「身重」とは?意味!使い方や例文
「身重」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
特に男性よりも女性の方が親しみのある表現かもしれませんね。
それならば、「身重」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「身重」という表現について紹介します。
目次
- 「身重」とは?意味
- 「身重」の表現の使い方・使うときの注意点
- 「身重」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「身重」の類語や言い換え
「身重」とは?意味
「身重」という表現は妊娠していることを指しています。
妊娠中の女性に対して使うこともあり、女性の方が「身重」という表現に親しみがあるかもしれません。
直接的に妊娠すると言っても良いですが、懐妊や「身重」という表現を使うことで奥ゆかしいニュアンスが出せます。
例えば、「身重の体に長旅は禁物です」などといった使い方があります。
「みおも」と読み、「しんじゅう」ではありません。
「身重」の表現の使い方・使うときの注意点
「身重」という表現は妊娠している女性に対して使える表現ですが、やはり妊娠と言えば性的なイメージを持つ人思いますので、特に男性が使うときには気をつけたほうが良いでしょう。
妊娠している女性の中には妊娠しているということを指摘されたがらない人、特に男性からは何も言って欲しくないと考えている人もいますので、たとえ直接的な意味ではないと感じたとしても、身重という表現を使うときには注意が必要です。
「身重」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは例文をいくつか紹介します。
- 「身重」を使った例文1
- 「身重」を使った例文2
「身重」を使った例文1
「身重の体に長旅は禁物ですから、旅行の際は注意してください」
妊娠中の長旅は注意が必要です。
特に流産しやすい時期だと考えられる妊娠初期は落ち着いた生活が求められますし、安定期に入ったからといって安心できるわけではありません。
確かに、初期の流産は母親のせいでは無い、赤ちゃんに原因がある、などと言われますが、例えば出血があった場合や腹痛があった場合などは横になって過ごすことも大切です。
防げる流産などもありますので、妊娠していない人と同じような行動は避けた方が良いでしょう。
また、安定期に入っていたとしても、例えば海外旅行などは避けたほうが無難です。
旅行先で何かあった場合の事なども考え、旅行は慎重に計画立てる必要があります。
「身重」を使った例文2
「妻は身重の体なので、ぜひ注意してやってください」
妊娠している奥さん旦那さんの元から離れて出張に行かなければいけない場合など、家族は気が気では無いですよね。
妊娠している張本人は、周りに迷惑をかけてはいけないなどと努力をしてしまうことがあるかもしれません。
しかし、その一方で周りの人はやはり妊娠している人に対し、それなりに気を使う必要があります。
あまりにも無理をしてはいけないような状態ならばそもそも出張などに行くべきではありませんが、やはり周りの人の協力が必要になる場合もあるということを覚えておきましょう。
「身重」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「妊娠」
- 「懐妊」
「妊娠」
妊娠というのは子供をお腹に宿す事、身ごもることを、という意味を持ちます。
受精した卵子を至急の中で発育させること、という意味を持ち、哺乳類に見られる動きです。
何をもって妊娠が成立したか、ということには様々な見解がありますが、一般的には受精卵が子宮に着床したところで妊娠が成立した、と考えられます。
受精卵が子宮に到達したとしても、きちんと着床できない場合は化学流産などと呼ばれることもあります。
「懐妊」
解任という表現は、女性がお腹に子供を宿すことを指しています。
特にご懐妊等という表現で使われることが多く、王族や皇族が妊娠した場合にこの表現が用いられると考えられています。
一般人にも使える表現ですが、一般的に使われる事はあまりないかもしれません。
最近では、妊娠という表現は医学的な現象、懐妊という表現は身ごもったという現象、という意味で使われることもあると考えられています。
「身重」という表現は知らなければわからない表現かもしれません。
しかし、「身重の女性に配慮してあげてください」などと言われた場合、知っていなければ困る表現の1つでもあります。
ぜひきちんとした意味を理解しておきましょう。