「不備な点」とは?例文や短文など徹底解釈
ビジネスやサービスで「不備な点があれば何なりとお申し付けください」という言葉を使うことがあります。
どの様な意味なのでしょうか、詳しく知っておきましょう。
目次
- 「不備な点」とは?読み方
- 「不備な点」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「不備な点」の類語
- 「不備な点」の英語や例文(解釈)など
「不備な点」とは?読み方
「不備な点」の意味と読み方について紹介します。
- 「不備な点」の意味
「不備な点」の意味
「不備な点」の意味は「必要なものが揃っていないなど、目を付けるべきところ」という意味です。
サービスやおもてなしをする場合、提供する側は精一杯準備をしても、いざそれを受ける側から見て不十分だと思うことがあります。
これは立場の違いにより分かるもので、相手から指摘して貰わないと理解できないこともあるのです。
どんな内容かは事前には分らないので、すべてをひっくるめて都合の悪いことを「不備な点」としているのです。
「不備な点」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「不備な点」を使って例文と解釈を紹介します。
- 「不備な点」を使った例文1
- 「不備な点」を使った例文2
「不備な点」を使った例文1
「書類に不備な点があったので送り返された」
役所への提出書類は完璧が求められます。
必要事項が記入されていなかったり、必要な書類が添付されていないと受理して貰えません。
不十分だった項目があり、返送されてきた時の表現です。
「不備な点」を使った例文2
「防災システムに不備な点がある」
ホテルや公共施設では、地震や火事などの災害に備えて報知器や避難経路を整えておく必要があります。
非常口付近にモノが置かれていたり、スプリンクラーが作動しないなど、不十分な点があると役所の防災課から指摘されるので改善しなければなりません。
「不備な点」の類語
「不備な点」の類語を紹介します。
- 「至らない点」【いたらないてん】
- 「お気づきの点」【おきづきのてん】
- 「不都合な点」【ふつごうなてん】
「至らない点」【いたらないてん】
意味は「一定レベルに達しないと思われるところ」という意味です。
こちらもビジネスやサービスを受けた時に使われる言葉です。
「お気づきの点」【おきづきのてん】
意味は「何かしらの不満なところ」です。
ただ「気付く」のではなく「不便や不満を感じること」という意味で使われています。
「不都合な点」【ふつごうなてん】
意味は「やりにくいところや不便だと思うところ」です。
こちらもビジネス用語で相手の不満に思うことを指しています。
「不備な点」の英語や例文(解釈)など
“If you have any problem, please let me know.”
「もし問題があればお知らせください」です。
ビジネスの定型文で、英語は非常にストレートですので“problem”=「問題」と言います。
「不備な点」はビジネス用語で「必要なものが揃っていないなど、注目するところ」という意味です。
相手を気遣う表現ですので、ビジネスで積極的に使ってみましょう。