「揮える」とは?意味や異なる漢字表記・例文・英語など解釈!
「揮える」は、ネット上や活字で見たことがあっても、意味や読み方が分からない人も多いでしょう。
目次
- 「揮える」とは?
- 「揮える」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「揮える」の類語や類義表現
- 「揮える」の英語や例文(解釈)など
「揮える」とは?
「揮える」とは、「揮う」の活用形で、「揮うことができる」という意味になります。
「揮う」は、「能力を活用する」という意味で使う言葉で、それができるという時に使う言葉です。
「やっと手腕を揮える機会がやってきた」などという使い方になり、この例では、「〜揮うことができる機会がやってきた」と同じ意味だと解釈してください。
- 読み方
読み方
「揮える」は、「ふるえる」と発音してください。
「揮う」(ふるう)の読み方は分かっていれば、間違えて読んでしまうことはないでしょう。
尚、「揮う」は「振う」、または「振るう」と表記しても構いません。
よって、「揮える」も「振える」と表記することができますが、「振るえる」とは使わないので、この点に注意してください。
「揮える」を使った例文や短文など(意味を解釈)
揮えるを使った例文や短文と、その意味の解釈です。
何かの能力を活用できるという意味だと考えると分かりやすいでしょう。
- 「揮える」を使った例文1
- 「揮える」を使った例文2
「揮える」を使った例文1
「監督がきちんとした采配を揮えるかどうかがポイントだ」
スポーツにおいて監督の采配は、実際にプレイを行う選手の能力より大切なことも少なくありません。
その采配次第では、実力では劣っている場合でも、いい勝負ができるかも知れません。
特に野球などの団体競技では、監督の采配が大きなポイントになると言っていいでしょう。
「揮える」を使った例文2
「この職場なら、自分の腕が充分に揮えるというものだ」
自分に合った職場なので、充分に自らの能力が活用できると言っています。
意味は簡単な言葉なので、解釈が難しい使い方をすることはありません。
「揮える」の類語や類義表現
揮えると似た意味の言葉や表現です。
「揮う」ではなく、この形と同じ使い方(意味)にして紹介します。
- 「発揮できる」【はっきできる】
- 「見せられる」【みせられる】
「発揮できる」【はっきできる】
「能力が揮える」は、「能力が発揮できる」と言い換えることができます。
その他の使い方でも置き換えることができる、「揮える」の言い換え表現です。
「見せられる」【みせられる】
「揮える」対象は、この「見せられる」と言い換えても意味が通ります。
「腕を揮える職場」という表現も、「〜見せられる職場」と置き換えて構いません。
「揮える」の英語や例文(解釈)など
揮えるを英語で表現するなら、“to show off”と使ってください。
“to show off the technique”で、「技術を揮える」となり、直訳では、“to show off”は「披露する」という表現ながら、この「揮える」とも解釈することができます。
揮えるは、口語では使うことがあっても、漢字表記が難しいかも知れません。
「振える」でも構わないので、こちらで覚えておいてもいいでしょう。