「唐変木」とは?意味と読み方「唐変木」と「朴念仁」の恋愛面での違い
「唐変木」という言葉の読み方や意味を紹介します。
また「唐変木」の類語や、「朴念仁」との違いなどを紹介します。
目次
- 「唐変木」とは?読み方は?
- 「唐変木」の読み方
- 「唐変木」の意味
- 「唐変木」の語源
- 「唐変木」の類義語
- 「唐変木」と「朴念仁」の恋愛面での違い
「唐変木」とは?読み方は?
みなさんは「唐変木」という言葉を知っているでしょうか。
まるで知らないという人も多いかもしれません。
そこで「唐変木」という言葉の読み方や意味を紹介します。
「唐変木」の読み方
「唐変木」は「とうへんぼく」と読みます。
いきなり正確に読むのが難しい変わった言葉と言えます。
これを機会に「唐変木」は「とうへんぼく」と読むことを覚えておきましょう。
「唐変木」の意味
「唐変木」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「唐変木」は「偏屈な人」「変わった人」「気が利かない人」などの意味があります。
「あの人は『唐変木』だね」という場合は、「あの人は偏屈だね」「あの人は変わった人だね」などという意味になります。
「唐変木」の語源
なぜ偏屈な人や変わった人を「唐変木」というのでしょうか。
「唐変木」の語源はいくつかあるとされています。
まず「遣唐使が持ち帰った木が変だったから」さらに「中国の唐から入った、変わった木偶人形があったから」などという説があります。
ただし、本当になぜ「唐変木」という言葉ができたのかは、はっきりしていないとされています。
「唐変木」の類義語
「唐変木」の類義語を紹介します。
「唐変木」と似た意味を持つ言葉には、どのような意味があるでしょうか。
- 「変人」【へんじん】
- 「分からず屋」【わからずや】
「変人」【へんじん】
「変人」には「変わった人」という意味があります。
普通の人とは様々な面で変わったところがある人を、「変人」と呼びます。
「分からず屋」【わからずや】
「分からず屋」は「物事を理解してくれない人」「頑固な人」などの意味があります。
話が通じにくく、会話をしていて疲れるタイプの人は、「分からず屋」と呼ばれがちです。
「唐変木」と「朴念仁」の恋愛面での違い
「唐変木」と「朴念仁」の違いはどのようなものでしょうか。
「朴念仁」は「ぼくねんじん」と読み、「無口で無愛想な人」という意味があります。
「唐変木」が持つ、「偏屈で変わった人」と似た意味を持つ言葉です。
「唐変木」と恋愛をすると、「頑固だな」「変人だな」と思うことが多く、「朴念仁」と恋愛をすると、「無口だな」「リアクションが薄いな」などと感じるかもしれません。
いずれにせよ、悪い人とまでいかなくても、変わった人という印象を持つ相手かもしれません。
「唐変木」という言葉について見てきました。
変わった人、偏屈な人と出会ったら、「唐変木」と心の中でつぶやいてみましょう。