「令和ライダー」とは?令和初のライダー「仮面ライダーゼロワン」や設定上令和以降のライダーも合わせて解説
「仮面ライダー」と言えば、昭和の時代から常に子供をとりこにしてきた孤独のヒーローです。
最近ネットでよく見られる「令和ライダー」とは一体何を意味するのか紹介します。
目次
- 「令和ライダー」とは?意味
- 「令和ライダー」について概要
- 設定上での令和以降のライダー
- 令和と平成をまたいで放送された仮面ライダー
- 令和以降に放送されたライダー
「令和ライダー」とは?意味
「令和ライダー」と「昭和ライダー」、「平成ライダー」について紹介します。
- 「令和ライダー」とは
- 「平成ライダー」とは
- 「昭和ライダー」とは
「令和ライダー」とは
「令和ライダー」とは、「令和」の時代に登場する仮面ライダーです。
2019年現在、「仮面ライダージオウ」が放映中ですが、放送開始が平成だったので公式には「令和ライダー」に認定されません。
令和ライダー1号は「仮面ライダーゼロワン/KAMEN RIDER ZERO-ONE」となります。
「平成ライダー」とは
「平成ライダー」とは、2000年に放送開始された「仮面ライダークウガ」から、2018年に放送開始された「仮面ライダージオウ」までになります。
それまで子供の番組だった仮面ライダーですが、イケメンの主人公を起用することで女性ファンを増やすことに成功したシリーズです。
主役の俳優はその後もテレビで活躍しています。
「昭和ライダー」とは
1971年に始まった「仮面ライダー1号」から「仮面ライダーRX」までを「昭和ライダー」と言います。
「仮面ライダーRX」は今回同様昭和から平成にかけて放映されていました。
石ノ森章太郎氏の原作に近く、泥臭い孤高のヒーローで、当時はあまり規制がなかったので派手なバイクのアクションシーンがありました。
平成に制作されたネオライダーとされる「真・仮面ライダー」、「仮面ライダーZO」、「仮面ライダーJ」は「昭和ライダー」にカテゴライズされます。
「令和ライダー」について概要
「令和ライダー」の概要について紹介します。
- 令和になってから初回放映された「仮面ライダー」
- 令和以降の未来からきた「仮面ライダー」
令和になってから初回放映された「仮面ライダー」
現実にテレビで令和になってから初回放映がされた「仮面ライダー」になります。
「仮面ライダージオウ」は平成からになるので「令和ライダー」ではありません。
令和以降の未来からきた「仮面ライダー」
ストーリー設定として令和以降の未来の世界からタイムスリップしてきた、或いは設定が未来の「仮面ライダー」になります。
幾つかの作品で未来からやってきている「仮面ライダー」がいるのです。
設定上での令和以降のライダー
ストーリーの設定上で「令和」以降とされている「仮面ライダー」を紹介します。
- 2019年「仮面ライダーブレン」
- 2022年「仮面ライダーシノビ」
- 2030年「仮面ライダーキバ」
- 2035年「仮面ライダーダークドライブ」
- 2040年「仮面ライダークイズ」
- 2051年「仮面ライダーアクア」
- 2058年「仮面ライダーNEW電王」
- 2068年「仮面ライダーゲイツ」
- 2121年「仮面ライダーキカイ」
2019年「仮面ライダーブレン」
「仮面ライダーブレン」は、「仮面ライダードライブ」のスピンオフとして作られたビデオ作品に登場するヒーローです。
元々は2035年設定と言われていたのですが、2019年4月1日の新元号発表と共に制作発表をしました。
「最後の平成ライダー」かと噂されたのですが、エイプリルフールともある注目されませんでした。
「仮面ライダーブレン」は、ブレン・ロイミュード(演:松島庄汰)が変身します。
2022年「仮面ライダーシノビ」
「仮面ライダーシノビ」は、「仮面ライダージオウ」第17話に登場した「未来ライダー」です。
2022年の新ライダーで、忍者の様な衣装を着て忍法を使って敵を倒します。
手裏剣をアレンジしたアンテナを仮面に装着して、紫色のカラフルなライダーです。
ジオウスピンオフとして、「RIDER TIME 仮面ライダーシノビ」は「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」にて3話放送されています。
「仮面ライダーシノビ」は、神蔵蓮太郎(演:多和田 任益)が変身します。
