「イレギュラー」とは?意味!ビジネスやスポーツ!(ARMORED CORE)での使い方!
会社で仕事をしているとよく「イレギュラー」という言葉を聞きます。
どの様な意味なのか、今迄誰にも訊けずにいた人は是非参考にして下さい。
目次
- 「イレギュラー」とは?意味
- 「イレギュラー」の対義語
- ビジネス用語としてのイレギュラーの表現の使い方と使用例
- 「イレギュラー」のテニス・野球での使い方
- 「イレギュラー」(ARMORED CORE)での使い方
- ビジネスでの「イレギュラー」は対応力が大事
- ファッションでの「イレギュラー」の使い方
「イレギュラー」とは?意味
「イレギュラー」の意味と語源について紹介します。
- 「イレギュラー」の意味
- 「イレギュラー」の語源
「イレギュラー」の意味
現在日本で使われている「イレギュラー」の意味は「不規則な」「正規ではない」「例外であるさま」の3つになります。
規則的に行われていたり、並んでいるものが変則的になったり、同じシリーズの中でそれだけ違う形状をしていたり、他のものと違う対応をすることを言います。
例えば毎回同スケジュールで進行しているものごとがあり、その時だけ予定外の事態が起きて違う進行になる時に「イレギュラー」と言うのです。
他のものと同じ規則やルールが通用しないこと、想定外のことが起きて予定を変更しなければならない時に使われます。
「イレギュラー」の語源
「イレギュラー」の語源は英語の“irregular”から来ています。
意味は「不規則な」「正規でない」「反則的な」となり、日本語の様に「例外であるさま」という意味で使われるケースは少なくなります。
例えば歯並びが悪い人のことを英語で“He has an irrregular teeth. ”と言います。
「イレギュラー」の対義語
「イレギュラー」の対義語は「レギュラー」で、英語の“regular”が語源です。
日本で使われている「レギュラー」の意味は「普通」「標準」という意味があり、「レギュラー」という言葉だけで通用するものごとがあります。
例えばガソリンの場合は「ハイオクに対して普通のガソリンのこと」、スポーツでは「常に試合で使われている選手」、コーヒーでは「焙煎された豆100%のコーヒー」になります。
ビジネス用語としてのイレギュラーの表現の使い方と使用例
ビジネス用語で「イレギュラー」の表現の使い方を紹介します。
- イレギュラーな出来事
- イレギュラーな対応をする
- イレギュラーな存在が現れた
- イレギュラーが発生する
イレギュラーな出来事
「通常の流れとは違うものごとが起きた時」という意味です。
本来ならばない様な来客があったり、イベントやアクシデントで業務が一時中断するなどの出来事を意味します。
イレギュラーな対応をする
「前例がなかったり、マニュアルにない様な対処をすること」という意味です。
例えばどうしても急いでいるという顧客に対して電話連絡だけで先に作業を進めてしまい、後から書類を作成したり、営業日意外にサービスを行うなどのケースがあります。
イレギュラーな存在が現れた
「他にいない様な規格外の人」「例外的な人」という意味です。
例えば会議やパーティでその場に呼ばれていない人が参加したり、目的や趣旨に合わない人がその場にいる時に使われます。
イレギュラーが発生する
「急に例外的なものごとが起きること」という意味です。
ビジネスで最もよく使われる表現で、トラブルやアクシデントなど、想定外なこと全てを表します。
「イレギュラー」のテニス・野球での使い方
「イレギュラー」は球技の用語としても使われます。
野球やテニスなどでは「イレギュラーバウンド」とは、球技スポーツで、ボールが石や草などの障害物に当たったりフィールドの凹みや段差などで変則的に跳ねることを言います。
本来ならば選手はバウンドを読みながらボールが来る方向へ素早く移動するのですが、イレギュラーバウンドが起きることで自分が思っていたのとは違う方向へボールが跳ねてしまいます。
その為にボールを捕らえられずに逃してしまい、相手に有利になってしまう時に使われます。
因みに「イレギュラーバウンド」は和製英語で、英語では“bad hop”と言います。
「イレギュラー」(ARMORED CORE)での使い方
「アーマード・コア」とは、フロム・ソフトウェアが発売している3Dロボットアクションゲームのシリーズです。
主人公がその力を発揮して、世界を管理する組織に立ち向かうという内容で、世界の支配者から「不確定要素」と認定された時のセリフです。
主人公が大勢の秩序を乱す存在と判断された時に「わからんのか?イレギュラーなんだよ」「消えろイレギュラー!」等と言われることから引用されています。
ビジネスでの「イレギュラー」は対応力が大事
ビジネスで「イレギュラー」が起きることは非常に多くあります。
- 顧客からのクレーム対応
- 事後承諾
- マニュアル作業
顧客からのクレーム対応
現代社会ではネットによる口コミが広まり易く、特に不満やトラブルなどの悪い口コミは企業を衰退させる要因にもなり兼ねません。
顧客からのクレーム対応をいかにスムーズに対処するかがカギとされています。
クレーマーに対しては毅然とした態度で対応することが必要ですが、自社の落ち度の場合には「イレギュラー」として休日であっても対応するべきです。
事後承諾
ビジネスでは上司からの承認が下りないと作業を続けられない場合があります。
しかし事情があり顧客がどうしても急いで欲しいという時に上司が不在だったり、社長と連絡が取れずに社印が貰えないこともあります。
上司が戻るまで待っているだけでは顧客が不利になり、不満が大きくなってしまうでしょう。
その様な時には「事後承諾」としてメールや電話をしておき、作業だけを先に進めながら上司から連絡が来るのを待つという「イレギュラー対応」があります。
マニュアル作業
現在では多くの企業がコンピュータによりシステム管理を行っています。
しかし全ての契約がシステムに登録できる訳ではなく、同じ顧客でも契約によりコミッションや単価が違ってくることがあります。
その様な時にはシステムではなく人がマニュアルで管理する必要があり、システムは数字合わせにのみ使われる様にしているところもあるのです。
ファッションでの「イレギュラー」の使い方
ファッション業界でも「イレギュラー」という言葉が使われます。
「イレギュラーヘム」は、「スカートやドレスの裾が真っ直ぐではなく、あえて不揃いにしているデザイン」のことで、「ヘム」は「へり・縁」という意味です。
スカートの裾の長さが前後左右で違っていることで、着てる人が動くたびに様々な変化が楽しめるアイテムです。
「イレギュラー」は英語由来の言葉で「不規則な」「正規ではない」「例外であるさま」という意味があります。
英語との違いは、日本語の場合は「例外」という意味で使われることが多いという点です。
ビジネスでは様々な「イレギュラー」があり、臨機応変に対応することが求められます。