「絵面」とは?わかりやすく解釈!使い方や例文!言い換え
「絵面」という言葉の読み方や意味を紹介します。
さらに「絵面」を使った言葉や、「絵面」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「絵面」とは?
- 「絵面」の言葉の使い方
- 「絵面」を使った例文や短文など
「絵面」とは?
みなさんは「絵面」という言葉を知っているでしょうか。
テレビなどを見ていると、タレントが「絵面が良い、悪い」と言っているのを見たことがあるかもしれません。
一方で「絵面」という言葉を、今回初めて知ったという人も少なくないでしょう。
そこで「絵面」という言葉の読み方や意味を紹介して行きます。
- 「絵面」の読み方
- 「絵面」の意味
「絵面」の読み方
「絵面」という言葉の読み方を紹介します。
「絵面」は「えづら」と読みます。
これを機会に「絵面」は「えづら」と読むことを覚えておきましょう。
「えめん」と読む場合は意味が少し変わります。
「絵面」の意味
「絵面」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「絵面」には、「情景や絵、写真、映像などから感じる印象」という意味があります。
また「見た目から感じる印象」という意味もあります。
このように、何かを見た時に、そこから感じる印象や感じを「絵面」と読むことを覚えておきましょう。
「絵面」の言葉の使い方
「絵面」という言葉の使い方を紹介します。
「絵面」には、絵や情景、写真や画面など、さまざまなものから感じる印象や感じという意味があります。
そのため、何かを見た時に、良いとか悪いとか、おもしろいなどと感じた時に、「絵面が○○」という使い方をします。
例えば、喫茶店でコーヒーを飲んでいる時、目の前に美しい女性が座ってコーヒーを飲んでいるとします。
落ち着いた雰囲気の喫茶店に、美しい女性が座っている様子は、見た目から良い印象を受けるのではないでしょうか。
このような時、「絵面が良い」と言います。
何かを見て、何かを感じた時に、「絵面」という言葉を使ってみましょう。
続いて、「絵面」を使った具体例を紹介して行きます。
- 「絵面がやばい」【えづらがやばい】
- 「絵面が面白い」【えづらがおもしろい】
- 「絵面がひどい」【えづらがひどい】
- 「絵面がすごい」【えづらがすごい】
- 「絵面は合格点」【えづらがごうかくてん】
「絵面がやばい」【えづらがやばい】
「絵面がやばい」という言葉があります。
「絵面がやばい」には、「見た目から受ける印象がすごい」という意味があります。
「やばい」には、ネガティブな意味とポジティブな意味があります。
特に若い世代は、「やばい」に様々な意味を含ませるため、「やばい」には、「良くも悪くもすごい」という意味が含まれます。
「見た目がすごすぎるくらい、素敵」という場合も「絵面がやばい」と言いますし、「見た目が信じられないくらいひどい」場合も、「絵面がやばい」ということがあります。
前後の文脈や、発言者の表情や声色などを総合的に判断して、「絵面がやばい」には、どのような意味があるのかを判断するようにしましょう。
「絵面が面白い」【えづらがおもしろい】
「絵面が面白い」という言い回しも良くします。
「絵面が面白い」には「見た目が面白い」という意味や、「見た目が興味深い」という意味があります。
例えばお笑い番組に、見た目だけで笑ってしまうような芸人が登場した時に、「絵面が面白い」という表現をします。
また絵画を見た時に、興味を魅かれる構図が使われていたり、関心を引くようなモチーフが描かれていて面白いと感じる時に、「絵面が面白い」と言います。
「絵面がひどい」【えづらがひどい】
「絵面がひどい」という言葉には、「見た感じが、良くない、悪い」「見た感じが、相当悪い」という意味があります。
例えば、中年のメタボ体型の男性ばかりが集まったテレビ番組などを見た時、若い男女が映っている画面に比べて、良くない印象を持つ人がいます。
このような時に、「絵面がひどい」と言います。
また出演者が、自分の外見などを自虐的に話して笑いを取る時にも、自分の映った画面を見て「絵面がひどい」などと言うことがあります。
「絵面がすごい」【えづらがすごい】
「絵面がすごい」という言葉もあります。
「絵面がやばい」と似ていますが、「絵面がすごい」の場合は、ポジティブないみだけで使われます。
例えば3D映画のド迫力な映像を見た時などに、「絵面がすごい」と表現します。
また世界遺産に指定されているような、ものすごい風景を見た時も、「絵面がすごい」ということがあります。
心が震えるような画面や場面を見た時に、「絵面がすごい」と言います。
「絵面は合格点」【えづらがごうかくてん】
「絵面は合格点」などというケースもあります。
例えば新しいドラマが始まったばかりの時は、ストーリーの良し悪しは分かりません。
しかし、画面に映っている出演者やセットなどから、見た目の良し悪しはすぐにわかります。
取りあえず見た目は良い、取りあえず、見た感じは良さそうだという時に、「絵面は合格点」などと言います。
「絵面」を使った例文や短文など
「絵面」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「絵面」の使い方のコツを、例文を通じて覚えましょう。
- 「絵面」を使った例文1
- 「絵面」を使った例文2
「絵面」を使った例文1
「今回の連続ドラマは『絵面』が最高だ」
この例文のような感想を、ドラマを見た瞬間に思った人がいるかもしれません。
出演者が素敵で、セットにもお金が掛かっているようなドラマを見た時に、「絵面が最高」という言葉を使います。
出演している俳優さんが好きな人ばかりだったり、舞台になっている場所が好きな場合は、「絵面が最高」と言いたくなるでしょう。
「絵面」を使った例文2
「綺麗な女性が集まるパーティは、『絵面』が素晴らしい」
この例文のように、若くて美しい女性が集まっている場所は「絵面が良い」「絵面が素晴らしい」などと呼ばれやすいでしょう。
この例文のように、綺麗な女性が集まるパーティは、参加している男性から見て「絵面が良い」でしょうし、このようなパーティの様子を写真や動画で見ても、「絵面が素晴らしい」と感じるのではないでしょうか。
逆に、むさくるしい男性ばかりが集まっている場面は「絵面がひどい」などと言われてしまいがちです。
もちろん「素晴らしい」「ひどい」と感じるのは主観で、他の人にとってはまるで違う感想になることもあります。
とはいえ、若い綺麗な女性がいる場面を、「絵面が良い」と感じない男性はほとんどいないでしょう。
「絵面」という言葉について見てきました。
芸術系の仕事に就いている人や、マスコミ系の仕事に就いている人などは、「絵面」という言葉に親しみを持っているでしょう。
そうでない人も、これを機会に「絵面」という言葉に親しみを持ちましょう。