「読みふける」とは?意味!使い方や例文
「読みふける」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
最近はスマホが普及したことにより、本を読むという習慣さえなくなってしまったという人もいるかもしれません。
それならば、「読みふける」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは、「読みふける」という言葉について紹介します。
目次
- 「読みふける」とは?意味
- 「読みふける」の表現の使い方
- 「読みふける」を使った例文
- 「読みふける」の類語や言い換え
「読みふける」とは?意味
読みかける、というのは夢中になって読む、耽読する、という意味になります。
図書館などで面白い本を見つけた時、時間も考えずに読みふけってしまった、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
また、小説でなければいけないと言うわけではありません。
そのため、もしかしたら漫画を読みふけった経験があるという人もいるかもしれませんね。
平安時代、菅原孝標女が更級日記を書き上げましたが、彼女は源氏物語を手に入れ、ずっと読みふけっていたとも言われています。
そのようなところから更級日記という名作が生まれたのかもしれません。
「読みふける」の表現の使い方
「読みふける」という表現は小説だけではなく、漫画に対しても使えますし、最近では電子書籍などにおいても使われるようになりました。
確かに電子書籍は紙媒体ではありませんが、それでも活字を読むということに変わりはありません。
または、雑誌や新聞を「読みふける」こともあるかもしれませんね。
電子書籍が一般的になった今でも週刊誌や月刊誌、そして新聞紙などにはそれなりに高い人気があります。
それらを読み始めると止まらない、つい毎週、毎月購入してしまうという人もいるのではないでしょうか。
「読みふける」を使った例文
ここでは「読みふける」という表現を使った例文を紹介します。
- 「読みふける」を使った例文1
- 「読みふける」を使った例文2
「読みふける」を使った例文1
「夏休み中、息子はずっと漫画を読みふけっていた」
夏休みは親にとってはなかなか大変な時期です。
子供がしっかりと宿題をするように指導しなければいけませんし、生活リズムが崩れないように気をつけていかなければいけません。
また、親が仕事をしている間は子供が1人にならないように工夫をしなければいけませんし、留守番をしているときに漫画を読みふけっていることなどがないように、気をつけなければいけないという人もいるのではないでしょうか。
小学生くらいの男の子だととにかく漫画やアニメにはまることがありますので、ずっと漫画を読みふけっている、などということもあるかもしれないですね。
「読みふける」を使った例文2
「面白い小説を見つけて、電車の中でつい読みふけってしまった」
図書館などで新しい小説などを借りたとしても、読み始めたらつい面白くて読みふけってしまい、帰りの電車の中で最後まで読みきってしまった、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
週末のために本を借りる、今度の休暇のために本を借りる、などという目的を持って図書館に行ったとしても、つい楽しい小説を見つけると読みふけってしまい、その週末や休暇の前には全て読み終わってしまった、などということもあるかもしれないですね。
「読みふける」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「耽読する」
- 「夢中になって読む」
「耽読する」
耽読する、という表現には「読みふける」こと、夢中になって読むこと、という意味があります。
例えば夜中まで小説を読みふけってしまった場合など耽読するという表現が使えますし、周りからの物音が気にならないほど夢中になっている状態などでもこの表現が使えます。
「夢中になって読む」
夢中になって読む、という表現にも「本を読む、読みふける」などという意味があります。
夢中になる、という表現には魅力に惹きつけられる、魅了される、という意味がありますが、この場合は読書に惹きつけられている、魅了される、という意味になります。
最近ではなかなか本を読まなくなってしまったという人もいるかもしれません。
電子書籍でも良いですから、ぜひ何か本を手に取ってみましょう。
読みふけってみたいと思えるようなストーリーが見つかるかもしれないですよ。