「冒険談/冒険譚」とは?意味と使い方!類語や英語を紹介!
「冒険談/冒険譚」とは、「冒険的な行動・体験に関する談話・物語」のことです。
「冒険談/冒険譚」の「意味・読み方・使い方・英語と解釈・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「冒険談/冒険譚」の意味とは?
- 「冒険談/冒険譚」の読み方
- 「冒険談/冒険譚」の使い方
- 「冒険談/冒険譚」の英語
- 「冒険談/冒険譚」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「冒険談/冒険譚」の類語や言い換え(シソーラス)
- 「冒険談/冒険譚」と「冒険物語」に違いはある?
「冒険談/冒険譚」の意味とは?
「冒険談/冒険譚」の意味は、「冒険的な行動や体験に関する談話・物語」になります。
「冒険」とは、「何らかの目的を達成したり意味のある経験をしたりするために、非日常的な危険な状況にあえて身を置く活動」のことです。
「冒険談/冒険譚」というのは、「あえて様々な危険を冒して、何らかの物事を体験していくという内容の談話・物語」を意味しています。
「冒険談」の「談」は「語ること・話すこと」を意味し、「冒険譚」の「譚」は「物語ること・口伝えで語り継ぐこと(民話・民譚(みんたん))」を意味しています。
「冒険談/冒険譚」の読み方
「冒険談」の読み方は「ぼうけんだん」、「冒険譚」の読み方は「ぼうけんたん」になります。
「冒険談/冒険譚」の使い方
「冒険談/冒険譚」の使い方は、「あえて危険を冒して何かの目的を達成したり珍しい体験をしたりする内容の談話・物語」について言及する時に使うという使い方になります。
例えば、「友達の冒険談は多少、誇張されているように感じました」や「歴史的な偉人の冒険譚に触れると、リスクを取る勇気が大切だと思わされます」などの文章で、「冒険談/冒険譚」の言葉を正しく使用することができます。
過去から語り継がれてきたという民間伝承的なニュアンスを帯びている「冒険譚」という言葉は、「本・書籍・映画などのタイトル」や「歴史の長さを感じさせる冒険物語の意味」としても使用されることがあります。
「冒険談/冒険譚」の英語
「冒険談/冒険譚」を意味する英語は、“adventure stories”(冒険物語)、“tales of adventures”(冒険の話)、“saga”(伝承的・歴史的な冒険譚)などになります。
- “I listened to my friend's adventure stories.”
- “Most ancient greek saga was the adventure stories of a hero or a king.”
“I listened to my friend's adventure stories.”
この「冒険談/冒険譚」を使った英文の意味は、「私は友達の冒険談(冒険譚)を聞きました」になります。
「冒険談/冒険譚」という言葉は、一般的に“adventure stories”か“tales of adventures”の英語でシンプルに表現することができます。
“Most ancient greek saga was the adventure stories of a hero or a king.”
この「冒険談/冒険譚」を使った英文は、「古代ギリシアの冒険譚の多くは、英雄か国王の冒険物語でした」を意味しています。
「伝承的・歴史的な冒険物語や武勇伝」の意味の「冒険談/冒険譚」は、「saga(サーガ)」という英単語で表現することができるのです。
「冒険談/冒険譚」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「冒険談/冒険譚」を使った例文や短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「冒険談/冒険譚」を使った例文1
- 「冒険談/冒険譚」を使った例文2
「冒険談/冒険譚」を使った例文1
「冒険談(冒険譚)には、危険を乗り越えた先に成功やロマンス、感動の結末が待っていることが多いのです」
この「冒険談/冒険譚」を使った例文は、「あえて危険な状況を経験する物語には、その危険を乗り越えた先に成功やロマンス、感動の結末が待っていることが多い」ということを意味しています。
「冒険談/冒険譚」を使った例文2
「祖父の若かりし頃の冒険談(冒険譚)を聞いていると、私も冒険をしたくなりました」
この「冒険談/冒険譚」を使った例文は、「祖父が危険を承知で目的を達成するために行動した若い頃の談話を聞いていると、私も冒険をしたくなった」ということを意味しています。
「冒険談/冒険譚」の類語や言い換え(シソーラス)
「冒険談/冒険譚」の類語や言い換え(シソーラス)について、分かりやすく解説していきます。
- 「冒険物語・冒険記」
- 「冒険ロマン」
- 「スリルと興奮の物語・リスクと成功の体験談」
「冒険物語・冒険記」
「冒険談/冒険譚」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「冒険物語・冒険記」があります。
「冒険談/冒険譚」というのは、「何らかの体験をするためにあえて危険な状況に入っていく活動の記録・物語」を意味しています。
その意味から、「冒険談/冒険譚」は「冒険物語・冒険記」という言葉にそのまま言い換えることが可能なのです。
「冒険ロマン」
「冒険談/冒険譚」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「冒険ロマン」があります。
「冒険ロマン」というのは、「ロマンティックな冒険物語」や「強く理想化された胸がワクワクするような冒険のストーリー」を意味しています。
「冒険ロマン」とは、危険(リスク)とスリルがある活動に参加して、胸がワクワクするような状態を意味しているのです。
そのことから、危険を冒して目的を達成する活動の談話である「冒険談/冒険譚」の類語(シソーラス)として、「冒険ロマン」を指摘できます。
「スリルと興奮の物語・リスクと成功の体験談」
「冒険談/冒険譚」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「スリルと興奮の物語・リスクと成功の体験談」があります。
「冒険談/冒険譚」というのは、具体的に説明すると一定の危険性(リスク)がある活動にまつわる談話や物語のことです。
そして、「冒険談/冒険譚」の談話・体験談には必ずといっていいほど「スリルと興奮・リスクと成功」が付いてまわります。
その意味合いから、「冒険談/冒険譚」は「スリルと興奮の物語・リスクと成功の体験談」という言葉に言い換えることができるのです。
「冒険談/冒険譚」と「冒険物語」に違いはある?
「冒険談/冒険譚」と「冒険物語」には、基本的な意味の違いはなく、言い換えることも可能です。
ただし「冒険談」という言葉には、「知っている人同士の間で、口頭で冒険的な活動について語り合うこと」の意味合いが強くあり、「本のタイトル」などには余り使われません。
「冒険譚」という言葉は、「危険を冒して何かを体験する活動についての物語」や「民間に口伝えで伝承されてきた冒険に関する民話=民譚(みんたん)」の意味を持っています。
「冒険譚(冒険の話)」は「奇譚(不思議な話)」と並んで、「本・作品のタイトル」として慣用的に使用されやすいという違いはあります。
「冒険譚」は「民間の口承(口伝え)によってその冒険に関する物語が語り継がれてきた」というニュアンスを出しやすく、「冒険物語」よりも「冒険譚」の方が民間伝承的な意味の含蓄があるのです。
「冒険談/冒険譚」という言葉について徹底的に解説しましたが、冒険談/冒険譚には「冒険的な行動・体験に関する談話・物語」などの意味があります。
「冒険談/冒険譚」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「冒険物語・冒険記」「冒険ロマン」「スリルと興奮の物語・リスクと成功の物語」などがあります。
「冒険談/冒険譚」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。