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「審美眼」とは?意味や使い方!審美眼を活かすのに適している職種

皆さんは「審美眼」という言葉を耳にしたり目にしたことがあるででしょうか?

この言葉は日常生活の中では、あまり使われることが少ない言葉ではないかと思いますので、意味を尋ねても明確に答えることに困ってしまう人も結構多いことでしょう。

そこで、今回はこの「審美眼」についてフォーカスして行こうと思います。

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目次

  • 「審美眼」とは?
  • 「審美」とは?
  • 「審美眼」を使った言葉と意味を解釈
  • 「審美眼」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「審美眼」の類語や類義語・言い換え
  • 「審美眼」の英語と解釈
  • 「審美眼」を活かすのに適している職種


「審美眼」とは?

「審美眼」とは、「美を識別する能力」のことを意味する言葉なのですが、外見的な見た目の美しさだけを指して使われるだけでなく、その言葉が指しているものや事象の「本当の真の価値を見極めて正しく評価することができる目」という解釈ができます。

  • 読み方

読み方

「審美眼」「しんびがん」という読み方をしますが、言葉自体があまり使う機会が少ないために聞き慣れない発音ですが、読み方自体は難しくないので、しっかりと憶えておきたい言葉です。



「審美」とは?

「審美眼」「審美」とは、どのような意味があるのか調べてみると、「美醜を見分けること」という意味がありました。

これは物事の「美しい面を判断して評価するだけでなく、醜い(汚い)面も冷静に判断する」という解釈になるでしょう。

「審美眼」を使った言葉と意味を解釈

では、「審美眼」を使った言葉を解釈して行きたいと思います。

  • 「審美眼を養う」
  • 「審美眼を持つ」
  • 「審美眼を磨く」

「審美眼を養う」

「審美眼を養う」ということは、「物事の本当のきれいな面を見極める力・能力を養う、あるいは鍛えて行く」という意味になります。

私達の周りには、実に多くの物で溢れ返っていますが、その中には美しいものもたくさんあります。

しかし、それは表面上だけでの美しさに留まっていることも少なくありませんので、本当に美しいものかどうかをしっかりと見定める力を養うことが大切です。

仕事でも真実を把握することが必要ですが、これの一種の「審美眼」かもしれません。

「審美眼を持つ」

「審美眼を持つ」とは、「物を美しいと判断できる力・能力を持つこと」という意味になるでしょう。

前項の「審美眼を養う」ことで、「審美眼を持つ」力が備わっていくことになります。

「審美眼を磨く」

「審美眼を磨く」とは、「美しいものを素直にきれいなものと判断できる能力を高めていく」という解釈ができるでしょう。

そのためには、日頃から色々な物や事象をできるだけ多く見たり、触れたりする機会を作ることが必要です。

但し、そのような機会を多く持つことができたとしても、問題意識・課題意識を元ながら、接することが必要ではないでしょうか?

そうしないと、単なる機会を持っただけで素通りしてしまい、能力の蓄積にはなりません。



「審美眼」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「審美眼」を使った例文も併せて見て行くことで、具体的な活用シーンの理解も深めていくことにしましょう。

  • 「審美眼」を使った例文1
  • 「審美眼」を使った例文2
  • 「審美眼」を使った例文3

「審美眼」を使った例文1

「倉庫から古い絵画が見つかったのですが、審美眼を持つ古くからの知人で見てもらい鑑定してもらうことにしたのです」

古い美術品などの価値は、素人では判断することが難しく、やはり鑑定の専門の人に頼まないと正しい価値判断はできないでしょう。

今では美術品を鑑定するテレビ番組で「審美眼」を持つ専門家に評価してもらうことが流行っていますが、この方法が最善の評価方法でしょう。

しかし、巷には悪どい鑑定専門家もいるので、注意することも必要ですね。

「審美眼」を使った例文2

「古い玩具に対しての審美眼は専門業者よりも僕の方が上を行っているね」

鑑定する対象は必ずしも美術品とは限りません。

何十年も前の古い玩具でも高値を付けることがありますので、もし、あなたが玩具に詳しいのであれば、下手な鑑定業者よりも客観的な価値評価ができるかもしれません。

これは本物に多く触れているが故の経験の蓄積が「審美眼」を養っているでしょう。

「審美眼」を使った例文3

「昔から値打ち物のレア物を多く触れて本当の価値を判断できるように努めているのですが、中々審美眼を持てたという自信がないのです」

「審美眼」を養うためには、できるだけいい物を見る努力で、それなりの力は付いていくものですが、やはりセンスというものも重要なファクターです。

物事を正しく見定める感覚や才能がないと、一定レベルまでの成長で、それ以上の伸びができないということも現実的にあるでしょう。

これは、まさに「天分の才」というもので、専門家を目指す人は、そのセンスも必要になってくることは間違いありません。

「審美眼」の類語や類義語・言い換え

「審美眼」に近い意味を持つ類義語としては、どのような言葉があるでしょうか?

  • 「判断力」
  • 「鑑識」
  • 「洞察力」

「判断力」

「判断力」という言葉が「審美眼」に近いニュアンスを持っており、「物事について個人的な見解や判断を下すできる力」という意味があります。

仕事をしていると、様々な出来事に対して、スピーディーな判断をしなくてはならないことがあります。

そのためには、その周りの環境や状況を把握しながら、最善のことを決める必要がありますので、的確な「判断力」が求められてきます。

「鑑識」

「審美眼」に似ている言葉の1つに「鑑識」という言葉がありますが、主に「犯罪捜査で指紋や血痕などの現場証拠を科学的に調べる」という意味で理解されていることが多い言葉です。

その他に「物の真偽・価値などを正しく見分けること」という意味もあり、このニュアンスから、「審美眼」に近い言葉と解釈することができます。

「洞察力」

「洞察力」もよく耳にする言葉ですが、「物事を深く鋭く見抜いていく能力」「見通す力」のことを指しています。

言い換えると、「表面上を観察しただけでは見えない事柄直感的に見抜いて判断する力」と解釈することもできます。

職場でも「洞察力」鋭い人がいるものですが、このような人は、物事をじっくりと観察したり、周囲の状況を正確に把握することができます。

その結果、物事の変化などを直ちに察知することができる上に、何事に対しても客観的に捉え方でできます。

しかも、大変注意深いために、人や物事を観察した時に他の人では気付かないようなちょっとした現象でも見抜いてしまうことあります。

主観的な見方をするのではなく、常に客観的な立場で判断することができる沈着冷静な人のイメージがあります。

「審美眼」の英語と解釈

「審美眼」を英語で表現すると、“taste”“perceptiveness”などの言葉で訳すことができます。

「審美眼」を活かすのに適している職種

真の美しさを見極める力を持つ「審美眼」を最大に活かすことができる職業としては、美術の教師や、美術館などの学芸員、絵画・デザインなどに関わる職業が向いていると思われます。

美しい物を見極める「審美眼」は、ある程度は経験や訓練によって養うことができるでしょうが、前述の通り、家庭環境や親から受け継いだ才能の大きく左右することも少なくなく、自然と身についた才能であるとも言えるでしょう。

icon まとめ

「審美眼」という言葉はあまり使われることがないために、特別な能力を意味するような言葉と思われる人もいるかもしれません。

しかし、この能力は美術関係など限られた分野だけでなく、一般のビジネスでも応用することができる能力でもあるので、日頃から問題意識を持って、何事にも取り組む姿勢を持ちたいものです。