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新元号「令和」とは?漢字の意味を解釈!「令」「和」

2019年4月1日、午前11時41分頃、菅官房長官により新元号が発表されました。

そこで今回は新元号について解釈していきたいと思います。

令和

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新元号「令和」とは?漢字の意味を解釈!「令」「和」>


目次

  • 新元号「令和」とは?
  • 元号とは?
  • 新元号の漢字を分解して解釈
  • 「令和」の英語での解釈
  • 「令和」を使った言葉と解釈
  • 元号選定


新元号「令和」とは?

新元号「令和」とは?

日本の元号「令和」の開始日は2019年5月1日より開始となり、平成の後に続き248番目の元号となります。

平成は西暦1988年1月8日より始まり、平成最後の日は2019年4月30日までで、4月30日が平成最後の日となります。

平成最後の年は平成31年で終了し、干支は最後に当たる「亥年」で平成の31年(30年と113日)の幕を閉じます。

平成31年に当たる年は4月30日までとなります。

  • 新元号を発表した菅官房長官とは?

新元号を発表した菅官房長官とは?

菅官房長官の揮毫した新元号「令和」示す姿は印象的でした。

菅官房長官(菅義偉)は1948年12月6日生まれ秋田県出身です。

内閣官房長官の歴代1位の在職日数を記録しています。



元号とは?

元号とは?

古くは中国の漢の時代より起源とする年の数え方で、日本最初の元号は飛鳥時代の「大化の改新」で有名な「大化」です。

新しい元号を改める事を「改元」と良い、改元された最初の年を「元年」(がんねん)と言います。

明治元年(1868年)に「改元」した時に、天皇一人につき、一つの元号(一世一元)と定められました。

元号を使用しているのは現在では日本のみです。

「皇太子徳仁親王」が新た今上天皇となることにより2019年5月1日より改元されます。

なお、平成の天皇である第125代天皇「明仁」「太上天皇」=「上皇」(じょうこう)となります。

新元号の漢字を分解して解釈

新元号の漢字を分解して解釈

新元号の漢字「令和」を分解して意味解説の読み物で解釈します。

  • 「令」の漢字の意味とは?
  • 「和」の漢字の意味とは?

「令」の漢字の意味とは?

「令」の漢字の音読みは「レイ 」、訓読みは「いいつけ・おさ・よい」になります。

主に「命じる・いいつけ」「令状」「命令」などの言葉・りっぱななどの意味もある「令色」「令名」などの言葉で使われることが多いです。

新しい元号もこのような形になってほしいです。

「和」の漢字の意味とは?

「和」の漢字の音読みは「ワ・オ」、訓読みは「やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか」になどがあります。

この漢字を使った言葉には「平和」「大和」、などがあります。

主に「平和」どの言葉で使われることが多いです。

以前の元号の平成の平を令和の和を合わせると「平和」になります。



「令和」の英語での解釈

「令和」の英語での解釈

新元号「令和」は英語ではローマ字では“Reiwa”と表記します。

国の公文書ですので、「令和」をヘボン式ローマ字で表記します。

“Leiwa”の表記は間違いで、「ら行」はヘボン式ローマ字 で「R」となるためです。

基本的には元号であることを示す意味で“Reiwa period”あるいは“Reiwa era”という風に表現します。

「令和」を使った言葉と解釈

「令和」を使った言葉と解釈

「令和」を使った言葉を見ていきましょう。

  • 「令和」の世
  • 「令和」の時代の幕開け
  • 「平成ライダー」の次は「令和ライダー」?

「令和」の世

「令和」の年号が使われている歴史的な区分

「令和」の時代の幕開け

2019年(平成31年)5月1日からから始まる新しい時代

「平成ライダー」の次は「令和ライダー」?

「平成仮面ライダー」に続き、「令和仮面ライダー」は放送されるのでしょうか?

元号選定

元号選定

元号選定は各界の有識者によって元号案を出し、閣僚会議の後に閣議決定され公表されました。

有識者は国文学、漢文学、日本史学、東洋史学を専門とする学者とされています。

  • 「平成」の元号選定
  • 「令和」の元号選定

「平成」の元号選定

「平成」の生みの親で有り、提案をしたのは東洋史学者で東京大学名誉教授の山本達郎氏でした。

昭和天皇が崩御され、新元号の情報漏れを防ぐ為にトイレすら行けなかったそうです。

「令和」の元号選定

万葉集の32首の序文の「梅の花の歌」より選定されました。

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」

この「令」月と風「和」ぎの部分からの引用となりました。

安倍首相は、「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、『令和』に決定いたしました。」と語っております。

なお、新元号の考案者は本人が秘匿を希望のため、公表はされません。

政府は「令和(れいわ)」を含め六つの元号(「令和」「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうじ)」「万和(ばんな)」「万保(ばんほ)」)の原案を提示していましたが、有識者懇の中では、「令和」が一番人気があったとのことです。

「令和」は万葉学者の大阪女子大名誉教授、中西進氏が考案者と思われています。

icon まとめ

新元号「令和」が2019年(平成31年)5月1日から始まりますがどんな時代になるのか楽しみですね。

予定されているイベントでは東京オリンピックや大阪万博などがあります。