「家路につく」とは?意味や使い方や例文!
「家路につく」とは、「自分の家に帰る道を進むこと・自宅に帰り始めること」です。
「家路につく」の「意味・語源や由来・読み方・使い方・類語(シソーラス)や言い換え・例文と解釈・反対語・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「家路につく」とは?
- 「家路につく」の言葉の使い方
- 「家路につく」の類語や類似表現や似た言葉
- 「家路につく」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「家路につく」の反対語
- 「家路につく」の英語と解釈
「家路につく」とは?
「家路につく」とは、「自分の家に帰る道を進むこと」や「自宅に帰り始めること(自宅に帰る道の途中であること)」を意味する言葉です。
「家路につく」というのは「家(自宅)に帰り着いたこと」までを意味する言葉ではなく、「自分の家(自宅)に帰る道についたこと・自分の家へと帰り始めたこと」を意味する言葉なのです。
例えば、「飲み会が終わって自転車で家路につきました」や「家路につく頃には、太陽が沈んで辺りが暗くなっていました」などの文章において、「家路につく」の典型的な意味を表せます。
- 「家路につく」の語源と漢字の説明
- 「家路につく」の読み方
「家路につく」の語源と漢字の説明
「家路につく」の語源は、「家路」と「つく(就く)」に分けて考えることができます。
「家路」というのは、「わが家(自宅)に帰る道・わが家(自宅)に続いている道」を意味する言葉です。
「つく(就く)」とは「〜し始めること・〜の行為に取り掛かること」を意味する言葉であり、「到着すること」を意味する「着く」とは異なる点に注意が必要です。
「家路につく」の語源は「家に帰る道を進み始めること」にありますから、漢字表記する場合には「着く」ではなく「就く」になるのです。
「家路につく」の読み方
「家路につく」の読み方は、「いえじにつく」になります。
また「家路につく」の言葉を漢字で表記する場合には、「家路に就く」となります。
「家路につく」の言葉の使い方
「家路につく」の言葉の使い方は、「自分の家(自宅)に帰る道を進んでいる状況」や「自分の家に帰り始めた時(自宅に帰る道についた時)」に使うという使い方になります。
例えば、「親戚への挨拶回りを済ませてから家路につきました」や「家路についた時には、すでにとっぷり日が暮れて夜空に月が出ていました」などの文章において、「家路につく」の言葉を正しく使えます。
「家路につく」の類語や類似表現や似た言葉
「家路につく」の類語・類似表現・似た言葉について、分かりやすく解説していきます。
- 「帰宅する・家に帰る」
- 「帰路に就く・帰途に就く」
- 「帰り道を進む・帰る途中」
「帰宅する・家に帰る」
「家路につく」の類語・似た言葉として、「帰宅する・家に帰る」があります。
「家路につく」という言葉の意味は、簡単に言えば「家に帰ること・家に帰り始めること(自宅に帰る道を進むこと)」になります。
「家路につく」という言葉は「まだ家(自宅)に到着していない帰っている途中の状態」を意味していますが、ほぼ同じような意味のニュアンスで使われる類語として、「帰宅する・家に帰る」を上げることができます。
「帰路に就く・帰途に就く」
「家路につく」の類語・類似表現として、「帰路に就く・帰途に就く」があります。
「帰路に就く」というのは、「帰り道につくこと・帰り道を進んでいること(歩いていること)」を意味しています。
「帰途に就く」も「帰路に就く」とほとんど同じ意味を持つ言葉で、「帰り道を進んでいること」を意味します。
「帰路に就く・帰途に就く」は必ずしも「家(自宅)に帰る道ではない」という違いはありますが、家に帰る道を進んでいる「家路につく」の類似表現として理解することができるのです。
「帰り道を進む・帰る途中」
「家路につく」の類似表現・似た言葉として、「帰り道を進む・帰る途中」があります。
「家路につく」という言葉は、「家に帰る道を進んでいること」や「自宅に帰っている途中であること(自宅に帰り始めている状態)」を意味しています。
その意味合いから、「家路につく」とほぼ同じ意味を持つ似た言葉として、「帰り道を進む・帰る途中」を上げることができるのです。
「家路につく」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「家路につく」を使った例文や短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「家路につく」を使った例文1
- 「家路につく」を使った例文2
「家路につく」を使った例文1
「その生徒は学校が終わってから、午後4時には家路につきました」
この「家路につく」を使った例文は、「その生徒は学校が終わってから、午後4時には家(自宅)に向かって帰り始めた」ということを意味しています。
「家路につく」を使った例文2
「一日のやるべき仕事をしっかり片付けてから家路につくと、気持ちがほっとして落ち着きます」
この「家路につく」を使った例文は、「一日のやるべき仕事をしっかり片付けてから、家(自宅)に帰る道を進んでいると、気持ちがほっとして落ち着く」ということを意味しています。
「家路につく」の反対語
「家路につく」の反対語を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「自宅(家)を出る」
- 「自宅(家)から出発する」
「自宅(家)を出る」
「家路につく」の反対語として、「自宅(家)を出る」があります。
「家路につく」というのは、「自宅(家)に帰り始めること・帰り道を進むこと」を意味しているので、それと反対の意味を持つ反対語(対義語)は「自宅(家)を出る」になります。
「自宅(家)から出発する」
「家路につく」の反対語として、「自宅(家)から出発する」があります。
「家路につく」というのは、「家に帰り始めること・家への帰り道の途中にあること」を意味しているので、それと反対の意味を持つ反対語(対義語)として「自宅(家)から出発する」を考えることができるのです。
「家路につく」の英語と解釈
「家路につく」という言葉は、“go home, be going home”(家に帰っている)や“leave for home”(家に帰るために出発する)などの英語で表現することができます。
- “He went home satisfied with success of his business.”
- “I will leave for home as soon as I finish my work.”
“He went home satisfied with success of his business.”
この「家路につく」を使った英語の例文は、「彼は仕事の成功に満足して家路につきました」ということを意味しています。
“I will leave for home as soon as I finish my work.”
この「家路につく」を使った英語の例文は、「私は仕事が終わったらすぐに、家路につきます」ということを意味しています。
「家路につく」という言葉について徹底的に解説しましたが、「家路につく」には「自分の家に帰る道を進むこと」や「自分の家に向けて帰り始めること(家に向かって帰っている途中であること)」などの意味があります。
「家路につく」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「帰宅する・家に帰る」「帰路に就く・帰途に就く」「帰り道を進む」などがあります。
「家路につく」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。