「恥ずかしい」の意味とは？「気恥ずかしい」との違い、対義語や類語、英語を紹介！

「恥ずかしい」の意味とは?

「恥ずかしい」という言葉を知っているでしょうか。

ほとんどの人が、過去の「恥ずかしい○○」を思い出すのではないでしょうか。

例えばそれは「恥ずかしい思い出」かもしれません。

一方で「恥ずかしい」という言葉の意味が分からない人もいるでしょう。

「恥ずかしい」には、「自分が劣っていると感じて、面目が立たず気後れする」という意味があります。

また「人目につきたくない思い」「照れくさい」という意味もあります。

みなさんも、このような思いにとらわれた経験があるかもしれません。

「恥ずかしい」の読み方?

「恥ずかしい」という言葉をどのように読めばいいでしょうか。

「恥ずかしい」は「はずかしい」と読みます。

難しい漢字ではないため、読み間違える事は少ないでしょう。

ただし、「恥ずかしい」は送り仮名が難しいかもしれません。

「ずかしい」と平仮名が四文字の送り仮名がつく事を覚えておきましょう。

「恥ずかしい」の英語

「恥ずかしい」という気持ちを英語で表現したい時、どのような英語を選べばいいでしょうか。

「恥ずかしい」を英語にすると、“ashamed”(アシェイムド)になります。

“ashamed”には「恥ずかしい」という意味があるためです。

また「恥ずかしい」は“embarrassed”(エムバラスド)という英語にする事もできます。

“embarrassed”にも「恥ずかしい」という意味があります。

このように、自分の「恥ずかしい」思いを、英語圏の人に伝えたい時、これらの英語を使ってみましょう。

「恥ずかしい」の「気恥ずかしい」の違い

「恥ずかしい」と似た言葉に「気恥ずかしい」という言葉があります。

二つの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。

「気恥ずかしい」には、「きまりが悪い」または「何となく恥ずかしい」という意味があります。

例えば、お見合いの席で、知らない男女が二人きりにされた時などは、「きまりが悪い」「何となく恥ずかしい」と思うのではないでしょうか。

このような時に、「気恥ずかしい」という言葉を使います。

「恥ずかしい」という言葉ほどではないものの少しだけ「恥ずかしい」と感じる時に、「気恥しい」という言葉を使いましょう。

「恥ずかしい」の言葉の使い方

「恥ずかしい」という言葉の使い方を紹介します。

「恥ずかしい」には、「自分の事を劣っていると思い気後れする」、または「注目されたくない」「照れくさい」という意味があります。

例えば学歴に自信がない人が高学歴の人に囲まれた時、自分が劣っていると感じて気後れしてしまうかもしれません。

このような心情を「恥ずかしい」と表現します。

また、好きな人と面と向かって照れくさい時の気持ちも「恥ずかしい」という言葉を使って表現します。

このように、気後れする、照れくさいと感じる場面で「恥ずかしい」という言葉を使ってみましょう。

「恥ずかしい」を使った言葉・慣用句や熟語・関連

「恥ずかしい」を使った言葉や慣用句、熟語などを見て行きましょう。

「恥ずかしい」という言葉を使った、良く耳にする言い回しが登場します。

• 「キスが恥ずかしい」
• 「恥ずかしいフレーズ」

「キスが恥ずかしい」

「キスが恥ずかしい」には、「キスをするのが照れくさく感じる」という意味があります。

キスをするためには、基本的に二人きりになる必要があり、この時点で照れくさい人もいるでしょう。

さらに沈黙し、目を見つめ合い、お互いの顔を近づけるなど、「恥ずかしい」と感じる機会がたくさんあります。

「恥ずかしいフレーズ」

「恥ずかしいフレーズ」には、「照れくさい言い回し」という意味があります。

世の中には自分で口にするのはもちろん、聞くだけでも照れてしまうような言い回しがあります。

例えば中学生の頃の日記を読み返すと、「恥ずかしいフレーズ」が連発している事に気付くかもしれません。

「恥ずかしい」を使った例文や短文など

「恥ずかしい」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「恥ずかしい」という言葉をどのように文章に組み込めばいいか、そのコツがわかるかもしれません。

• 「恥ずかしい」を使った例文1
• 「恥ずかしい」を使った例文2

「恥ずかしい」を使った例文1

「告白して失敗した思い出は、今でも『恥ずかしい』と感じられる」

この例文のように告白に失敗した思い出は、「恥ずかしい」と感じられるでしょう。

しかし、傷が癒えて時が過ぎれば、いつの日か素敵な思い出になるかもしれません。

また、自虐ネタとして使えるほど、心が強くなるかもしれません。

「恥ずかしい」を使った例文2

「30歳を過ぎて初めてお見合いをするという、『恥ずかしい』体験をした」

この例文のように、妙齢になって初めてお見合いをした経験がある人もいるでしょう。

その時はきっとかなり照れくさい気持ちになり、「恥ずかしい」と感じたかもしれません。

「恥ずかしい」の類語や言い換え

「恥ずかしい」の類語や言い換えを見て行きましょう。

「恥ずかしい」とよく似た言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「きまり悪い」
• 「ばつが悪い」

「きまり悪い」

「きまりが悪い」には、「その場の処理が上手に出来ずに恥ずかしい」という意味があります。

例えば、飲み会の幹事なのに、乾杯の挨拶を失敗してしまった時などは、「きまり悪い」と感じるかもしれません。

「ばつが悪い」

「ばつが悪い」には、「その場の具合が悪くて気恥ずかしい」「他の人に対して、恥ずかしい思いをしたり、面目が立たないと思う状態」という意味があります。

例えば、彼女と一緒に飲食店に行ったら、元カノが食事中だった場合、具合が悪く気恥ずかしいでしょう。

このような時の様子を「ばつが悪い」と言います。

「恥ずかしい」の対義語

最後に「恥ずかしい」の対義語を見て行きましょう。

「恥ずかしい」と反対の意味を持つ言葉とは、どのような言葉でしょうか。

• 「誇らしい」
• 「鼻が高い」

「誇らしい」

「誇らしい」には、「自慢したい気持ちである」という意味があります。

例えば、仕事がうまくいった日は、周囲の人に自慢したくなるでしょう。

このような時の心情を「誇らしい」と言います。

「鼻が高い」

「鼻が高い」には「自慢したい事があり、得意げな様子」という意味があります。

例えば高学歴な子供がいるお母さんは、誰にでもいいので自慢したいと思っているかもしれません。

このような様子を、「子供が優秀で鼻が高い」などと表現します。