「おやすみなさいませ」とは?意味!使い方や例文!ビジネス敬語での言い換え
「おやすみなさいませ」とは、「就寝前の一般的なあいさつの言葉」です。
「おやすみなさいませ」の「意味・使い方・上司に使うべきでない理由・例文と解釈・ビジネス敬語やメールでの言い換え」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「おやすみなさいませ」とは?意味
- 「おやすみなさいませ」の表現の使い方・上司には送らないほうがいい
- 「おやすみなさいませ」を使った例文や解釈
- 「おやすみなさいませ」のビジネス敬語やメールでの言い換えや使い方
「おやすみなさいませ」とは?意味
「おやすみなさいませ」という言葉は、「就寝前(眠る前)にお互いに言い合う一般的なあいさつの言葉」です。
実際に就寝する前(眠る前)でなくても、夜の遅い時間などに友人知人と分かれる時にも、「お気をつけてお帰りください。
それでは、おやすみなさいませ」といったあいさつを形式的にすることがあります。
夜の遅い時間に電話をした時などにも、電話を切る前に「おやすみなさいませ」とあいさつをすることは多くあります。
「おやすみなさいませ」の表現の使い方・上司には送らないほうがいい
「おやすみなさいませ」の表現は、「就寝前(眠る前)のあいさつ」や「夜の遅い時間に分かれる時・電話を切る時のあいさつ」として使うという使い方になります。
一般的に、家族や友人知人などに幅広く使うことのできる「夜(就寝前)のあいさつ」なのですが、「おやすみなさいませ」は丁寧な語感であっても敬語(尊敬語・謙譲語)ではありません。
そのため、上司には送らない(使わない)ほうがいいでしょう。
「おやすみなさいませ」というのは、「お(丁寧)+やすみ(眠る・休養する)+なさいませ(そうなされて下さい)」で構成された言葉で、「やすみなさいという命令形の語感」もありますので、基本的に上司には送らない方が無難でしょう。
ただし、「おやすみなさい」よりは「おやすみなさいませ」の方が丁寧な語感が強くなっていますので、「課長、今日はお疲れ様でした。
ゆっくりとおやすみなさいませ(おやすみになられて下さい)」といったメール文面は特別に失礼な表現であるとまでは言えません。
「おやすみなさいませ」を使った例文や解釈
「おやすみなさいませ」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「おやすみなさいませ」を使った例文1
「おやすみなさいませ」を使った例文1
「おやすみなさいませご主人様」
「おやすみなさいませご主人様」という例文は、メイド喫茶やメイドのコスプレなどの「定番的な夜(就寝前)のあいさつ」としての意味を持っています。
可愛らしいメイドのコスプレをした女性が、「おやすみなさいませご主人様」と就寝前のあいさつを笑顔ですることで、メイドファンの人や美少女キャラ(メイドキャラ)が好きなオタクの人は「萌える(心がときめいて興奮する)」ことになるのです。
「おやすみなさいませ」のビジネス敬語やメールでの言い換えや使い方
「おやすみなさいませ」のビジネス敬語やメールでの言い換え、その使い方について、分かりやすく説明します。
- 「ゆっくりとお休みになってください」
- 「それでは、失礼いたします」
「ゆっくりとお休みになってください」
「おやすみなさいませ」のビジネス敬語の表現では、「ゆっくりとお休みになってください」を文末に使うと良いでしょう。
「おやすみなさいませ・おやすみなさい」だと命令形の語感が強く感じられたり、距離感が近すぎると感じられたりすることもあるので、「今日はお疲れ様でございました。
ゆっくりとお休みになってください」といったビジネス敬語を使うことで、自然なニュアンスで夜(就寝前)のあいさつができます。
「それでは、失礼いたします」
「おやすみなさいませ」という言葉をビジネスメールで使ってしまうと、「夜・就寝前の時間帯のニュアンス(お互いの距離感がプライベートにまで入り込んでいて近すぎるニュアンス)」が出てしまうので、きちんとしたビジネス上の人間関係で線引きしたい時には、敢えて「おやすみなさいませ(おやすみなさい)」というプライベート感もあるあいさつの言葉は使わない方がいいでしょう。
その場合、メールの文章の最後は、「本日は大変お世話になりました。お疲れのことと存じますので、ゆっくりとお体をおやすめになられて下さい。それでは、失礼いたします」といった形にすることができます。
「おやすみなさいませ」という言葉について徹底的に解説しましたが、「おやすみなさいませ」には「おやすみ(お眠り)になられて下さいという就寝前(眠る前)のあいさつ」の意味があります。
「おやすみなさいませ」の就寝前のあいさつは、家族・友人知人などに幅広く使えますが、敬語ではなく命令形の丁寧な言い方なので、上司には使わない方がいいでしょう。
「おやすみなさいませ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。