「古戦場」とは?意味!類語や言い換え
「古戦場」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
最近はゲームなどでも「古戦場」という表現が使われており、例えば「グランブルーファンタジー」の中では「古戦場から逃げるな」という言葉が使われています。
ここではそんな「古戦場」という表現について紹介します。
目次
- 「古戦場」とは?意味
- 「古戦場」の言葉の使い方
- 「古戦場」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「古戦場」の類語や言い換え
「古戦場」とは?意味
「古戦場」という表現は、昔、戦いがあった場所を指しています。
1番有名なものといえば1600年の関ヶ原の合戦が行われた関ヶ原ではないでしょうか。
西暦1600年10月21日、現在の岐阜県不破郡関ケ原町を主戦場とし、関ヶ原の戦いが始まりました。
徳川家康が率いたこの関ヶ原の戦いでは東軍が勝利を収め、石田三成などが斬首された事は有名ですね。
この「関ケ原古戦場跡」は国指定の史跡として保存されています。
「古戦場」の言葉の使い方
「古戦場」という表現は歴史学で使われる表現でもあります。
あくまでもかつて戦いがあった場所を指していますので、戦いがあった場所であればどこでも「古戦場」ということになります。
最近ではゲームでこの言葉が使われており、例えば「グランブルーファンタジー」の期間限定イベントでは「決戦!星の古戦場」というものがありました。
また、先ほども述べた通り、「古戦場から逃げるな」という言葉も知られています。
「古戦場」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは例文を紹介します。
- 「古戦場」を使った例文1
- 「古戦場」を使った例文2
「古戦場」を使った例文1
「先日関ヶ原に行ったんだけれど、古戦場の跡地は巡るだけの価値があるね」
歴史が好きな人にとっては、実際に何かが起こった場所を訪れるという事は大きな意味を持つのではないでしょうか。
例えば、わかりやすい例で言えば広島や長崎は誰もが訪れる場所であり、むしろ実際に現場を見てみたいと思う人が多い場所になります。
歴史はただ教科書やテレビで学ぶものだけではなく、実際に訪れて感じることも重要です。
関ヶ原は日本の歴史の中でも大きな戦いになりますので、訪れてみたいと思っている人も多いかもしれませんね。
「古戦場」を使った例文2
「日本には様々な古戦場が残っている」
どの地域も、自分たちの地域の歴史を重要視します。
そのため、自分たちの地域がかつて大きな戦いの現場となったということであれば、その地域をしっかりと保存しようと考えている人たちも多いのではないでしょうか。
博物館などが建設されている場合もあり、大河ドラマなどで話題になる場合もあります。
「古戦場」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「史跡」
- 「戦跡」
「史跡」
史跡というのは遺跡のうち、歴史や学術的な価値が高いものを指しており、国によって指定されているものを指します。
文化財保護法は、日本にとって歴史上、あるいは学術上の価値が高いものを文部科学大臣が指定できる、と定めています。
現在、例えば北海道函館市の五稜郭や奈良県奈良市の平城宮などが史跡として指定されています。
先ほども述べた通り、「関ヶ原の古戦場」も史跡として指定されています。
「戦跡」
戦跡とは、戦いが行われた後、という意味になります。
国内には様々な戦績があり、広島原爆ドームや平和記念公園なども戦跡の1つとして考えられます。
また、小笠原や沖縄にも戦跡があり、例えば長崎の原爆資料館や沖縄のひめゆりの塔なども戦跡として扱われています。
「古戦場」という言葉は日本史を学ぶ上では重要な表現です。
特に日本史に関心がある人の場合、様々な場所を訪れてきたという人もいるのではないでしょうか。
地元に「古戦場」がある場合、大河ドラマで扱ってほしいと願っている人もたくさんいると言われています。
多くの博物館や資料館が設置されていることもありますので、関心がある人はぜひ訪れてみてください。