「腹心の友」とは?意味や例文など解釈
「腹心の友」とは、「心から信頼できる友人・何でも打ち明けられる友達」です。
「腹心の友」の「意味・使い方(誤用か?)・例文と解釈・類語(シソーラス)・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「腹心の友」とは?
- 「腹心の友」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「腹心の友」の類語
- 「腹心の友」の英語や例文(解釈)など
「腹心の友」とは?
「腹心の友」とは、「心から信頼できる友人・本音で何でも言える友達」や「何でも打ち明けて相談できる友達」のことを意味しています。
「腹心の友」の「腹心」とは「腹+胸(心)」の自分にとって重要な部分のことで、「身体の中心・枢要」や「心の奥底」を意味しています。
そこから転じて、「腹心」は「心から信頼できること・人物」を意味するようになりましたが、「腹心」の言葉は古代中国の四書五経の一つ「詩経(しきょう)」にも載っています。
- 「腹心の友」は誤用?間違い?
「腹心の友」は誤用?間違い?
「腹心」は「自分よりも下位の相手・自分の意図を忖度してくれる相手」にしか使えないから、対等な人間関係である友人には使えず、「腹心の友」というのは間違いであるという意見もあります。
しかし、「腹心」は「心から信頼できることの意味」なので「友人・対等な相手」にも使用すること自体はでき、「腹心の友」の言葉は使用頻度が多くなくても誤用ではありません。
「腹心の友」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「腹心の友」を使った例文や短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「腹心の友」を使った例文1
- 「腹心の友」を使った例文2
「腹心の友」を使った例文1
「腹心の友が悩みを聞いてくれたおかげで、前向きな気持ちになれました」
この「腹心の友」を使った例文は、「何でも相談できる友達が悩みを聞いてくれたおかげで、前向きな気持ちになれた」ということを意味しています。
「腹心の友」を使った例文2
「腹心の友である彼であれば、万が一にも私との約束を破るということはありません」
この「腹心の友」を使った例文は、「心から信頼できる親友の彼であれば、万が一にも私との約束を破ることはない」ということを意味しています。
「腹心の友」の類語
「腹心の友」の類語(シソーラス)について、分かりやすく解説していきます。
- 「信頼できる親友・何でも相談できる友」
- 「本音を話せる友人・弱みを見せられる友」
「信頼できる親友・何でも相談できる友」
「腹心の友」の類語として、「信頼できる親友・何でも相談できる友」があります。
「腹心の友」とは、「心から信頼することができて何でも本音を言える親友」を意味しています。
そのことから、「腹心の友」とほぼ同じ意味を持つ類語として、「信頼できる親友・何でも相談できる友」が上げられます。
「本音を話せる友人・弱みを見せられる友」
「腹心の友」の類語として、「本音を話せる友人・弱みを見せられる友」があります。
「腹心の友」というのは、「遠慮せずに何でも話をすることができる友人」や「弱みを見せても何の問題もない信用している友達」を意味しています。
その意味から、「腹心の友」と似た意味を持つ類語として、「本音を話せる友人・弱みを見せられる友」を指摘することができます。
「腹心の友」の英語や例文(解釈)など
「腹心の友」という言葉は、“a trusted friend”(信頼している友人)や“a very close friend”(とても近しい友人)、“confidant”(信頼している人物)、“confidante”(信頼している女性)"などの英語で表現することができます。
- “I can talk about anything with my trusted friend(my very close friend).”
“I can talk about anything with my trusted friend(my very close friend).”
この「腹心の友」を使った英語の例文は、「私は腹心の友とは、何でも話すことができます」ということを意味しています。
「腹心の友」という言葉について徹底的に解説しましたが、「腹心の友」には「心から信頼できる友人・何でも打ち明けられる友達」などの意味があります。
「腹心の友」の類語(シソーラス)としては、「信頼できる親友・何でも相談できる友」「本音を話せる友人」などがあります。
「腹心の友」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。