多和田 任益氏はスーパー戦隊シリーズ第39作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のキンジ・タキガワ(スターニンジャー)にも出演しており、ライダーと戦隊を演じた役者でもあります。
2022年は「仮面ライダーシノビ」実際に放送されず、「仮面ライダーリバイス」が放送されました。
2030年「仮面ライダーキバ」
2009年に放映された「仮面ライダーキバ」の最終回で、主人公「紅渡」を受け継ぐ者として2030年からやってきた息子、「紅正夫」という設定です。
父の能力により時空の扉を開いて2009年の現代にタイムスリップしてきた「未来ライダー」です。
少し甘えた面を持ちますが、将来性の大きいヒーローです。
「仮面ライダーキバ」は、紅正夫(演:武田 航平)が変身します。
武田 航平氏は「仮面ライダーキバ」の「紅渡」の父の「紅音也」、「仮面ライダービルド」の猿渡一海(仮面ライダーグリス)でも出演しており、平成ライダーとしてイクサ、ダークキバ、キバ、グリスの4ライダーに変身した最多記録を保持しています。
2035年「仮面ライダーダークドライブ」
劇場版映画「仮面ライダードライブ・サプライズ・フューチャー」に登場する「劇場版限定ライダー」です。
設定は2035年(令和17年)の未来から2015年にタイムスリップしてきた「未来ライダー」です。
味方かと思いきや「ダーク」な面を持ち合わせ、悪のヒーローとして主人公と攻防する時もあります。
「ドライブ」ならではの車を持っていて「ネクストライドロン」という高級車です。
「仮面ライダーダークドライブ」は、ロイミュード108(演:真剣佑)が変身します。
2040年「仮面ライダークイズ」
「仮面ライダージオウ」の第19話に登場する、2040年の「未来ライダー」です。
「クイズ」という名前だけあり、仮面に「?マーク」が付いているなど非常にユニークです。
「仮面ライダークイズ」は、堂安主水(演:鈴木勝大)が変身します。
鈴木勝大はスーパー戦隊シリーズ第36作「特命戦隊ゴーバスターズ」の桜田 ヒロム(レッドバスター)にも出演しており、ライダーと戦隊を演じた役者でもあります。
変身ベルトのクイズドライバーのCVは小室哲哉氏の元妻である「吉田麻実」が演じています。
2051年「仮面ライダーアクア」
2051年(令和33年)「仮面ライダーOOO」の劇場版「MOVIE大戦MEGAMAX」に登場する、2051年の「未来ライダー」です。
「40年後の未来に生きる1号ライダー」とのコンセプトですが、令和33年ですのでギリギリの「令和ライダー」と言えます。
「アクア」とあるだけに水が得意で、水中での戦いに優れているという珍しい仕様ですが、特に武器などはなく正統派の格闘技系ライダーです。
「仮面ライダーアクア」は、湊ミハル(演:荒井敦史)が変身します。
仮面ライダージオウ44話「アナザーワールド前編」にて2050年からゲイツとツクヨミを連れ戻しに登場します。
2058年「仮面ライダーNEW電王」
「仮面ライダー電王」に登場する「未来ライダー」ですが、年号は確かではなく2058年頃とされています。
元々「仮面ライダー電王」と呼ばれていましたが、紛らわしいのか「NEW電王」になりました。
「仮面ライダーNEW電王」は、「仮面ライダー電王」良太郎の孫の野上幸太郎(演:桜田通)が変身します。
2068年「仮面ライダーゲイツ」
「仮面ライダージオウ」に登場する2068年から来た「未来ライダー」です。
変身元は未来人「明光院ゲイツ」(演:押田岳)で、18歳のレジスタンスです。
仮面ライダーゲイツは強化形態のフォームとして、ゲイツリバイブ剛烈、ゲイツリバイブ疾風にフォームチェンジが可能です。
また、仮面ライダージオウの強化形態「ジオウトリニティ」の右肩のパーツとして装着されます。
2121年「仮面ライダーキカイ」
こちらも「仮面ライダージオウ」第23話に登場する2121年から来た「未来ライダー」です。
ジオウである「常磐ソウゴ(ときわそうご)」の夢の中で戦う存在です。
「キカイ」の名にふさわしく強大な破壊力と精密性を持っています。
機械生命体の「ヒューマノイズ」と戦い、子供達を守ります。
但し2121年だと今から100年以上も未来の話なので、「令和ライダー」にはならない可能性があります。
「仮面ライダーキカイ」は、真紀那レント(演:入江甚儀)が変身します。
入江甚儀氏はリブート版「キカイダー」のジロー(キカイダー)も演じており、ジロー同様にロボットキャラクターを演じています。
令和と平成をまたいで放送された仮面ライダー
令和と平成にかけて放映された「仮面ライダー」について紹介します。
