「小気味良い」の意味とは語源・類語・読み方・英語【使い方や例文】
「小気味良い」という言葉を耳にした方も多いはずです。
雑誌や小説・新聞など読んでいる時に見かけたことがある方もいらっしゃるでしょうし、やはり「小気味良い」の意味を理解することで、文章作成時に用いるなどアレンジすることができ、語彙力もアップできます。
ここでは、例文・解釈・英語表現など色々ご紹介するので参考にしてください。
目次
- 「小気味良い」の意味とは?
- 「小気味良い」の読み方?
- 「小気味良い」の英語(解釈)
- 「小気味良い」の語源
- 「小気味良い」の言葉の使い方
- 「小気味良い」を使った言葉・慣用句や熟語・関連(意味・解釈)
- 「小気味良い」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「小気味良い」の類語や類義表現(シソーラス)
- 「小気味良い」の対義語
「小気味良い」の意味とは?
「小気味良い」の意味は、動きや手段などが鮮やかで気持ちがよく、リズミカルで爽快なことを意味します。
気持ちがよく、リズムカルな動きをしている様子がよく伝わりますし、爽快なイメージがわかるので、良い意味でとらえることができます。
「小気味良い」といった表現をご自身で文章を書く時に用いるとさり気なく語彙力あるイメージになります。
「小気味良い」の読み方?
「小気味良い」の読み方は、「こきみよい」となります。
「小気味良い」の英語(解釈)
「小気味良い」の英語解釈は、“delightful”など活用します。
英語表現では、よく熟語として用いる機会も多いので、例文や解釈などご紹介するので参考にしてください。
- “a delightful evening”
- “to become more and more delightful”
“a delightful evening”
楽しい夕べ。という意味になります。
楽しい夕べであったのが目に浮かぶような印象ではないでしょうか。
リズムカルで快適な楽しい時間を過ごすことが出来た時に用いるので、“a delightful evening”は覚えておくと英作文も苦手意識持たずにスムーズに活用できます。
“to become more and more delightful”
さらに楽しむためにという意味です。
この解釈はきちんと理解しておきましょう。
また、熟語として覚えておくと英文でもよく出てくるので、こうした流れを把握しておくことは重要になります。
「小気味良い」の語源
「小気味好い」の語源は、ある人の仕事の進め方や手際のよさによって、愉快な気持ちにさせられるといった意味を含んでいます。
文字に出てくる「気味」は、「香気」つまり「香り」と「味」を意味し、「風味」のような使い方をしていました。
それが次第に物事の感じ方・味わい・気持ち・気分を表すようになり「小気味がいい」という言葉が成り立つようになりました。
「ちょっと気分がいい」という時に用います。
「小気味良い」の言葉の使い方
「小気味良い」の言葉の使い方を理解することで、上手に文章作成することができます。
ただなんとなく意味を把握しているようでしたら、ここでしっかりと意味を理解しておくことで文章作成する時もスムーズに用いることができ、スマートな文章になります。
「小気味良い」を使った言葉・慣用句や熟語・関連(意味・解釈)
「小気味良い」を使った言葉・慣用句や熟語・関連(意味・解釈)ご紹介します。
- 「小気味良いリズム」
- 「小気味良いトーク」
「小気味良いリズム」
「小気味良いリズムで話す方は楽しい印象を受けます」
爽快感があるリズムカルな話す方をする方はとても楽しい印象を受けますという意味です。
「小気味良いリズム」という表現で、相手に爽快感を与えるような手際の良さも伝わりますし、気持ちよい話し方をしてくれる方だなぁといった印象がわかります。
「小気味良いトーク」
「あなたと話すと小気味良いトークで面白い!」
あなたと話すとリズム・テンポよく話してくれるので面白いという解釈です。
あなたと話すことにより、気持ちよく過ごせるし、爽快感を得られるような印象になるので、かなり楽しい時間になるのがよくわかります。
「小気味良いトーク」とは良い感じの会話として用います。
「小気味良い」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「小気味良い」を使った例文や短文など(意味を解釈)ご紹介します。
- 「小気味良い」を使った例文1
- 「小気味良い」を使った例文2
「小気味良い」を使った例文1
「和太鼓の響きが小気味好いでリズミカルです」
和太鼓の響きが爽快感があり、とても快適な音楽でリズミカルになっていますという解釈です。
和太鼓の響きがとてもリズミカルで心地よいイメージを持つことができ、「小気味良い」を使うことで、和太鼓の様子を上手に表現しています。
「小気味良い」を使った例文2
「彼女の会話は小気味好いので場の雰囲気が明るくなる」
彼女の会話は、リズミカルで爽快感があるので、場の雰囲気が明るくなりますという解釈です。
彼女の会話がとてもポジティブで楽しい様子がよく理解できるので、場の雰囲気が明るくなる様子など「小気味好い」を用いて表現することで上手く活用しています。
「小気味良い」の類語や類義表現(シソーラス)
「小気味良い」の類語や類義表現(シソーラス)は、「快適な」「リズムがよい」ご紹介します。
- 「夕べの会食では快適な時間になりました」
- 「彼女の行動はリズムがよいので軽やかだ」
「夕べの会食では快適な時間になりました」
夕べの会食では、小気味好い・爽快感を得られるような時間になりましたという解釈です。
とても素敵な楽しい夕べの会食になった様子が文章から読み取ることができます。
「小気味好い」を用いることもでき、「快適な」時間と表現するなど、類語で活用できます。
「彼女の行動はリズムがよいので軽やかだ」
彼女の行動はとても快適さがあって軽やかだという意味になります。
彼女の行動はテンポよく行動している様子がわかりますし、周りも好印象になるような軽やかさが伝わってきます。
「小気味好い」行動として表現することもできるので、理解しておくと良いでしょう。
「小気味良い」の対義語
「小気味良い」の対義語は、「不快な」です。
例文や解釈などご紹介します。
- 「彼の行動はどう考えても不快な印象を与えます」
「彼の行動はどう考えても不快な印象を与えます」
彼の行動はどう考えても快適ではない印象を与えますという解釈です。
「小気味好い」のではなく、「不快な」印象を与える彼の行動は、どう考えも周りの方も納得している様子が伝わります。
「小気味好い」とは対照的な行動であることが理解できます。
「小気味好い」に関しては、様々な場面で用いることができるので、意味を理解した上でご自身で文章作成する際には用いるとよいでしょう。
やはり語彙力アップへとつながりますし、ワンランク上の文章を作成することができるので「小気味好い」など文章に活用することで素敵な表現を用いた書き方ができますし、例文・解釈など参考にしてください。