「神々しい」とは?意味と類語!例文と使い方!
「神々しい」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
日常生活ではあまり使われない表現かもしれませんね。
それならば、「神々しい」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「神々しい」という表現について詳しく紹介します。
目次
- 「神々しい」とは?
- 「神々しい」の言葉の使い方や注意点
- 「神々しい」を使った言葉など意味を解釈
- 「神々しいキャラ」の具体例
- 「神々しい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「神々しい」の類語や言い換え
- 「神々しい」の英語や例文(解釈)など
「神々しい」とは?
「神々しい」という表現には2つの意味があります。
ここではそれぞれの意味を紹介します。
- おごそかで、気高い感じがする
- 神秘的で尊い
- 「神々しい」の読み方
- 「神々しい人」とは?
おごそかで、気高い感じがする
まず、「神々しい」という表現にはおごそかで気高い感じがする、という意味があります。
おごそかというのは気持ちが引き締まるほど重々しい、という意味があり、気高いという表現には上品で高貴な感じがある、品格が高い、という意味になります。
つまり、重々しく上品である、という意味になるのです。
神秘的で尊い
また、神秘的で尊い、という意味も持ち合わせています。
例えば、日本には様々なパワースポットがありますが、神秘の力が宿っているエネルギースポット、パワースポットなどに関心を持っている人も多いのではないでしょうか。
富士山の周辺には雪解け水によって8つの池が作られていますが、その池は忍野八海と呼ばれています。
あまりにも神秘な存在で池という名前をつけるにはもったいないという事から海という名前がついたと言われています。
「神々しい」の読み方
「神々しい」という表現は「こうごうしい」と読みます。
「かみがみしい」ではありませんので注意が必要です。
「神々しい人」とは?
「神々しい人」、というのは波長が高く、「神々しい雰囲気を放つ人」を指しています。
周りから尊敬される「神々しい人物」とは周りのことをしっかりと考え、それでいて自分の意見をしっかり持っている人を指しているのです。
自分の理想や憧れなどを実践し、自分に厳しい人はまさに「神々しい」といった印象を周りに与えるのではないでしょうか。
どれだけ立派なことを言っていても、自らの行いがその言い分にかなっていなければ周りに「神々しい」という印象は与えられません。
しかし、常に自分を律し、理想的な言動を実践できる人はまさに「神々しい」と言えます。
「神々しい」の言葉の使い方や注意点
「神々しい」という表現は日常的な会話で使われる事はあまりありませんが、小説等ではよく使われます。
また、世界には「神々しい」と言われる建物なども多く、自然現象などが美しい状態を「神々しい現象」だと呼ぶこともあります。
観光地や観光ガイドなどでは「神々しい」という表現がよく使われています。
ただし、神様が祀られている場所などに関しては、この表現は控えましょう。
「神々しい」というのは「神様みたいな感じ」という意味ですので、本当の神様に対しては失礼になります。
「神々しい」を使った言葉など意味を解釈
ここでは「神々しい」という表現が用いられた言い回しを紹介します。
- 「神々しい光」
- 「神々しい画像」
「神々しい光」
「神々しい光」というのは神聖な性質を持った光のことを指しています。
雲の影から見える太陽の光や美しい夕焼けを指して「神々しい光」、と呼ぶこともあり、Twitter等では「神々しい光」と題した写真がたくさん出回っています。
「神々しい画像」
「神々しい画像」というのは「神々しい光」とよく似ていますが、まるで神様が作り出しているのではないかと思うほどの美しい空模様の画像が「神々しい画像」だと言われます。
単なる青空ではなく、雲の隙間から太陽が豪華に輝いている、雲が太陽に照らされて光っている、などという写真は「神々しい画像」としてSNSなどでも出回っており、最近ではフリー素材などでもダウンロードすることが可能です。
その一方で、最近では合成写真も多いため注意が必要です。
「神々しいキャラ」の具体例
「神々しい」キャラクターとは一体どのようなキャラクターなのでしょうか。
ここではゲームにおける「神々しい」キャラクターについて紹介します。
- 「神々しいキャラ」の具体例1
- 「神々しいキャラ」の具体例2
「神々しいキャラ」の具体例1
モンスターストライクというゲームを知っているでしょうか。
このモンストと呼ばれるゲームには「神々しい」キャラクターがいます。
その中にはアヌビスと呼ばれるキャラクターがおり、水狼神アヌビス、聖地の守護神アヌビス、神聖なる冥界の大神官アヌビス、がいます。
特に神聖なる冥界の大神官アヌビスは10点満点中9点という高い評価を受けています。
「神々しいキャラ」の具体例2
また、モンストに出てくるキャラクターであるラーもう「神々しい」キャラクターとして人気があります。
