「業務に励む」とは?意味や類語!例文や使い方!
「業務に励む」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ビジネスにおいては特に重要な表現であり、使った経験を持つ人もいる事でしょう。
ここでは「業務に励む」、という言い回しについて紹介します。
目次
- 「業務に励む」とは?
- 「業務に励む」を使った言葉と意味を解釈
- 「業務に励む」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「業務に励む」の類語や言い換え
- 「業務に励む」のビジネスメールでの使い方
「業務に励む」とは?
「業務に励む」というのは、頑張って仕事をする、任された仕事をこなす、真剣に盛んに仕事に努める、という意味を持ちます。
仕事をする時はそれぞれ様々な役割を与えられますよね。
そのような仕事を責任持ってこなす時、それを「業務に励む」と表現できるのです。
例えば、朝礼等では「それでは、各自業務に励んでください」などと指示を受けることもあるのではないでしょうか。
- 「業務に励む」の読み方
「業務に励む」の読み方
「業務に励む」、という表現は「ぎょうむにはげむ」と読みます。
ビジネスでもよく使われる言い回しですので、ぜひ知っておきたいものです。
「業務に励む」を使った言葉と意味を解釈
ここでは、「業務に励む」という言葉を使った言い回しを紹介します。
- 「業務に励む所存です」
「業務に励む所存です」
「業務に励む所存です」というのは「業務に励む」つもりでいます、という意味になります。
所存です、という表現はよく使われていますが、実は意味をしっかり理解していない人もいるのではないかといわれています。
これは思います、という表現の謙譲語になります。
つまり、「業務に励む所存です」というのは「業務に励もうと思っています」ということになります。
自分の思いや考え方を伝えるとき、所存という言葉が使えるのです。
つまり、例えば昇進した時や今後どのようにするか方向性を話すとき、自分の考えを述べる時などに所存です、という表現が使えます。
昇進し、上司から「頑張って」と声をかけられたときなど、「業務に励む所存です」という表現が使えます。
「業務に励む」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは「業務に励む」という言葉を使った例文を紹介します。
- 「業務に励む」を使った例文1
- 「業務に励む」を使った例文2
「業務に励む」を使った例文1
「これからもなおいっそう、業務に励んでいきたいと思います」
上司から仕事ぶりについて褒められたときなど、謙虚にお礼を言いたいものですよね。
褒められたことに関してはしっかりとお礼を言った上で、これからも頑張ります、これからもしっかり仕事をこなしていきます、と伝えたい時もあるのではないでしょうか。
そのようなときには「これからも業務に励んでいきます」と表現できます。
「業務に励む所存です」でも問題ないでしょう。
「業務に励む」を使った例文2
「保護者への対応には気をつけて、業務に励むようにしてください」
学校現場など、教育現場においては保護者への対応も仕事の一環になります。
保護者からクレームが来たらどうするのかクレームが出ないようにどのようにしたら良いのか、いろいろ考えておかなければいけません。
また、過去どのような件でクレームが出たことがあるのか、把握しておくことも大切です。
最近はモンスターペアレンツなどもいると言われていますので、まずクレームが出ないように気をつけなければなりません。
保護者からクレームがないように対応するにはどうするべきなのか、などということをしっかりと考えた上で「業務に励む」必要があります。
「業務に励む」の類語や言い換え
ここでは類義語をいくつか紹介します。
- 「仕事に邁進する」
- 「仕事に勤しむ」
- 「職務に励む」
「仕事に邁進する」
仕事に邁進する、というのは頑張って仕事をする仕事に励むという意味になります。
邁進するというのはひたすら目的に向かって進む、突き進む、という意味がありますので、簡単に言えば「一生懸命頑張ります」という意味になるのです。
上司から褒められた時などは、「より一層邁進して参ります」などと表現できます。
「仕事に勤しむ」
仕事に勤しむ、という表現も頑張って仕事をする、という意味になります。
勤しむという表現には熱心につとめ励む、声を出す、という意味があり、仕事に対して熱心に努め励む、という意味を持つのです。
「職務に励む」
職務に励むというのは真剣に仕事をするという意味になります。
常に仕事に対しては熱心に向き合わなければいけませんが、どうしてもミスが出てきてしまうこともありますよね。
ミスをしてしまった時はそこから学び、真剣に仕事をしていかなければいけません。
「業務に励む」のビジネスメールでの使い方
「業務に励む」、という表現をビジネスシーンで使う時には、「より一層業務に励んで参ります」「誠心誠意業務に励んでまいる所存にございます」などといった表現が使えます。
これは簡単に言えば「がんばります」という表現になりますので、メール等ではぜひ使いたい表現です。
例えば「至らない点もございますが、ご満足いただけるように業務に励んで参ります」「より一層業務に励んでいきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」などと書くと良いでしょう。
「業務に励む」、という表現はビジネスでは非常に大切な言い回しです。
ぜひメールなどに活用していきましょう。