ったよう」
これは、信頼できる人に任せて安心する、という意味になります。
「大船に乗ったつもりで」という言い回しとよく似た表現です。
「頼りになる」
頼りになる、というのはその人や物事が心強くて安心できる、確実性が高くて信用しても良いと思われる、信用するに値する、という意味になります。
例えば、何か相談をする時は誰にでも相談できるというわけでは無いですよね。
自分の周りにいる頼りになる人を見つけ、その人に話を聞かなければいけません。
恋愛などにおいても、頼りになる男性は女性から人気があると考えられています。
安心していられる、心配する必要がない、任せておける、などという人は人間としても信頼されます。
「大船に乗ったつもりで」という表現はなかなか使わないかもしれませんが、このような感覚は誰もが日常的に味わうものなのではないでしょうか。
任せきりはいけませんが、適度に助けを得ながら生活していきたいものです。