「清水買い」の意味や語源、「清水買い」をする時の注意点

「清水買い」とは?

みなさんは「清水買い」という言葉を知っているでしょうか。

ネット上で見かけて気になっていた人もいるかもしれません。

そこで「清水買い」の意味や使い方を紹介します。

• 「清水買い」の読み方
• 「清水買い」の意味

「清水買い」の読み方

「清水買い」は「きよみずがい」と読みます。

「しみずがい」ではないため、読み間違いに注意しましょう。

「清水買い」の意味

「清水買い」には、どのような意味があるでしょうか。

「清水買い」には「思い切って買う」という意味があります。

「清水買い」の語源は「清水の舞台から飛び降りる」という言葉で、そのような「思い切った覚悟で何かを買う時」に使います。

基本的に「清水買い」は高価なものを購入する時に使う言葉です。

月給が20万円なのに、20万円の自転車を購入する時は、勇気が必要になります。

このような時に、「自転車を『清水買い』する」などと言います。

「清水買い」の語源「清水の舞台から飛び降りる」とは?

「清水の舞台から飛び降りる」という言葉には、「思い切って大きな決断をする」という意味があります。

「清水」とは京都の東山にある「清水寺」のことで、清水寺には「清水の舞台」と呼ばれる崖にせり出すような大きな舞台があります。

昔から清水の舞台から飛び降りて、死ななければ願いが叶うとされていて、江戸時代には、本当に願を掛けて舞台から飛び降りる人がいました。

このような決死の覚悟で願掛けをするという行動から、「清水の舞台から飛び降りる」という言葉が生まれ、「思い切って大きな決断をする」という意味が生まれています。

「清水買い」をするときの注意点

「清水買い」をする時に、どのような注意をすればいいでしょうか。

基本的に、自分の貯金で購入できるものなら、どれほど高い物でも買っても問題がないでしょう。

しかしローンを組んだり、借金をして高価なものを買うのは危険な行為です。

返済ができなくなり、周囲の人に迷惑をかける可能性があるためです。

また給料をもらった直後に「清水買い」し、生活費がなくなってしまうのも避けましょう。

「清水買い」は生活とは関係ない貯金の範囲内で行うようにしましょう。