「ペンライト」とは?!「ペンライト」がコンサートで使われ始めた理由
元々は、ちょっとした暗闇で便利な道具として使われたいた「ペンライト」ですが、最近ではその用途が変わってきています。
目次
- 「ペンライト」とは?
- 「ペンライト」がコンサートで使われ始めたきっかけ
- ペンライトの種類
「ペンライト」とは?
ペンライトとは、ペンのような形状のライト全般を指す言葉です。
固有名詞ではないので、そのようなライトなら、全てこの「ペンライト」と表現して構いません。
胸ポケットにも入る大きさなので、実用性に優れている点が挙げられますが、光量や持続して使える時間はそれほどでもないものが多く、あくまで補助用の懐中電灯だと考えてください。
「ペンライト」がコンサートで使われ始めたきっかけ
冒頭のように、最近ではペンライトはコンサートでの必需品となっています。
基本的には観客席からペンライトの光によって演者に存在をアピールする為で、演者ごとに特定の色のペンライトで応援することが普通となっている場合も少なくありません。
ペンライトがコンサートでこのような使われ方をされるようになったのには、きっかけがあります。
それは、1974年に故西城秀樹氏が、ファンに「光るものを持ってきて」とコンサートで呼び掛けたのがその始まりだと言われています。
それが他のアイドルやバンドなどにも広まり、今ではコンサートではペンライトを使った応援が普通となっています。
ペンライトの種類
ペンライトには、主に以下の2種類があります。
1つは使い捨てで、もう1つは何度でも使えるタイプです。
- サイリウムペンライト
- LED式ペンライト
サイリウムペンライト
サイリウムという発行物質が使われており、試験管状のスティックをパキッと割って(本当に割る訳ではなく、2つの割るようにして使用開始する際にそのような音がします)発光させます。
この発光の開始から3時間程度で光が治まってしまう為、使い捨てのタイプで、色々な色のものがあります。
LED式ペンライト
LEDを使ったライトそのもので、電池式のものが主流です(充電式のものもあります)。
色別のものや、いくつかの色が出せるものなど色々な種類があり、コンサート以外でも普通にライトとして使うことができます。
最近では、簡単に色を変えられたり、光量や長さが調整できるなどの機能を備えたコンサート専用と銘打ったLED式ペンライトも多く発売されています。
最近では、ペンライトと言えばコンサートを連想してしまうほど、そちらの用途で利用されることがほとんどだと言っていいでしょう。
LED式のものは実用性もあり、使い終わった後にごみにもならないので、このタイプの方が主流となっています。