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「雨垂れ石を穿つ」とは?意味と使い方!由来

「雨垂れ石を穿つ」という言葉の読み方や意味を紹介します。

また「雨垂れ石を穿つ」を使った例文を紹介して行きます。

さらに「雨垂れ石を穿つ」と同じような意味を持つ言葉を紹介して行きます。

雨垂れ石を穿つ

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「雨垂れ石を穿つ」とは?意味と使い方!由来>


目次

  • 「雨垂れ石を穿つ」とは?
  • 「雨垂れ石を穿つ」の使い方
  • 「雨垂れ石を穿つ」の語源
  • 「雨垂れ石を穿つ」を使った例文や短文など
  • 「雨垂れ石を穿つ」の類語や類義語のことわざ
  • 「雨垂れ石を穿つ」は座右の銘でも使える?


「雨垂れ石を穿つ」とは?

「雨垂れ石を穿つ」という言葉を知っているでしょうか。

大切な言葉と感じている人もいれば、今回初めて目にした言葉という人もいるかもしれません。

そこで「雨垂れ石を穿つ」という言葉の読み方や意味を紹介します。

  • 「雨垂れ石を穿つ」の読み方
  • 「雨垂れ石を穿つ」の意味

「雨垂れ石を穿つ」の読み方

「雨垂れ石を穿つ」「あまだれいしをうがつ」と読みます。

「雨垂れ」「あまだれ」「穿つ」「うがつ」と読みます。

特に「穿つ」「うがつ」と読むのは難しいかもしれません。

これを機会に「雨垂れ石を穿つ」「あまだれいしをうがつ」と読むことを覚えておきましょう。

「雨垂れ石を穿つ」の意味

「雨垂れ石を穿つ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「雨垂れ石を穿つ」には、「どんなに小さな力しかないとしても、根気よく続けていれば、いつか成果が出る」という意味になります。

例えば、生まれつき勉強ができる頭脳を持っていないと感じている人が、根気よく勉強をして一流大学に合格した時、「雨垂れ石を穿つ」という言葉がぴったりです。

このように「雨垂れ石を穿つ」には、どんなに小さな力だとしても、継続すれば成果が出るという意味があります。



「雨垂れ石を穿つ」の使い方

「雨垂れ石を穿つ」という言葉を、どのように使えばいいでしょうか。

「雨垂れ石を穿つ」は、「それほど才能がない」「力がない」と感じている人が、「長期間努力して」何かを成し遂げることを言います。

例えば、生まれつき筋肉が付きにくい人が、長期間筋トレを頑張って、ボディビルダーのような肉体を手に入れた時、「雨垂れ石を穿つ」という言葉を使えます。

容姿に恵まれていると言えない人が、長い間下積みをして、世界的な名優になる時にも、「雨垂れ石を穿つ」という言葉が似合います。

「雨垂れ石を穿つ」の語源

「雨垂れ石を穿つ」という言葉には、どのような語源があるでしょうか。

「雨垂れ」とは、軒下から落ちる滴のことで、ぽたりぽたりと落ちる水滴のことです。

そのようなわずかな雨垂れが、同じ場所に落ち続けることで、固い石に穴をあけられるというのが、この言葉の直接的な意味になります。

中国の古い書物の「漢書」には、「泰山の霤(雨垂れ)は石を穿ち」という一節があり、この一節が「雨垂れ石を穿つ」という言葉の語源と言われています。



「雨垂れ石を穿つ」を使った例文や短文など

「雨垂れ石を穿つ」という言葉を使った、例文や短文を紹介して行きます。

例文を通じて、「雨垂れ石を穿つ」という言葉の使い方のコツを、覚えましょう。

  • 「雨垂れ石を穿つ」を使った例文1
  • 「雨垂れ石を穿つ」を使った例文2

「雨垂れ石を穿つ」を使った例文1

「30歳になってようやく弁護士試験に受かるとは、我ながら『雨垂れ石を穿つ』だと思う」

この例文のように、難しい国家資格を取るために、長い時間苦労する人がいます。

そもそも地頭がいい人でも、何年も資格取得に時間が掛かった場合は、自分のことを頭がいいとは思えなくなるかもしれません。

そのため「雨垂れ石を穿つ」という言葉を使い、それほど頭の良くない自分が、長い年月よく勉強して成果を出したと、自分を褒めてあげたくなるかもしれません。

「雨垂れ石を穿つ」を使った例文2

「『雨垂れ石を穿つ』の気持ちで、仕事を毎日頑張ろう」

自分が就いている職業が、自分には合っていないと感じるかもしれません。

そのような気持ちになった時に、それでも頑張ろうと思う時に、「雨垂れ石を穿つ」という言葉を思い浮かべる人がいるかもしれません。

「雨垂れ石を穿つ」は、それほど才能がなくても、長い間努力を惜しまなければ、どのようなジャンルでも一流になれるはずだという意味が含まれる言葉です。

自分を励ます意味で、この言葉を使う人は少なくないでしょう。

「雨垂れ石を穿つ」の類語や類義語のことわざ

続いて「雨垂れ石を穿つ」という言葉の類語や、似た意味のことわざを紹介します。

「雨垂れ石を穿つ」という言葉によく似たことわざには、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「石の上にも三年」
  • 「蟻の思いも天に届く」
  • 「愚行、山を移す」
  • 「石に立つ矢」

「石の上にも三年」

「石の上にも三年」という言葉には、「辛抱さえすれば、いつか願いは叶う」という意味があります。

そもそも「石の上にも三年」には、冷たい石も、長い間座り続ければ温かくなるという意味があります。

「三年」「三年間」という意味ではなく、「長い年月」という意味があります。

「蟻の思いも天に届く」

「蟻の思いも天に届く」という言葉があります。

「蟻の思いも天に届く」には、「弱者でも努力を続ければ願いが叶う」という意味があります。

地を這うような小さな蟻でも、一心に願えば、その願いが天に届くという意味のことわざです。

「愚行、山を移す」

「愚行、山を移す」という言葉があります。

昔、中国に愚行という老人がいて、「山を動かす」というと、みんなが笑ったと言われます。

しかし愚行は土を運び続けて、しまいに本当に山を動かしてしまいます。

このことから、「愚行、山を移す」には、「どんなに大変に思えることでも、続けていれば願いは叶う」という意味があります。

「石に立つ矢」

「石に立つ矢」という言葉があります。

「石に立つ矢」には、「どんなに不可能だと思えることでも、必死でやればできる」という意味があります。

李広という武将が、虎だと思って石に矢を放つと、その必死な気持ちのせいか、石に矢が刺さり立ったという故事が由来になっています。

「雨垂れ石を穿つ」は座右の銘でも使える?

「雨垂れ石を穿つ」という言葉は、座右の銘にできます。

自分にはそれほど才能がないと自覚して、その上で長期間努力をして、成果を出そうと思うことは、有意義なことでしょう。

どのような職業でも仕事でも、10年続ければ本物になると言われています。

謙虚な気持ちで長い期間、頑張ろうと思える「雨垂れ石を穿つ」という言葉は、座右の銘にぴったりと言えるでしょう。

icon まとめ

「雨垂れ石を穿つ」という言葉について見てきました。

大きな夢がある人や、目標に向かって努力している人は、モチベーションの維持が困難になることがあるかもしれません。

そのような時に、「雨垂れ石を穿つ」という言葉を思い出してみましょう。