「師と仰ぐ」とは?意味!使い方や例文!類語や言い換え
「師」は「芸・武道・各種奥義などを教授する人」のことを意味しています。
「師」は「僧侶・神父・牧師など聖職者を敬っていう言葉」という意味もありますが、「師と仰ぐ」では一般的に「師匠・先生」を指示します。
「師と仰ぐ」とは、「師匠(先生)として尊敬すること」です。
「師と仰ぐ」の「意味・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「師と仰ぐ」とは?意味
- 「師と仰ぐ」の表現の使い方
- 「師と仰ぐ」を使った例文や解釈
- 「師と仰ぐ」の類語や言い換え
「師と仰ぐ」とは?意味
「師と仰ぐ(しとあおぐ)」という言葉は、「師匠として尊敬すること・先生として敬うこと」を意味しています。
「師と仰ぐ」の言葉における「師」というのは、「師匠・先生=学問・技」
「仰ぐ」という言葉の意味は、「上を見ること・見上げること」の意味が転じて、「尊敬すること・敬うこと」や「目上の人からの教え・援助を請うこと」を意味するようになりました。
「師と仰ぐ」の表現の使い方
「師と仰ぐ」の表現の使い方は、「今までの人生の学生生活・職業活動・人間関係の中で、自分が師匠(先生)として尊敬できる相手」に対して使うという使い方になります。
「学問や技芸を教えてもらって尊敬している師匠(恩師)・先生」に対して、「師と仰ぐ」という言葉を使うことができます。
例えば、「高校時代に師と仰いでいた先生が逝去されたとの連絡を受けて悲しみに打ちひしがれた」や「師と仰げるような素晴らしい人物と出会えることは、人生における大きな幸せです」などの文章で、この言葉を正しく使用することができます。
「師と仰ぐ」を使った例文や解釈
「師と仰ぐ」を使った例文を紹介して、意味を解釈していきます。
- 「師と仰ぐ」を使った例文1
- 「師と仰ぐ」を使った例文2
「師と仰ぐ」を使った例文1
「今までの学生生活において、師と仰ぐことができたのはその老教授だけでした」
この「師と仰ぐ」を使った例文は、「今までの学生生活において、本心から師匠(先生)として尊敬することができたのは、その老教授だけであった」ということを意味しています。
「師と仰ぐ」を使った例文2
「師と仰いでいた先生が、パワハラの不祥事で逮捕されたというニュースに強い衝撃を受けて落ち込みました」
この「師と仰ぐ」を使った例文は、「師匠として敬っていた先生が、パワハラの不祥事で逮捕されたというニュースに強い衝撃を受けて落ち込んだ」ということを意味しています。
「師と仰ぐ」の類語や言い換え
「師と仰ぐ」の類語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「師匠として尊敬する・先生として敬う」
- 「師匠として敬服する・先生に私淑する」
「師匠として尊敬する・先生として敬う」
「師と仰ぐ」の類語・言い換えとして、「師匠として尊敬する・先生として敬う」があります。
「師と仰ぐ」という言葉は、「師匠(先生)として敬うこと、尊敬すること」を意味しています。
その意味合いから、「師と仰ぐ」の言葉は「師匠として尊敬する・先生として敬う」という言葉に、そのまま言い換えることができるのです。
「師匠として敬服する・先生に私淑する」
「師と仰ぐ」の類語・言い換えとして、「師匠として敬服する・先生に私淑する(ししゅくする)」があります。
「師匠として敬服する」の言葉の意味は、「師匠として敬ってその指示に従うこと・師匠に感嘆して尊敬すること」になります。
「先生に私淑する」というのは、「直接に教えを受けたわけではないが、個人的に先生に思い入れがあって尊敬して従っていること」を意味しています。
先生として尊敬するを意味する「師と仰ぐ」と似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「師匠として敬服する・先生に私淑する」が上げられます。
「師と仰ぐ」という言葉について徹底的に解説しましたが、「師と仰ぐ」には「師匠(先生)として尊敬すること」などの意味があります。
「師と仰ぐ」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「師匠として尊敬する・先生として敬う」「師匠として敬服する・先生に私淑する」などがあります。
「師と仰ぐ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。