「間があく」とは?意味!例文や使い方!類語
皆さんは「間があく」という表現を使ったことがあるでしょうか?
この言葉は、日常会話の中でも時折、耳にすることがある言葉ですが、深く意味を意識せずに感覚的に使っていることが多いのでははいかと思います。
そこで、今回はこの「間があく」という言葉について説明をしていくことにします。
目次
- 「間があく」とは?意味
- 「間があく」の敬語で使い方や使った使用例
- 「間があく」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「間があく」の類語や言い換え
「間があく」とは?意味
「間があく」とは「しばらく時間が経つこと」を意味した表現です。
- 読み方
読み方
「間があく」は、「まがあく」と読みますが、難しい読み方ではありませんので、読み方で悩むことはほとんどないでしょう。
また、「間があく」の「あく」は漢字だと「空く」という書き方になります。
「間があく」の敬語で使い方や使った使用例
「しばらく時間が経つこと」という「間があく」を敬語での言い方はどのようになるでしょうか?
- 「お手すき」
「お手すき」
「間があく」の敬語的な言い回しとしては、「お手すき」という表現が使われることになります。
仕事の相手に対して「お手すきの時に」という言い方をしますが、これは「急ぎではない」という意味になり、「手が空いた時に構いません」や「時間がある時で結構です」という意味合いがあります。
ビジネスシーンで使うことが多い言葉で、相手にお願いをする時や自分のお願いの内容はさして重要ではない場合に用いられますので、「お手すきの際に、ご確認いただければ結構です」というような使い方になります。
「間があく」を使った例文や短文など(意味を解釈)
では、ここで「間があく」を使った例文を見て行くことにしましょう。
- 「間があく」を使った例文1
- 「間があく」を使った例文2
「間があく」を使った例文1
「先程まで激しく意見の応酬もしばらく間があいたが、田中君がさらに質問をぶつけてきた」
このような場面は仕事のしている中では、よくあることです。
2人の間で口論になっているかと周囲の人達が思えるくらいに激しい議論が交わされていた中で、しばらく沈黙が生まれていたのでしょうが、再び質問をしてきら田中君だったのでしょう。
「間があく」を使った例文2
「電話の向こうでしばらく間があいた後で、再び質問を投げかけられた」
電話でのより取りは、相手の顔が見えないだけにどのような表情で話しをしてくるか予想がつかないことがあります。
しかも、しばらく「間があく」ことは、少し緊張感が増してくるのではないでしょうか?
「間があく」の類語や言い換え
ここで「間があく」と似たような意味を持つ類義語を見て行くことにしましょう。
- 「時間を置く」
- 「隙が生じる」
「時間を置く」
「時間を置く」とは、「少し間を置く」や「時間的な間隔を置く」という意味になります。
「激しい口論となり、かなり感情的になってきたので、時間を置いて冷静になるようにした」というような使い方があります。
口論となると、どうしても気持ちが昂ってきて感情的になってしまうので、冷静な判断が難しくなります。
このような時は「時間を置いて」気持ちを静めることも必要です。
「隙が生じる」
「隙が生じる」という表現も「間があく」に近いニュアンスで使われることがあります。
「物と物との間に隙間ができる」、「空間的、時間的な隙間(すきま)ができる」といったような意味がありますが、「隙が生じたタイミングで攻め込む」というように心の中に油断という隙が生まれた時に使われることがあります。
「間があく」という言葉には、「時間的な隙間」という解釈がほとんどですが、時として心理的な隙間が生まれるような場面でも使われることがあります。
仕事をしていると、中々、隙を見せない完璧主義者もいますが、このような人と一緒にずっといると、こちらの方が疲れることがあります。
時にはわざと「間があく」ような仕草をしてみることも、人間関係を円滑にすることになるかもしれません。