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「えもいわれぬ」の意味とは?「え」ってどういう意味?使い方や例文、語源を紹介!

「えもいわれぬ」という言葉は例えば「えもいわれぬ色気」などと何か別の言葉とあわせて使われますが、どういった意味を持つのでしょうか。

ここでは「えもいわれぬ」について意味、使い方などを説明していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは一緒に見ていきましょう。

えもいわれぬ

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「えもいわれぬ」の意味とは?「え」ってどういう意味?使い方や例文、語源を紹介!>


目次

  • 「えもいわれぬ(得も言われぬ)」とは?
  • 「えもいわれぬ」の使い方・「えもいわれぬ」を使った言葉と意味を解釈
  • 「えもいわれぬ」の類似表現
  • 「えもいわれぬ」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「えも知れない」とは?「えも言われぬ」と「得体の知れない」の混用?


「えもいわれぬ(得も言われぬ)」とは?

「えもいわれぬ」とは「何とも言葉では言い表せない」という意味になります。

例えば「えもいわれぬ色気が漂っている」では「何とも言葉では言い表せない色気が漂っている」という風に解釈すればいいのです。

「えもいわれぬ良い香りだ」であれば「何とも言い表せない良い香りだ」となります。

どうでしょうか、これで「えもいわれぬ」の意味がよくわかっていただけたのではないでしょうか。

  • 「えもいわれぬ」の「え」ってどういう意味・語源

「えもいわれぬ」の「え」ってどういう意味・語源

「えもいわれぬ」「得も言われぬ」「えも言われぬ」と書く場合もあります。

この「え」は一体どういう意味なのかと言えば副詞となります。

「も」は係助詞となり「えも」「よくも」「うまく」という意味になるのです。

そして、下に打ち消しの言葉がくることで「どうにも〜できない」「十分〜することができない」といった意味になりますので「言われぬ」と後につけることで「何とも言い表せない」となるのです。

「えも」はなかなか普段の会話で使う言葉とは言えませんし、少々難しいですが、理解できたでしょうか。



「えもいわれぬ」の使い方・「えもいわれぬ」を使った言葉と意味を解釈

「えもいわれぬ」「えも」「言われぬ」という二つの言葉からできていますが「何とも言い表せない」と一つの意味として覚えておくとわかりやすいでしょう。

それでは「えもいわれぬ」を使った言葉、意味を一緒に見ていきましょう。

  • 「えもいわれぬ美しい景色」
  • 「えもいわれぬおいしさ?」

「えもいわれぬ美しい景色」

「えもいわれぬ美しい景色」とは「何とも言い表せない美しい景色」という意味になりますので、とても素晴らしい、絶景であるということを言い表しているのです。

言葉ではどう言って伝えればいいのかわからないほどの美しさ、とにかく素晴らしいといった気持ちを表したいならば「えもいわれぬ」を使うといいでしょう。

「えもいわれぬおいしさ?」

「えもいわれぬおいしさ」とは「何とも言い表せないおいしさ」という意味になります。

「口で説明できない」「言葉が見つからない」というような意味を表しているのです。

つまりこの言葉を使った人が「すごくおいしい」と感じていることが伝わってきます。

もちろん味覚は人それぞれ違いますので、相手が「えもいわれぬおいしさ」と言ったからと言って自分も「すごくおいしい」と感じるかどうかは別です。

「えもいわれぬ」の類似表現

「えもいわれぬ」という言葉の意味が理解できましたでしょうか。

それでは「えもいわれぬ」に似た表現をいくつか紹介しましょう。

  • 「言葉で言い表せない」
  • 「何とも形容しがたい」

「言葉で言い表せない」

「えもいわれぬ」をもっと、現代風にわかりやすく言うならば「言葉で言い表せない」となります。

「言葉では言い表せない」の後に美しい景色、素晴らしい作品、美しさ、おいしさなど別の言葉をつけて使います。

「言葉で言い表せない」「えもいわれぬ」と同じ意味なのですが、非常にわかりやすくなります。

「何とも形容しがたい」

「何とも形容しがたい」とは、何とも言えない、どう言っていいかわからないといった時に使う言葉です。

素晴らしいこと、美しいことにも使えますが、悪い意味のこと、例えば相手の言動に呆れた時などに批判的に使うこともできる言葉です。

「あの振舞いは何とも形容しがたい」「何とも形容しがたい人だ」などと言えば、どちらかと言えば悪い意味合いの方で使うことが多いかもしれません。



「えもいわれぬ」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「えもいわれぬ」を使った例文、短文をいくつか紹介しましょう。

実際に「えもいわれぬ」を使う時のイメージを掴んでみてください。

  • 「えもいわれぬ」を使った例文1
  • 「えもいわれぬ」を使った例文2
  • 「えもいわれぬ」を使った例文3

「えもいわれぬ」を使った例文1

「彼女からはえもいわれぬ色気が漂っている」

よく使われる表現ですが、魅力的な女性を表す時に「えもいわれぬ色気」と使います。

簡単に言えば「とても色っぽい」「色気が凄い」などとなるわけです。

会話であればそれでも構わないのですが、文章、小説などではちょっと稚拙な感じもします。

「えもいわれぬ」を使う方がスマートで知的な表現ができるので便利です。

「えもいわれぬ」を使った例文2

「その部屋に入ると、えもいわれぬ良い香りがしてきた」

「何とも言えない良い香りがしてきた」という意味になります。

ですが「えもいわれぬ」と使う方が、もっと良い香りがするようなイメージが湧かないでしょうか。

どこか、古めかしい言葉を使う方が雰囲気が出る場合もあります。

「えもいわれぬ」を使った例文3

「彼のえもいわれぬ魅力に彼女たちはみな虜になった」

「どこが魅力的なのか、はっきり言うことはできないけれどとにかく不思議な魅力がある」といった時は、一言「えもいわれぬ」でまとめますと便利です。

心で感じることは、はっきり言葉で言い表せないことも多いのです。

特に恋愛感情のようなものはなおさらでしょう。

そういった時は「えもいわれぬ」という言葉にすべてを任せて表現するのもいいでしょう。

「えも知れない」とは?「えも言われぬ」と「得体の知れない」の混用?

「えも言われぬ」「何とも言い表せない」という意味がある言葉です。

「えも知れない」という言葉は辞書にはありませんので「えも言われぬ」を間違って覚えている可能性があります。

また「得体の知れない」は本当の姿、考え、正体がわからないという意味であり「えも言われぬ」とは全く別の言葉です。

つまり「えも知れない」「えも言われぬ」「得体の知れない」がごちゃ混ぜになっているのかもしれません。

間違って使わないように「えも知れない」は忘れた方がいいでしょう。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「えもいわれぬ」という言葉の意味、使い方などを理解いただけたでしょうか。

日本語らしいと言いますか、この言い回しはとても詩的で素敵です。

「えもいわれぬ良い香り」「えもいわれぬ美しさ」など普段の会話や文章にさらっと使いこなせますと、とても知的な印象になりますので、ぜひ使ってみてください。