「心に誓う」の意味や使い方
「心に誓う」という言い回しを聞いたことがあるでしょうか。
何かを決意した時などにこの表現が使われます。
それならば、「心に誓う」という言い回しにはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「心に誓う」という表現について紹介します。
目次
- 「心に誓う」とは?意味
- 「固く心に誓う」とは?
- 「心に誓う」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「心に誓う」の類語や言い換え
「心に誓う」とは?意味
「心に誓う」という表現は物事をする意思を決める、決意する、という意味になります。
特に何かをするときに強く心に決める、固く誓う、覚悟を決める、などという時に使われ、強い意志を表していることがわかります。
ただ単に決意するという意味ではなく絶対にやり遂げてみせるといった強い気持ちを持つ場合に使われる表現です。
- 読み方
読み方
「心に誓う」という表現は「こころにちかう」と読みます。
わかりにくい表現ではありませんので、間違えず読めるようにしておきたいものです。
「固く心に誓う」とは?
「固く心に誓う」、あるいは心に固く誓う、というのはさらに強く心に決める、血盟する、腹をくくる、などといった意味があります。
何かをやりたいと思った時ややり遂げてみせると思った時、どれだけ絶対に成し遂げてみせると思ったとしても、その意思の強さは人によって異なります。
絶対にやり遂げてみせる、という強い意志を持っているときに「固く心に誓う」という表現が使えます。
「心に誓う」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは「心に誓う」という表現を使った例文を紹介します。
- 「心に誓う」を使った例文1
- 「心に誓う」を使った例文2
「心に誓う」を使った例文1
「試合では負けてしまったけれど、妹は次の試合では勝利すると心に誓った」
スポーツなどで試合をすれば、必ず負けることがあります。
常に勝ち続ける人など存在しません。
どれだけ勝てると思っていたとしても、運悪く負けてしまった、相手の力に及ばなかった、ということもあるでしょう。
しかしだからといってそこであきらめてはいけません。
次の試合では絶対に勝つと心に決め、それに向けて努力をすることが重要になるのです。
負けてしまった、もういいや、と思うのではなく、次こそは勝ちたい、と「心に誓うこと」が重要です。
「心に誓う」を使った例文2
「彼は次の英検では1級を取得すると心に誓った」
グローバル化が進み、英語に力を入れる人たちが増えています。
その中で、英検やTOEICに関心を持っている人も多いのではないでしょうか。
高得点を持っていると大学入試や就職などで優遇されることもありますので、出来る限り高い点数をとっておきたいと思う人もいるかもしれません。
特に英検では、1級があれば就職も優遇されると考えられています。
英語に関心があるならば、できる限り高い技術を身に付けておきたいですね。
「心に誓う」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「決心する」
- 「覚悟を決める」
「決心する」
決心する、という表現はある状態ではっきりと決める、決断する、心に決める、ということになります。
例えば、次こそ試合に勝つために1日何時間練習すると決心する、次こそ英検に合格するために1日何時間勉強すると心に決める、などという時にこの表現が使われます。
「覚悟を決める」
覚悟を決める、という表現は意思や心構えをしっかりと持つ、という意味を持ちます。
何かを成し遂げる時にはあらゆる難関が待ち構えている可能性がありますが、それらの問題や障害を引き受ける、という意味を持っているのです。
ただ単に決心したことに向かって努力をするだけではなく、あらゆる困難も打ち破ってみせる、という気持ちが込められた場合、覚悟を決める、という表現が使えます。
「心に誓う」という表現は日常的に使われる表現ではありませんが、何か努力をしている時にはいつでも使える表現です。
何か目標を持ったら、誘惑に負けず、それに向けて努力できるようになりたいですね。