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「お付き合いください」とは?類語や英語も解釈!

「お付き合いください」、という表現を使ったことがあるでしょうか。

特にビジネスで使う場合はどのように気をつけたら良いのでしょうか。

ここではビジネスで「お付き合いください」、という表現を使うときに気をつけるべきこと、使い分けや頭異義語等について紹介します。

お付き合いください

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「お付き合いください」とは?類語や英語も解釈!>


目次

  • 「お付き合いください」のビジネスでの使い方
  • 「お付き合いください」の「お取引ください」の使い分けはできる?
  • 「お付き合いください」の言い換え
  • 「お付き合いください」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「お付き合いください」の英語や例文(解釈)など


「お付き合いください」のビジネスでの使い方

「お付き合いください」のビジネスでの使い方

「お付き合いください」という表現をビジネスで使う場合、「お付き合いください」という表現をより丁寧にする「今後とも」という表現や「末永く」という表現をつけたり、気をつけなければいけません。

ここでは「お付き合いください」という表現のビジネスでの使い方について紹介します。

ちなみに、「下さい」と漢字にすると、“give”という意味が強まります。

つまり、「コーヒーを下さい」、などという時に使える表現であり、「お越しください」などという表現の場合の「ください」は"please"に当たりますのでひらがなが適切です。

お願い事や敬意を表す尊敬語、丁寧語等として使う場合はひらがなで書きましょう。

また、目上の人から下げ渡されるという意味もありますので、目上の人に対してはひらがなで表記した方が丁寧です。

  • 「お付き合いください」を丁寧にいう「今後とも」や「末永く」

「お付き合いください」を丁寧にいう「今後とも」や「末永く」

「お付き合いください」という表現はビジネスでもよく使われます。

しかし、このままでは少々カジュアルな表現になってしまうため、「お付き合いくださいますようお願い申し上げます」だけではなく、枕詞として「末永く」「より一層の」「今後とも」などの言葉をつけた方が正しい日本語になります。



「お付き合いください」の「お取引ください」の使い分けはできる?

「お付き合いください」の「お取引ください」の使い分けはできる?

「お付き合いください」という表現をビジネスで使うならば、お取引くださいという表現でも同じ言い回しになります。

お取引くださいと表現することでよりビジネスのイメージが出せるでしょう。

「お付き合いください」の言い換え

「お付き合いください」の言い換え

ここでは「お付き合いください」という表現の類義語を紹介します。

  • 今後ともよろしくお願いいたします
  • 今後ともご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

今後ともよろしくお願いいたします

今後ともよろしくお願いいたします、という表現は、ビジネスでは非常によく使われる言葉です。

ビジネスメールに表記されることもたくさんありますね。

今後ともという表現はビジネスメールの結で使われる言葉であり、取引先であれば頻繁に使うことが可能です。

あくまでもビジネス英語で、上下関係に厳しい上司に対してなど「今後ともよろしくお願いいたします」と表現できます。

今後ともご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします、というのはぬかりなく励むように指導してもらうことをお願いする表現です。

特に上司に対し、指導をしてもらいたい、指南をしてもらいたい、などと思うときにはこの表現が良いでしょう。

教えを受ける側の挨拶だとされます。



「お付き合いください」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「お付き合いください」を使った例文や短文など(意味を解釈)

ここでは「お付き合いください」という言葉を使った例文を紹介します。

  • 「お付き合いください」を使った例文1
  • 「お付き合いください」を使った例文2
  • 「お付き合いください」を使った例文3

「お付き合いください」を使った例文1

「今回の取引に限らず、どうも今後もお付き合いくださいますようお願いいたします」 今回新しく取引を結んだ会社の場合、今回の仕事が終わってもまた一緒に仕事をしたいため今後もできるならば協力関係にありたい、取引をした関係にあるから、困ったことがあれば助け合いたい、と思うこともあるのではないでしょうか。

そのような場合はこれからの協力関係やこれからの人間関係を思わせるような挨拶を結ぶことで、今後の人間関係を円滑にできる場合があります。

「今回の取引に限らず」という表現をつけることで「取引が終わった後も」という意味合いを出すことが可能です。

「お付き合いください」を使った例文2

「お付き合いくださいって言われたんだけど、あの会社はもう嫌だな」 取引などをして少なからず関係があったというそのような場合、相手から「今後もお付き合い ください」と言われても何となく気が進まない、ということもあるのではないでしょうか。

もちろん、会社との取引や会社との関係などは自分1人で決めるものではありませんので、他の人ともしっかり相談する必要があります。

しかし、もしもその会社と取引がある、付き合いがある、というところからネガティブな要因が生じてしまうのであれば、関係を考え直す必要があるでしょう。

「お付き合いください」を使った例文3

「お付き合いくださいという表現はどうにも英語に訳しにくくて大変だ」 「お付き合いください」、よろしくお願いします、といった表現は英語には存在しません。

そのため、このような表現を直訳してしまっても外国人には通じないことがあり、ニュアンスとしては伝わらないこともたくさんあります。

その一方で、外国人に対してこのような言葉を言わなければいけないこともありますよね。

英語で言わなければいけないときには無理矢理英語にするのではなく、英語が伝わる範囲で訳せるようにしたいものです。

「お付き合いください」の英語や例文(解釈)など

「お付き合いください」の英語や例文(解釈)など

もしもお付き合いをお願いします、お付き合いをください、という表現を英語で表すならば、“I hope we will be able to continue to do our business together.”“I hope we will be able to continue to cooperate each other.”などと表現できます。

icon まとめ

「お付き合いください」という表現はビジネスでも必要な表現です。

間違いなく、そしてより丁寧な表現で使えるよう、注意を払いましょう。

特に英語で表現する場合はニュアンスをチェックする必要があります。