「思うところがある」とは?意味や使い方!類語や英語も解釈!
「思うところがある」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「思うところがある」の類語や言い換えを紹介して行きます。
目次
- 「思うところがある」とは?
- 「思うところがある」の使い方
- 「思うところがある」を使った例文や短文など
「思うところがある」とは?
「思うところがある」という言葉を知っているでしょうか。
今回初めて知ったという人もいるかもしれません。
「思うところがある」には、「思い当たることがある」「自分なりの意見がある」「考えていることがある」などの意味があります。
例えば、会議中に沈黙している人が、「思うところがあります」などと言って発言をする時、その人の心の中には、議題に関する考えがある、自分なりの意見があるという意味になります。
「思うところがある」の使い方
「思うところがある」の使い方について紹介します。
いい意味で使う時、悪い意味で使う時について紹介して行きます。
- いい意味での使い方
- 悪い意味での使い方
いい意味での使い方
「思うところがある」をいい意味で使うと、どのような使い方になるでしょうか。
先ほどの会議の例のように、「自分なりの意見がある」という前向きな心境で「思うところがある」と使うケースがそうです。
「自分なりのアイデアがある」「解決策がある」など、考えを表明する前に「思うところがある」と言います。
悪い意味での使い方
「思うところがある」を悪い意味で使う時、「腹に据えかねていることがある」「許せないことがある」などの意味になります。
例えば相手に対して、ずっとイライラしていることがある人は、それを吐き出す前に「思うところがある」と断ってから文句を言ったり、悪口を言ったりします。
「思うところがある」を使った例文や短文など
「思うところがある」という言葉を使った例文を紹介します。
「思うところがある」を使った文章を見て、使い方のコツを覚えましょう。
- 「思うところがある」を使った例文1
- 「思うところがある」を使った例文2
「思うところがある」を使った例文1
「この議題に対して『思うところがある』ため発言します」
この例文に登場する人は、議題に関する建設的な意見を持っているのでしょう。
「思うところがある」と前置きをしてから、自分のアイデアや意見を言おうとしている様子がわかります。
「思うところがある」を使った例文2
「あなたに対して、ずっと『思うところがある』から言うね」
この例文に登場する人は、相手に対して腹に据えかねていることがあったのでしょう。
このように断りを入れてから、思う存分相手に対する不満をぶちまけるのかもしれません。
「思うところがある」という言葉について見てきました。
いい意味でも悪い意味でも使える便利な言葉なので、使い方を覚えておきましょう。