「先行逃げ切り」とは?意味!類語や言い換え
先行逃げ切り、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
例えば先行逃げ切りか後半追い込みか、などという表現は競馬や自転車でもよく使われる表現です。
あるいは受験勉強などでもよく聞く、という人もいるでしょう。
ここでは先行逃げ切り、という表現について紹介します。
目次
- 「先行逃げ切り」とは?意味
- 「先行逃げ切り型」と「追い込み型」の違い(受験)
- 「先行逃げ切り」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「先行逃げ切り」を分解して解釈
「先行逃げ切り」とは?意味
先行逃げ切り、というのは間を先取りをすることにより、他よりもできている、進んでいる、という状況を作り出しておく、という意味になります。
例えば、みんなと同じ時期に勉強を始めたら、みんなと同じ程度しか勉強を進められません。
しかし、できる限り早く勉強を始めれば、みんなが勉強を始める頃にはかなり先に進んでいることが可能となり、余裕を持つことができます。
「先行逃げ切り型」と「追い込み型」の違い(受験)
特に大学受験においては先行逃げ切り型、追い込み方、という表現が使われます。
大学受験は1年以上前から始めなければいけないと考える人もいますし、ギリギリで頑張れば良いと考えている人もいるでしょう。
先行逃げ切り型の場合、誰よりも先に受験勉強を始め、他の人と圧倒的に有利な状況を作り出しておく、というところにポイントがあります。
その一方で持続力が必要になりますから、長期間にわたって勉強ができないのであれば、先行逃げ切り型は難しいかもしれません。
それに対し、追い込み型というのはみんなと同じ、あるいはみんなより遅く勉強を始め、とにかく集中してみんなに追いつく、というやり方を指しています。
この場合は持続力というよりも瞬発力が重要になります。
「先行逃げ切り」を使った例文や短文など(意味を解釈)
これは先行逃げ切りという表現を使った例文を紹介します。
- 「先行逃げ切り」を使った例文1
- 「先行逃げ切り」を使った例文2
「先行逃げ切り」を使った例文1
「彼女は高校2年生の時から先行逃げ切り型で勉強を始め、志望校に合格した」
難しい大学に合格したいと思えば思うほど、受験勉強はしっかりとしていかなければいけません。
高校3年生になってから受験勉強を始めれば良いと考える人もいますが、高校2年生の途中から受験勉強始める人もいるでしょう。
高校2年生から受験勉強を始めておけば、高校3年生になったときには余裕を持って受験について考えることが可能になります。
確かに1年以上勉強しなければいけないため、精神的にはかなり大変かもしれません。
しかし、受験においては先行逃げ切り型の方が有利だと考える人たちも少なくありません。
「先行逃げ切り」を使った例文2
「彼は、自分は先行逃げ切り型ではないと言っていたが、追い込み型でもなかった」
他の人たちよりも早く勉強を始められなかった、勉強を始めていなかった、などという人の中には、「自分は追い込み型」という人もいます。
しかし、だからといって誰もが短期間で集中し、追い込んでいけるとは限りません。
もし、大学受験においては先行逃げ切り型の方が有利だとも言われていますので、前もってどのように受験勉強を進めていくか考えることも大切です。
「先行逃げ切り」を分解して解釈
ここでは、先行という表現と逃げ切りという表現について紹介します。
- 「先行」
- 「逃げ切り」
「先行」
先行、という表現には先に行くこと、という意味があります。
他の人に先立っていくこと、という意味があり、例えば先行したグループと合流する、先行部隊、などと言われますね。
「逃げ切り」
逃げ切り、というのはその状態を維持し、他の人たちに勝利する、という意味になります。
例えばスポーツの試合においても逃げ切りで勝利、などと表現でき、例えば野球などで相手よりも先に点を取得し、有利な状態を保ったままで試合を終えた場合は逃げ切りで勝利、と表現できます。
先行逃げ切りという表現は特に受験や賭け事で使われることが多い表現です。
特に受験をする場合は、しっかりと計画を立てた上で勉強を進めていきたいですね。