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「下駄の雪」とは?意味と使い方!例文や使い方

「下駄の雪」という言葉をご存知でしょうか。

政治家の方が使う言葉、政界用語と何となくはわかるけど・・・といった方にわかりやすく意味や使い方を説明します。

それでは一緒に「下駄の雪」について見ていきましょう。

下駄の雪

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「下駄の雪」とは?意味と使い方!例文や使い方>


目次

  • 「下駄の雪」とは?
  • 公明党は「下駄の雪」・自民党は「下駄の雪」などの意味とは?
  • 「下駄の雪」を使った言葉と意味を解釈
  • 「下駄の雪」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「下駄の雪」の類語や類義語・言い換え


「下駄の雪」とは?

「下駄の雪」とは?

「下駄の雪」の言葉の意味は「踏まれても離れない」「強い者にくっついていく」といったことになります。

下駄の裏側に雪が挟まりなかなかとれにくいといったところから「力を持った者にどこまでもついていく」といった例えに使われるのです。

  • 「下駄の雪」の読み方

「下駄の雪」の読み方

「下駄の雪」「げたのゆき」と読みます。

そのまま読めばいいですので簡単です。



公明党は「下駄の雪」・自民党は「下駄の雪」などの意味とは?

公明党は「下駄の雪」・自民党は「下駄の雪」などの意味とは?

「下駄の雪」とは政界で使われる機会が多いのか、何となく政界用語と思われている人もいるかもしれません。

例えば「〇〇党は下駄の雪」などと使われている文章などの意味ですが、下駄にはさまった雪を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

雪を踏んで下駄の裏側にはさまった雪がとれない、つまりは「踏まれても離れない」「強い者にくっついている」「うっとうしい」といった意味にもとれます。

どの意味をとるかはその時の状況で判断できるかと思います。

「下駄の雪」を使った言葉と意味を解釈

「下駄の雪」を使った言葉と意味を解釈

「下駄の雪」を使った言葉とその意味を紹介していきます。

  • 「下駄の雪にはならない」
  • 「踏まれても蹴られてもついていきます下駄の雪」

「下駄の雪にはならない」

下駄の裏側についた雪は、邪魔、うっとうしいと思うのではないでしょうか。

また上手い具合にくっつきとれないことに感心するかもしれません。

「下駄の雪にはならない」というのは、コバンザメのようにはならない、強い者にくっつくだけの存在にはならないという意味に解釈するといいでしょう。

「踏まれても蹴られてもついていきます下駄の雪」

踏まれ、蹴られというのは例えですが、要するにどんな目にあおうとも離れない、ついていく、尽くすといったことを表しています。

こう言うと健気な印象ですが、実態は強い立場の者にくっついていれば、楽をするとか、いい思いができるからではないでしょうか。

ようするに少々、嫌な思いをしても、疎まれても、メリットの方が大きいのです。

強い者にこびへつらう、そんな人に対して嫌味で使う言葉でもありますので、基本的にはいい意味ではないでしょう。



「下駄の雪」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「下駄の雪」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「下駄の雪」の意味が大体理解できたのではないでしょうか。

それでは実際に「下駄の雪」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

  • 「下駄の雪」を使った例文1
  • 「下駄の雪」を使った例文2
  • 「下駄の雪」を使った例文3

「下駄の雪」を使った例文1

「下駄の雪がとけた」

「下駄の雪がとけた」とは、連立政権から離脱したという意味になります。

「下駄の雪」は政界でよく使われる言葉です。

「下駄の雪」を使った例文2

「どんなに苦しくとも下駄の雪になる気はない」

「下駄の雪」とは例えで、意味としては強い者にくっつく、誰かの力を頼りにして自分では何もできないといったことになります。

つまり「どんなに苦しくとも下駄の雪になる気はない」とは苦しくても、自力で頑張るといったことを言っているのです。

「下駄の雪」を使った例文3

「あいつは下駄の雪で、本当に情けない奴だ」

「下駄の雪」とは下駄の裏側に雪がはさまると取れにくいことから、恥も外聞もなく人に頼ろうとすることを揶揄する言葉として使われるようになりました。

自分では何も努力をせず誰かに頼って安泰でいようとする様子は、周りから見れば情けないものです。

つまり人間性が「下駄の雪のようだ」と言われることは恥ずかしいことであると覚えておくといいでしょう。

「下駄の雪」の類語や類義語・言い換え

「下駄の雪」の類語や類義語・言い換え

「下駄の雪」の類語、似たような表現を紹介しましょう。

  • 「コバンザメ」【こばんざめ】
  • 「虎の威を借る狐」【とらのいをかるきつね】

「コバンザメ」【こばんざめ】

「コバンザメ」とは大きな魚にくっついて、その大きな魚の食べ残した魚をもらって食べるという性質を持っています。

そこから、力を持っている人にくっつき、おこぼれに預かったり、いい思いをさせてもらう人のことを「あいつはコバンザメ」とか「コバンザメのような人」と言うのです。

もちろんいい意味はなく悪口のようなものですから本人に直接言うのは止めましょう。

「虎の威を借る狐」【とらのいをかるきつね】

「虎の威を借る狐」とは「とらのいをかるきつね」と読みます。

意味は「権力のある者の力を借りて威張る小者」となります。

つまり、このことわざ自体が悪い意味を表していますので、本人に言う時は喧嘩や関係性を断ち切ってもいいと思えるのどちらかとなります。

通常は陰で「あいつは、虎の威を借る狐で実力はない」などと使うことが多いでしょう。

「虎の威を借る狐」で人間性も大体把握できますので便利な言葉ではありますが、自分が「虎の威を借る狐」にならないように気をつけましょう。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

政界でよく使われる「下駄の雪」の意味が理解できたでしょうか。

言葉の意味としては、権力者についていく、頼る、離れない、コバンザメといったことになりますのでいい意味ではなくどちらかと言えば悪い意味と覚えておくといいでしょう。