「言われて久しい」とは?意味!類語や言い換え
「言われて久しい」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
日常的にも使えますし、ニュースなどで言われることもありますね。
それならば、「言われて久しい」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「言われて久しい」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「言われて久しい」とは?意味
- 「言われて久しい」の表現の使い方
- 「言われて久しい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「言われて久しい」の類語や言い換え
「言われて久しい」とは?意味
「言われて久しい」という言葉にはそう言われるようになってから長い時間が経っている、という意味になります。
例えば、日本では少子高齢化という問題が指摘されていますが、これは決して新しい問題ではありませんね。
ずいぶん前から少子高齢化が問題視されており、子供が育てやすい環境の整備や高齢者に対するサービス等の見直しが行われてきました。
つまり、日本国内では少子高齢化が進んでいると「言われて久しい」という意味になります。
「言われて久しい」の表現の使い方
何かが指摘されてから時間が経っている場合、「言われて久しい」という表現が使えます。
例えば、英語がグローバル言語であるという事は「言われて久しい」と言えるでしょう。
世界で最もよく話されている言語は中国語やスペイン語などとも言われますが、最も多くの人が第二言語として使っている言語は何といっても英語です。
日本でも、小学校での英語教育が義務化されるなど、様々な変化が起こっています。
その一方で、日本人は英語が話せないとも言われており、実用的な英語教育が重視される今日この頃です。
「言われて久しい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは「言われて久しい」という表現を使った例文を紹介します。
- 「言われて久しい」を使った例文1
- 「言われて久しい」を使った例文2
「言われて久しい」を使った例文1
「少子化の問題は言われて久しいが、あまり実用的な対策がとられていない」
最近は少子化が深刻な問題と考えられ、政府も様々な対策をとっています。
小学校も1学年1クラスなどというところが増え、子供を増やすためにどうすれば良いのかあらゆる場所で工夫がされています。
その一方で、いまだに待機児童ゼロという目標は達成されていませんし、子供が保育園に入れないから仕事に復帰できないと悩む人たちも少なくありません。
最近では母子家庭で保育園に入れないといった事情を抱える人たちも増えていると言われており、子供を育てやすい環境の見直しが注目されます。
「言われて久しい」を使った例文2
「高齢化の問題も言われて久しく、深刻な対応が求められている」
少子化だけではなく、高齢化も日本の重要な問題だと言われています。
労働人口が少なくなってしまえば、お年寄りを支えられなくなりますし、そもそも労働人口が減少していくという事は将来の年金等にも大きな影響が出てきます。
最近の30代以下の人はそもそも年金がもらえないのではないかなどとも言われており、それでも毎月高額な年金を支払っていかなければいけないということに不満を抱えている人も多いのではないでしょうか。
「言われて久しい」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「時間が経っている」
- 「新しくない」
「時間が経っている」
時間が経っている、というのは時間が経過している、という意味です。
そのように指摘されてから時間が経っている、そのように指摘されてから時間が経過している、そのような指摘は新しくない、という意味になります。
「新しくない」
新しくない、という表現は形容詞「新しい」という表現の連用形に打ち消しの助動詞である「ない」をつけた形になります。
古い、と言い切ることはできませんが、新しいとは言い切れない、という時にこの表現が使われます。
例えば、今までの例でいうと、少子高齢化の問題は新しくないですよね。
「言われて久しい」という表現はニュースなどで聞くことも多く、特にその問題が指摘されてから時間が経っているけれどあまり解決されていない、という時に使われることが多いのではないでしょうか。
少子高齢化などの問題はしっかりと対応していかなければいけません。