太陽神ラー、光合神ラー、そして大地を照らす主神アメン・ラーがおり、大地を照らす主神アメン・ラーは10点満点中8点の評価を受けています。
「神々しい」を使った例文や短文など(意味を解釈)
ここでは「神々しい」という表現を使った例文を紹介します。
- 「神々しい」を使った例文1
- 「神々しい」を使った例文2
「神々しい」を使った例文1
「アメリカのアンテロープキャニオンは本当に神々しい場所です」
アンテロープキャニオンと言えば、誰でも1度はその写真や動画を見たことがあるのではないでしょうか。
長年の風や鉄砲雨が侵食したことで、奇妙な峡谷が作られました。
渦を巻くようななめらかな模様が岸壁に刻まれており、そこから差し込む太陽光によって峡谷の中は鮮やかなオレンジ色で染まります。
運が良ければスポットライトのように差し込む太陽光が見られるかもしれません。
タイミングによって景色が異なるため、毎回同じ「神々しい」景色が見られるとも限らず、タイミングが合わなければ美しい景色が見られない場合もあります。
ツアーになっていますので、関心がある人は訪れてみてはいかがでしょうか。
アンテロープキャニオンを訪れる人の中にはグランドキャニオンなども同時に訪れる人がたくさんいます。
「神々しい」を使った例文2
「アメリカで見たイエローストーンは本当に神々しい場所でした」
イエローストーンというのは世界で初めて国立公園として認められた場所です。
グランドプリズマティックスプリングは七色に輝く熱水泉であり、この美しい七色はバクテリアによって生み出されていると考えられています。
その中心部は高熱すぎてバクテリアさえ住めないと言われていますが、内側に行くほど赤色から青色に変化し、その美しい色の変化が楽しめます。
死ぬ前に1度は見てみたい場所などとも言われていますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
イエローストーンはワイオミング州に属していますが、モンタナ州とアイダホ州にも及んでいます。
これだけではなく、迫力のある渓谷や美しい森林、標高の高い川など、様々な景色が楽しめます。
これ以外にもアメリカには様々な国立公園がありますので、ぜひ訪ねてみると良いでしょう。
「神々しい」の類語や言い換え
ここでは「神々しい」という表現の類義語を紹介します。
- 「崇高」
- 「荘厳」
- 「風光明媚な」
「崇高」
崇高という表現は気高く偉大なこと、という意味になります。
美的範疇であり、特に巨大な物を見たときに抱く感情だとも言われています。
本来は高さを表す表現であるため、巨大なものに感じる気持ちだと言われるようになりました。
例えばルネッサンス時代に描かれたレオナルドダビンチによるモナリザや、ミケランジェロによって作られたダビデ像等は崇高な美術だと捉えられることがあります。
「荘厳」
荘厳という表現は重々しさがあって立派なこと、見事で厳かなこと、という意味を持ちます。
仏教用語で使われる場合は仏堂や仏像を美しく飾ること、という意味を持っています。
「風光明媚な」
風光明媚という表現は漢字検定1級に出てくる表現です。
自然の眺めが清らかで美しいこと、という意味を持ちます。
「明媚」を「明眉」や「明美」と書き間違える人が多いと言われていますので気をつけましょう。
「神々しい」の英語や例文(解釈)など
「神々しい」という表現を英語にすると“divine”という表現が一般的ですが、これ以外にも“holy”、“awe-inspiring”、“godly”などといった表現が使えます。
「この景色を見ると神々しい気分になる」という表現であれば“We can feel the sanctity of this place whenever we see this nature.”と表現できます。
- 「神々しい存在」の英語
- 「神々しい光」の英語
- 「神々しい美しさ」の英語
「神々しい存在」の英語
「神々しい存在」という表現を英語にすると“divine presence”という表現になります。
「彼はみんなにとって神々しい存在だよ」という場合は“He has the nature of God for everybody.”になります。
「神々しい光」の英語
「神々しい光」という表現を英語にすると“divine light”表現が適切です。
「今日の夕方は神々しい光を見た」ということであれば“We saw a divine light in this evening.”になります。
「神々しい美しさ」の英語
「神々しい美しさ」、という表現を英語にすると“divine beauty”になります。
「あの美術は神々しい美しさを有している」ということであれば“That art has a divine beauty.”になります。
「神々しい」という表現は本当に神様が宿っているとされる寺院などには使わない方が良いでしょう。
その一方で、本当に神様がいるかのように見える建物や景色に対しては「神々しい」というから表現が使えます。
美しいものは美しいと思える感覚を身につけたいですね。