「思わせられる」とは?例文や「思わさせられる」の違い
「思わせられる」の意味や類語を紹介します。
さらに「思わせられる」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「思わせられる」とは?
- 「思わせられる」を使った例文や短文など
- 「思わせられる」の類語
「思わせられる」とは?
「思わせられる」という言葉を知っているでしょうか。
「思わせられる」には、「強制的に、想像させられる」「受け身の立場で、何かを思い浮かべる」などの意味があります。
もとも「思う」が「思わせる」に変化し、さらに受け身の意味が加わって「思わせられる」という言葉になっています。
何かを見た時に、自分が意図しなくても、そう思ってしまう、そのようなシーンで「思わせられる」という言葉を使います。
「思わせられる」を使った例文や短文など
「思わせられる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「思わせられる」を使った文章を見て、この言葉のコツを覚えましょう。
- 「思わせられる」を使った例文1
- 「思わせられる」を使った例文2
「思わせられる」を使った例文1
「都内に遊びに行くと、地元が田舎だと『思わせられる』」
自分の地元も、都会に負けないくらい発展していると思っている人が、都内に遊びに行くと、この例文のような感想を抱くかもしれません。
やはり都内と地元は違うと、半ば強制的に思ってしまうのは、都内の一部のエリアの発展具合によるものでしょう。
「思わせられる」を使った例文2
「彼は口下手だが、話の内容は一流だと『思わせられる』」
この例文のように、一見ぱっとしない人でも、話の内容が素晴らしい時は、「一流だ」と誰もが「思わせられる」かもしれません。
このような人の発言は、誰もが見てもそのように思える、確かな魅力があるのではないでしょうか。
「思わせられる」の類語
「思わせられる」という言葉の類語や似た意味の言葉を紹介します。
「思わせられる」という言葉によく似た言葉を紹介します。
- 「連想させられる」【れんそうさせられる】
- 「呼び起される」【よびおこされる】
「連想させられる」【れんそうさせられる】
「連想させられる」という言葉は、「思わせられる」という言葉とよく似ています。
「連想」には、「次々と、記憶がよみがえる」という意味があり、半ば強制的に、いくつかの記憶がよみがえる時、「連想させられる」という言葉を使います。
「呼び起される」【よびおこされる】
「呼び起される」には「過去の記憶などが、強制的によみがえる」という意味があります。
例えば、若いカップルを見た時、自分の初恋の思い出がよみがえる時などに、「呼び起される」という言葉を使います。
「思わせられる」という言葉について見てきました。
何かを見た時に、思ってもいなかった情景や記憶が浮かんでくることがあります。
それは物事に「思わせられる」要素が潜んでいるからかもしれません。