「目に焼き付く」とは?意味と言い換え!例文や短文
「目に焼き付く」という表現を知っているでしょうか。
小説などではよく出てくる言い回しですので、読んだことがあると良いかもしれませんね。
それならば「目に焼き付く」という言葉にはどのような意味があるんでしょうか。
ここでは「目に焼き付く」という表現について紹介します。
目次
- 「目に焼き付く」とは?意味
- 「目に焼き付く」の言い換え・類語
- 「目に焼き付く」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「目に焼き付く」の表現の使い方
「目に焼き付く」とは?意味
焼け付くという言葉には強く覚えている、その記憶を大切に感じている、という意味になります。
強く感銘を受けてよく覚えている、印象に残っている、物事や感覚が忘れられない、という時に使われる表現です。
例えば、自分の子供の入学式で感動し、その子供の様子を見に焼き付ける、ということもあるのではないでしょうか。
いつまでも印象に残っている時なども目に焼きつく、という表現が使えます。
- 読み方
読み方
目に焼きつく、という表現は「めにやきつく」と読みます。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきたいものです。
「目に焼き付く」の言い換え・類語
ここでは類義語を紹介します。
- 「印象に残る」
- 「忘れられない」
- 「思い出に残る」
「印象に残る」
印象に残る、という表現は物事から得た感情を代表する感覚として後々まで強く残る、という意味になります。
そのものを覚えているわけではなかったとしても、感覚が残っているときに使うこともできます。
ただし、印象に残るというのは良い場合に限らず、悪いことを指す場合もあります。
例えば、小学校の時のガキ大将が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
「忘れられない」
忘れられない、というのは人や物事などの記憶を覚えていること、過去の出来事を思い出してしまうこと、という意味があります。
例えば、今まで付き合っていた元彼が忘れられないという人もいるのではないでしょうか。
たとえ恋人と別れたとしても、きちんと自分の中で消化できていない場合はその恋人のことが忘れられない、という結果になってしまうこともあります。
いつまでも思いを引きずってしまう場合、まさに元彼が忘れられない、ということになります。
「思い出に残る」
思い出に残る、というのは印象に残る、とよく似ており、強く覚えている、大切にしている、という意味になります。
例えば結婚式や子供が生まれたときの事などはしっかりと記憶に残っている、という人も多いのではないでしょうか。
人生の一大事はまさに思い出に残る瞬間ですよね。
「目に焼き付く」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは目に焼け付くという言い回しを使った例文を紹介します。
- 「目に焼き付く」を使った例文1
- 「目に焼き付く」を使った例文2
「目に焼き付く」を使った例文1
「子供がランドセルを背負って元気に学校に通う姿が目に焼き付いています」
子供が小学生になり、背中よりも大きなランドセルを抱えて歩いていく姿はとても可愛らしいですよね。
6年生にもなれば、ランドセルは背中よりも小さくなりますが、1年生の時はまだランドセルの方が大きい、ということがあります。
そのため、なおさら可愛らしく見えるのかもしれません。
子供はあっという間に成長してしまいますから、子供が小さくて可愛らしい姿を目に焼き付ける、目に焼き付いている、と感じる人も多いのではないでしょうか。
「目に焼き付く」を使った例文2
「末期ガンと宣告された祖父と外出したときの光景は今でも目に焼き付いています」
日本人が死亡する原因の最も大きなものの1つがガンだと言われています。
もしも末期ガンだと宣告されてしまった場合、残った人生をどのように過ごすでしょうか。
家族と外出した場合など、その時の光景が目に焼きつく、という人も多いかもしれませんね。
張本人に限らず、一緒に外出した家族にとってもそのような時間は非常に重要なものになります。
家族と出かけた大切な時間は当たり前のものではない、ということを念頭に置き、しっかりと覚えておきたいものです。
「目に焼き付く」の表現の使い方
「目に焼き付く」という表現は目に焼き付ける、という言い回しで使われることが多いと言われた言われています。
目に焼き付ける、というのは強く記憶に留めて忘れないようにする、見たものをしっかりと心に刻む、脳裏に焼き付ける、などという意味があり、忘れたくない事柄について使われることもありますね。
「目に焼き付く」というのは強く記憶に留めて忘れない、見たものが心に刻まれている、などという意味になりますので、状況に応じて使い分けをしていきたいものです。
目に焼きつく、という言い回しは日常的にも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
また、ビジネスの場でも使われますので、社会人としても知っておきたい表現です。