- 「仮面ライダーブレン」
- 「仮面ライダージオウ」
「仮面ライダーブレン」
2014年〜2015年に、「仮面ライダードライブ」の本編で描かれなかったエピソードで作られたスピノンオフである「ドライブサーガ・仮面ライダーブレン」が配信されました。
その新作スピンオフの制作発表が2019年4月1日に行われました。
映画は全2話で、第1話は平成最後の4月28日、第2話は5月5日に配信されました。
これにより「仮面ライダーブレン」は平成と令和をまたいで放送された「平成最後の仮面ライダー」になったのです。
尚、「仮面ライダードライブ」の公式ツイッターでは4月1日に「2035年リリース」と発表され、「エイプリルフールネタ」として注目されました。
「仮面ライダージオウ」
現在テレビ朝日系列で放送されています。
平成と令和をまたいで放映されていることから、テレビ版「平成最後の仮面ライダー」となります。
「仮面ライダージオウ」は「常磐ソウゴ」(演:奥野壮)が変身します。
令和以降に放送されたライダー
令和以降に放送される「仮面ライダー」については以下の通りです。
- 「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」
- 「仮面ライダーゼロワン/KAMEN RIDER ZERO-ONE」
- 「仮面ライダーセイバー」
- 「仮面ライダーリバイス」
- 「仮面ライダーギーツ」
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」
令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン/KAMEN RIDER ZERO-ONE」が、令和ライダー1号となります。
ゼロワンといえば、同じ石ノ森章太郎原作の赤と青のキカイダーゼロワンですが、仮面ライダーゼロワンは基本カラーが黒地に黄色です。
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」ではDA PUMPのISSAが仮面ライダーバールクスを演じ、この劇場版に先行公開として令和ライダー1号、「仮面ライダーゼロワン」が出演します。
「仮面ライダーゼロワン/KAMEN RIDER ZERO-ONE」
2019年9月01日(日)より放送。
人工知能=AIがテーマで、売れないお笑い芸人アルトこと「飛電或人」が祖父の遺言によりAI企業「飛電インテリジェンス」の社長に就任。
社長のみが使える「飛電ゼロワンドライバー」を使い、「滅亡迅雷.net」により暴走したAIヒューマギアを倒す。
飛電ゼロワンドライバーに「ライジングホッパープログライズキー」をスキャンし「飛電或人」は基本形態「ライジングホッパー」に変身。
フライングファルコンプログライズキーで「フライングファルコン」にフォームチェンジする
ゼロワン(ゼロワンの1号ライダー)は「バッタモチーフ」で、黒地に黄色、「不破諫」が変身する「バルカン」(ゼロワンの2号ライダー)は「狼モチーフ」で、青色と白色の左右非対称のデザイン、「刃唯阿」が変身する(ゼロワンの3号ライダー)「バルキリー」がライダーとして登場します。
放送1話にしてゲストである「なかやまきんに君」演じる「腹筋崩壊太郎」(ヒューマギア)の悲しい結末によりトレンド入りするなど、放送開始から注目される作品です。
「仮面ライダーセイバー」
2020年7月29日に制作発表
2020年9月6日より放送開始
文豪にして剣豪のキャッチフレーズ。
小説家、神山飛羽真を主人公に剣士達の活躍を描く作品。
放送開始直後に主演俳優のタバコを吸う姿や、交際報道がされる。
主人公側のライダーの人数も多く、どちらかと言えばスーパー戦隊シリーズに近い為か往年の仮面ライダーファンには少し人気が無い。
全体的にはファンタジー色が強い。これは新型コロナウイルスによる撮影が困難な為、合成撮影で撮影をする苦肉の策。
「仮面ライダーリバイス」
2021年9月より放送開始
悪魔と契約する仮面ライダー。「仮面ライダーリバイ」と「仮面ライダーバイス」が1人で2人の仮面ライダーになる。
「仮面ライダーギーツ」
2022年9月より放送開始
理想の世界をかなえる権利を目指し、謎の敵「ジャマト」の脅威から街の平和を守るためのサバイバルゲームに参戦する。
「令和ライダー」とは、「令和以降に放映された、或いは設定上令和以降の未来からやってきた仮面ライダー」のことです。
今後どの様な「令和ライダー」が登場するのか、主人公の俳優は誰なのかに注目しましょう。