「曲がったことが嫌い」とは?意味!使い方や例文
皆さんは「曲がったことが嫌い」ということを言っている人が周りに1人や2人くらいはいらっしゃるのではないでしょうか?
このようなことを言っている人のキャラクターに対してどんな印象が持たれるのか、気になる所です。
今回は、この「曲がったことが嫌い」について考えてみようと思っています。
目次
- 「曲がったことが嫌い」とは?意味
- 「曲がったことが嫌い」の表現の使い方
- 「曲がったことが嫌い」を使った例文や解釈
- 「曲がったことが嫌い」の類語や言い換え
「曲がったことが嫌い」とは?意味
「曲がったことが嫌い」というのは、「曲がったこと」という言葉に、「不正や悪事」という意味合いがあることから、まっすぐな性格をしている人にとって、「不正や悪事を徹底的に嫌う」ということを指しています。
言い換えること、「真っ直ぐな性格」とも言えますが、「ルールに従わないことは嫌いだ」ということです。
「曲がったことが嫌い」の表現の使い方
「曲がったことが嫌い」という言葉を使う機会があるとすると、「ルールに反する」や「他人に迷惑をかける悪行」なども含めて、規則にちょっとでも逸脱してしまうこと全てが嫌いで、無視するどころか、徹底的にそのことに対して追及をしてしまう場合に使われます。
特にそのような性格の人は顕著な行動でしょう。
「曲がったことが嫌い」を使った例文や解釈
では、ここで「曲がったことが嫌い」を使った例文を見ていくことにしましょう。
- 「曲がったことが嫌い」を使った例文1
- 「曲がったことが嫌い」を使った例文2
「曲がったことが嫌い」を使った例文1
「私は曲がったことがとても嫌いで、正義感が強いと思っています」この例文のように「曲がったことが嫌い」な人は、ある意味正義感が強い傾向にあるかもしれません。
しかし、世の中には、間違っていると感じつつも、どうしてもその流れに乗って従わざるをえない時もあるはずです。
その方が周りの理解を得られて、まるく収まることもあるので、ガチガチに正しいことが全てではないかもしれません。
「曲がったことが嫌い」と言っている人でも頭の中では、理解されているのですが、どうしても性格的に我慢することができないのでしょう。
できることなら、心を広く持って、フレキシブルな気持ちを持てればいいのですが。
「曲がったことが嫌い」を使った例文2
「仕事や職場において、良好な人間関係を作りながら、誠実な人達と接することが理想ですが、中には曲がったことが嫌いなとお付き合いすることは大変なことです」職場では円滑で良好な人間関係を作ることが大切ですが、中には「曲がったことが嫌い」な性格の人がいます。
そのような人とも仲良くしていく必要がありますが、どうしてもルールの枠でしか判断できないタイプの人だったなら、付き合うことは苦労してしまいます。
「曲がったことが嫌い」の類語や言い換え
ここで「曲がったことが嫌い」の類義語を見ていくことにしましょう。
- 「生真面目(きまじめ)」
- 「堅物」
「生真面目(きまじめ)」
「生真面目」という言葉が「曲がったことが嫌い」に近い意味がある類義語の1つですが、「非常に真面目な一方で、あまりにも真面目すぎて融通がきかない性格のこと」を指しています。
しかし、「真心のあること」、「誠実であること」というプラス的な意味合いもあり、「生真面目」は「非常に真面目こと」として、いい意味で解釈される方が多いのではないかと思います。
「堅物」
「堅物(かたぶつ)」という言葉もありますが、これも「生真面目過ぎて融通のきかない人」という意味があります。
この言葉は「生真面目」よりもマイナス的なニュアンスがあり、いい意味では使われることがあまりないでしょう。
「曲がったことが嫌い」ということは、決して悪いことではありません。
しかし、あまりにもルールばかりこだわる人は、世の中の流れについて行けず、取り残されてしまうようになります。
ある程度は心にゆとりを持ってもらいたいものです。