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「鈍く光る」とは?意味と使い方!敬語での言い換え

この「鈍く光る」という言葉は、今ひとつ意味が分からないという人も多いと思われる表現です。

ここで詳しく意味や使い方を覚えてしまいましょう。

鈍く光る

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「鈍く光る」とは?意味と使い方!敬語での言い換え>


目次

  • 「鈍く光る」とは?
  • 「鈍く光る」を分解して解釈
  • 「鈍く光る」の表現の使い方
  • 「鈍く光る」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「鈍く光る」の類語や言い換え


「鈍く光る」とは?

鈍く光るは、光り輝いてはいないものの、確かに光っていると確認できる様子に対して使います。

例を挙げると、豆電球の光など、それほどその光が顕著ではないものに対して用いる表現です。

しかし、光り方こそ大したことはないものの、目立つ対象に使われることが多く、上の豆電球の場合だと、決して煌々と光っている訳ではないながら、周りが薄暗いのでそれが目立っているような時に使われます。

  • 「鈍く光る」の読み方

「鈍く光る」の読み方

「鈍く光る」は、「にぶくひかる」と読んでください。

特に難しい漢字は使っていないので、読み方を間違える心配はないでしょう。

この言葉の反対の意味になる、「鋭く光る」(するどくひかる)という表現があります。

こちらはあまり用いられることはなく、言い換えとして「ギラッと光る」などと使われることが多いです。

「鈍く光る」にもそのような言い換え表現がいくつかありますが、それについては後述します。



「鈍く光る」を分解して解釈

「鈍く光る」「鈍く」「光る」の2つに分けて、詳しく解釈していきます。

どちらも単体で普通に使える言葉です。

  • 「鈍く」
  • 「光る」

「鈍く」

この「鈍く」は、「鈍い」(にぶい)から変化した形で、その「鈍い」様子を続く言葉の意味に乗せる場合に用いる表現です。

「鈍い」には色々な意味で使える言葉で、動作が遅い、反応が悪いといった解釈が基本になります。

これらの意味のまま、「動き出しが鈍い」「切れ味が鈍い」のような使い方をよく見聞きしますが、少々拡大解釈し、「客の入りが鈍い」(反応の悪さという意味からです)などと使っても構いません。

ここで紹介している「鈍く光る」も、光り方の反応が悪いという解釈から使っている表現だと考えていいでしょう。

「光る」

何かの光が当たって輝いている様子や、電力の供給によってそのように見える場合にも使える表現です。

「宝石が光る」と使うと、光が当たってそう見える様子の表現になり、「電球が光る」なら、電力によってそうなっていると解釈できます。

「鈍く光る」の対象も、そのどちらでも構いません。

先のように豆電球が「鈍く光る」という使い方はもちろん、「錆びたナイフが鈍く光る」などと用いても問題ありません。

「鈍く光る」の表現の使い方

「鈍く光る」は、前述のように、確かに光っていると確認することはできても、それほどの光り方ではないという状態を表現する言葉です。

ですが、使われる場合には、注目するべき対象を指していることが多く、特に小説の中では、「鈍く光った拳銃が〜」などの形で用いられ、存在感が必要な(それが出るように)ものに対して使われることが多いです。



「鈍く光る」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「鈍く光る」を使った例文や短文と、その意味の解釈です。

多少形を変えたものも挙げていきます。

  • 「鈍く光る」を使った例文1
  • 「鈍く光る」を使った例文2
  • 「鈍く光る」を使った例文2

「鈍く光る」を使った例文1

「あそこで鈍く光っている建物まで行ってみよう」

「光っている」としても、意味はほとんど一緒です。

「光る」様子を多少強調していると解釈してください。

道に迷ってしまい、鈍いながら光って見える建物を見付けたので、とりあえずそこまで行ってみようといったシチュエーションです。

「鈍く光る」を使った例文2

「ライトがこんなに鈍くしか光らないようでは、車検に通りそうもない」

「鈍く」「光る」の間に「しか」と入れていることで、対象がその程度の光しか出せないと表現しています。

車検を通るには、ライトにある程度以上の光量が必要です。

その為、ライトの交換が必要になりそうだと言っている例文です。

「鈍く光る」を使った例文2

「暗闇でも鈍く光る夜光塗料が役に立っている」

このような夜光塗料と呼ばれるもののほとんどは、実は「蓄光塗料」です。

周りが暗くなれば光るという性質がある訳ではなく、光を溜めておくことができる物質が含まれており、それによって発光しているので、溜まっている光がなくなると全く光りません。

時計の文字盤などに使われているのが、この蓄光塗料です。

夜光塗料なのに光らないと思った時には、溜まっている光がないのがその原因です。

尚、昔は暗くなっただけで光る、そのまま夜光塗料と呼べるものもありましたが、原料に放射性のある物質を使っている為にそれが実現できていました。

現在では人体などへの影響を配慮して、まず使われていません。

「鈍く光る」の類語や言い換え

鈍く光ると似た意味の言葉や、言い換えになる表現です。

どれも、光り方がそれほどでもないという時に使います。

  • 「光り方が悪い」【ひかりかたがわるい】
  • 「ぼんやりと光る」【ぼんやりとひかる】
  • 「微かに光る」【かすかにひかる】

「光り方が悪い」【ひかりかたがわるい】

鈍く光っている状態とは、この「光り方が悪い」と言い換えることができます。

「光り方が悪いが、点くことは点く」と使うと、「鈍くしか光らないが、点くことは点く」と同じ意味になります。

「ぼんやりと光る」【ぼんやりとひかる】

主に電力によって光っている様子に対しての言い換え表現になります。

「鈍く光る豆電球」は、「ぼんやりと光る豆電球」と置き換えていいでしょう。

「微かに光る」【かすかにひかる】

僅かながら光っているという状態を表します。

光っているかどうか微妙な状態に対して使う表現の為、「鈍く光る」より光の程度が低い時に用いてください。

icon まとめ

鈍く光るは、単に光り方がそれほどでもないという意味だけでなく、その対象に注目するべきという意味も含めて使われることが多い言葉なので、それを頭に入れておきましょう。