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「込み入った話」とは?使い方や例文!

「込み入った話」という言葉の意味や使い方を紹介します。

また「込み入った話」という言葉の具体例を紹介して行きます。

さらに「込み入った話」を使った言葉などを紹介して行きます。

込み入った話

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「込み入った話」とは?使い方や例文!>


目次

  • 「込み入った話」とは?
  • 「込み入った」を使った言葉
  • 「込み入った話」とは?具体例


「込み入った話」とは?

「込み入った話」とは?

みなさんは「込み入った話」という言葉を知っているでしょうか。

身の回りの誰かが、実際に「込み入った話」をしてきた経験があるかもしれません。

一方で、「込み入った話」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。

そこで、「込み入った話」という言葉の読み方や意味を紹介します。

  • 「込み入った話」の意味
  • 「込み入った話」の意味
  • 「込み入った話」の使い方

「込み入った話」の意味

「込み入った話」「こみいったはなし」と読みます。

「こみはいったはなし」と読み間違える可能性があるため、注意しましょう。

これを機会に「込み入った話」「こみいったはなし」と読むようにしましょう。

「込み入った話」の意味

「込み入った話」という言葉には、「物事の様子、または仕組みなどが、すぐに理解できないように複雑に組み合っている話」という意味があります。

「込み入った」のもとの言葉になる、「込み入る」には、「複雑ですぐには理解できないように組み合う」という意味があるためです。

また「話」には、「話題」という意味や「話し合うこと」「相談すること」などの意味があります。

そのため、「込み入った話」には、「すぐには理解できないほど、複雑な話や、複雑に組み合わさった相談など」の意味があります。

「込み入った話」の使い方

次に「込み入った話」という言葉の使い方を見て行きましょう。

ビジネスシーンでは、「これから複雑な話をします」という意味で「込み入った話」という言葉を使うことがあります。

複雑な話は、理解するのが難しいため、事前に複雑な話をすると伝えることで、聞く相手に話に集中してもらえるためです。

事前に「込み入った話だけど…」という事前注意があれば、心構えをして、複雑に組み合った話を理解できるかもしれません。

このように、「込み入った話」という言葉を使う時は、これから複雑に組み合った話をする前に、相手の注意を促す時に使うようにしましょう。



「込み入った」を使った言葉

「込み入った」を使った言葉

続いて「込み入った」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。

「込み入った」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「込み入った場面」【こみいったばめん】
  • 「込み入った事情」【こみいったじじょう】
  • 「込み入った組織」【こみいったそしき】

「込み入った場面」【こみいったばめん】

「込み入った場面」という言葉を使うことがあります。

「込み入った場面」には、「複雑に組み合った状況」「理解するのが難しいくらい複雑な様子」という意味があります。

一つの場面に、様々な登場人物がいて、それぞれが複雑な思いを持っていたり、環境に置かれている時などに、「込み入った場面」という言葉を使います。

演劇の一シーンなどには、いくつものドラマが同時進行的に進んでいる場面があり、このような場面は「込み入った場面」と言われます。

「込み入った事情」【こみいったじじょう】

「込み入った事情」という言葉もあります。

「事情」には、「物事が、ある状態に至るまでの理由や状態」という意味があります。

例えば、「事情を説明する」という時は、その状態にいたるまでの理由や状態を説明することになります。

「込み入った事情」には、「物事がある状態に至るまでの理由や状態が、とても複雑なこと」という意味があります。

例えば浮気を指摘された彼氏がいる時、「込み入った事情があって…」などと説明することがあります。

なぜ浮気をすることになったのか、その理由や状態は、とても複雑だという意味になります。

「込み入った組織」【こみいったそしき】

「込み入った組織」という言葉を使うこともあります。

会社やグループなどは「組織」と呼ばれることがありますが、組織内が複雑で他者が見ても理解できないような時、「込み入った組織」と呼ばれます。

普通の会社は、組織図などを見ると、どのような体制になっているかおおよその察しがつくものですが、まるで理解できないほど複雑な仕組みになっている時、「込み入った組織」と言えるでしょう。

「込み入った話」とは?具体例

「込み入った話」とは?具体例

誰かが「込み入った話」という時、どのような話をすることになるでしょうか。

そこで「込み入った話」の具体例を紹介して行きます。

  • 「男女間の話」【だんじょかんのはなし】
  • 「人事の話」【じんじのはなし】
  • 「プライベートの話」【ぷらいべーとのはなし】

「男女間の話」【だんじょかんのはなし】

誰かが「込み入った話があるんだけど…」などと言う時、「男女間の話」の可能性が高いかもしれません。

しかも、あまりポジティブでない恋愛話が多くなりそうです。

例えば、離婚することになった夫婦の妻が、友達になぜ離婚することになったかを説明する時に、「込み入った話」という言葉を使うかもしれません。

自分が浮気した理由、浮気がなぜばれたか、浮気以外の離婚の理由など、複雑な事情が組み合わさって離婚話が成立するためです。

竹を割ったような性格の女性なら、「私の浮気が原因」の一言で、話を片づけてしまうかもしれませんが、細かな事情まで友達に知ってもらいたいと思うタイプの女性は、「込み入った話」として離婚話をするでしょう。

「人事の話」【じんじのはなし】

ビジネスシーンで「込み入った話」と言えば、「人事の話」かもしれません。

会社内で昇進が決まる時、会社員の実力順なら話が早いですが、それだけではないケースがほとんどです。

社内の派閥の力関係、経営者とのコネクションの強弱などが、人事に強い影響を与えるためです。

すべてを相手に理解させるためには、「込み入った話がある」などと、前もって断ってから聞いてもらう必要があるでしょう。

「プライベートの話」【ぷらいべーとのはなし】

ビジネスシーンで「込み入った話」という前置きをする時、「プライベートの話」というケースもあります。

例えば会社を辞める人が、会社を辞める理由を仕事関係の人に伝える時、結婚や育児など、プライベートに関する話をする必要があるかもしれません。

このような時、「込み入った話で申し訳ありません…」などと前置きをして話すことがあります。

また逆に、プライベートの話を仕事相手の人に聞く時は、「立ち入った話をして申し訳ありません」などと断ることがあります。



icon まとめ

「込み入った話」という言葉について見てきました。

ビジネスシーンなどで、相手が理解できないほど複雑な話をする前に「込み入った話」という表現を使ってみましょう。