「SMS」とは?「SMS」と「SNS」の違い「MMS」も解説
SMSは、今ではあまり聞かなくなりましたが、現在の携帯電話やスマホでも利用することができます。
目次
- 「SMS」とは?
- 「SMS」の読み方
- 「SMS」と「SNS」の違い
- 「SMS」と「メール」の違い
- 「MMS」とは?
「SMS」とは?
SMSとは、「ショートメッセージサービス」を略した言葉です。
つまり、メールのようなものだと考えてください。
大きな違いは、メールはメードアドレスを所有していないと送受信できませんが、このSMSは電話番号でやりとりができるところです。
つまり、相手の電話番号が分かっていれば、メードアドレスを知らなくてもメッセージの送受信が行えます。
ただし、携帯電話やスマホに限ったサービスなので、固定電話や公衆電話では利用できません。
「SMS」の読み方
SMSは、「エスエムエス」とそのまま読んでください。
先のように「ショートメッセージサービス」の略なので、「ショートメッセージ」と呼ぶこともありますが、「エスエムエス」の方が一般的です。
「SMS(エスエムエス)で送っておいたけど」などという使い方になる言葉で、この場合、メールではなく、SMSで何かを送ったという意味ですが、メールとは違い、このSMSは必ず届くとは限らない点に注意してください。
詳しくは、下記のの「メールとの違い」の項で解説します。
「SMS」と「SNS」の違い
SMSと見た目、発音共に似ている言葉に、「SNS」(エスエヌエス)があります。
こちらは「ソーシャルネットワークサービス」の略で、「ソーシャルサイト」とも呼ばれているツイッターやFacebook、インスタグラム、mixiなどのことです。
これらに共通する特徴として、自分のアカウントで参加することで、他のアカウントとメッセージのやりとりが行えたり、ブログのように好きなことが発言できたり、一緒に画像を載せることもできます。
サイトによって、画像に特化していたり、フォロー登録している人の新しい発言がすぐに分かるなどの違いがありますが、このようなサイトの総称が「SNS」です。
よって、言葉自体は似ていても、「SMS」とは全く別物になります。
何かの「SNS」を利用している相手だと、「SMS」と言ったつもりが、そちらのことだと思われてしまう場合があるので、それには注意してください。
「SMS」と「メール」の違い
先にも書きましたが、「メール」とは違い、電話番号でメッセージの送受信をするのが「SMS」です。
そして、SMSは端末側で簡単に受信拒否の設定が行えます。
メールでも、特定のアドレスやPCメールを拒否するという設定が可能ですが、SMSはそれ全体の利用について、端末側ですぐに切り替えられるのが特徴です。
例えば、メールアドレスを教えていない相手からSMSでメッセージが届いたといった時に、それが迷惑であれば、すぐに受信拒否に設定してしまえは済みます。
また、「ショートメッセージ」と言われるように、メールと比較して文章の長さに限度があり、同一キャリアではない場合には、70文字以内の文章しか送受信できません。
画像などの添付ファイルを付けることもできないので、本当に簡単なメッセージのやりとり用だと理解しておいてください。
「MMS」とは?
「MMS」(エムエムエス)とは、「マルチメッセージサービス」の略で、要は「メール」と呼んでいるものと同一です。
「PCメール」との区別に使う言葉で、携帯電話やスマホのメールは、正式にはこの「MMS」という名称だと覚えておく程度でいいでしょう。
逆に、「メール」を無理に「MMS」と言うと、また新たなメッセージサービスのことかと思われてしまうかも知れません。
よって、一般には特に使う必要はない言葉です。
SMSは、便利に使えることもありますが、電話番号だけで送れてしまうことから、迷惑になる場合も少なくありません。
他キャリア間では70文字という制限も付いている為、あまり利用されているとは言えず、あまりすすんで使うことはないでしょう。