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「ぶっちゃけ」の意味とは・死語・英語・類語・丁寧語【使い方や例文】

「ぶっちゃけ」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。

聞いたことがあるけれど、それは方言なのではないか、それは死語なのではないか、と感じる人も多いかもしれませんね。

それならば、「ぶっちゃけ」と言う言葉は一体どのような意味を持つのでしょうか。

ここでは、言葉の意味について解説します。

ぶっちゃけ

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「ぶっちゃけ」の意味とは・死語・英語・類語・丁寧語【使い方や例文】>


目次

  • 「ぶっちゃけ」の意味とは?
  • 「ぶっちゃけ」は死語?使うのは古い?
  • 「ぶっちゃけ」の英語(解釈)
  • 「ぶっちゃけ」は頭が悪そう?あまり使わないほうが無難?
  • 「ぶっちゃけ」の言葉の使い方
  • 「ぶっちゃけ」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「ぶっちゃけ」の類語や類義表現(シソーラス)
  • 「ぶっちゃけ」の丁寧語


「ぶっちゃけ」の意味とは?

「ぶっちゃけ」の意味とは?

「ぶっちゃけ」と言うのは打ち明ける、と言う表現が崩れた言葉です。

「ぶち開ける」「ぶちまける」が崩れた言葉なのではないか、とも言われています。

この言葉はカ行下一段活用の動詞「ぶっちゃける」の連用形、あるいはそれが名詞になったものです。

思ったことや知っていることを隠さずに話す、暴露話をする、と言う意味を持っており、本音で話をするときの前置きとして使われることもあります。

「実は」「要するに」など、軽い意味で使われることも多く、若い人たちの間で一躍人気の言葉となりました。



「ぶっちゃけ」は死語?使うのは古い?

「ぶっちゃけ」は死語?使うのは古い?

「ぶっちゃけ」と言う言葉は古くから存在する言葉ですが、死語と言うわけではありません。

語源に関しては様々な説がありますが、先ほども述べた通り、打ち明けると言う言葉が変化したものとぶち開く、ぶちまける、と言う言葉が変化したものだと考える節があります。

最近になって、関西の芸人たちがこの言葉を使うようになり、人々に知られるようになりました。

山梨県の甲州弁に「ぶっちゃけ」ると言う言葉がありますが、それはぶっ壊れると言う意味を持ち、全く別の言葉になります。

「ぶっちゃけ」の英語(解釈)

「ぶっちゃけ」の英語(解釈)

「ぶっちゃけ」と言う表現を英語にしても、当然ながら簡単には訳せません。

そのため、もし「ぶっちゃけ」と言う表現を英語にしたいのであれば、「実は」「本当のところは」などと言う言葉を英訳する必要があります。

最初に、この表現はとてもカジュアルな意味であり、フォーマルなシーンでは使いません。

そのため、ビジネスの場では使うべきではないと覚えておきましょう。

友達同士でこの表現を使うのであれば、“to be honest”と言う表現が使えます。

例えば、「ぶっちゃけ、彼氏とは別れようと考えているんだ」と言うのであれば、“to be honest I’m thinking to be break up with him”と表現できます。

あるいは、“honestly”でも良いでしょう。

「ぶっちゃけ、今日は何もしたくない」と言うのであれば、“honestly I don’t want to do anything today”と表現できます。



「ぶっちゃけ」は頭が悪そう?あまり使わないほうが無難?

「ぶっちゃけ」は頭が悪そう?あまり使わないほうが無難?

「ぶっちゃけ」と言う言葉は若者言葉だ、と思っている人もいるかもしれません。

なんだか頭が悪そう、あまり使わないほうが良いのではないか、と思う人もいるのではないでしょうか。

確かに「ぶっちゃけ」と言う言葉はカジュアルな表現ですから、ビジネスの場などでは使わない方が良いでしょう。

TPOはわきまえた方が無難です。

また、目上の人に対しては使わない方が良い表現でもあります。

ごく親しい間柄の友達との間では使える表現ですが、どこで使うか、と言うことに関しては注意が必要な言葉です。

「ぶっちゃけ」の言葉の使い方

「ぶっちゃけ」の言葉の使い方

「ぶっちゃけ」この表現は本音を出すときに使えます。

例えば、合コンなどをした時、全員が違う感想を持ちますよね。

合コンが終わった後、女性たちが「ぶっちゃけ、今回参加した男性たちは面白くなかった」と辛辣な批判を繰り広げることもあるのではないでしょうか。

逆に、男性たちが「ぶっちゃけ、女の子たちが可愛くなかった」と言うこともあるかもしれません。

このように、本音トークをするときに「ぶっちゃけ」と言う言葉が使われます。

「ぶっちゃけ」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「ぶっちゃけ」を使った例文や短文など(意味を解釈)

ここでは使った例文を紹介します。

  • 「ぶっちゃけ」を使った例文1
  • 「ぶっちゃけ」を使った例文2

「ぶっちゃけ」を使った例文1

「ぶっちゃけ大学には行きたくないんだけど、そのことを両親に相談できないんだ」

親は、子供が高校を卒業したら大学に行くものだと思っています。

しかし、特にやりたいことが見つかっていなかった場合などは、高校卒業しても大学に行きたいと思えないことがあるのではないでしょうか。

大学に行くと言う事は好きなことを追求するということです。

何を追求したら良いのかわからないと感じる場合、どこの大学に行けるのかもわかりませんし、どこの大学を目指すべきかもわかりません。

そのため、大学には行きたくない、いっそ就職したい、と感じることもあるかもしれませんね。

しかし、そのような気持ちを両親に打ち明けられない、と言う人もいるのではないでしょうか。

「ぶっちゃけ」を使った例文2

「ぶっちゃけ、今回のライブは面白くなかった」

ライブはとても楽しめますよね。

男女が躍り、大人の雰囲気を味わえるDJライブなどもたくさんあります。

そんな中で、どうしても「大きな声では言えないけれど、実は!」と批判的な感想を持つ人もいるのではないでしょうか。

大きなライブは人気がある、人気があるから文句は言ってはいけない、と感じる人もいるかもしれません。

しかし、もしかしたら「ぶっちゃけ、面白くなかった」とストレートに意見を言う人もいるかもしれませんよ。

「ぶっちゃけ」の類語や類義表現(シソーラス)

「ぶっちゃけ」の類語や類義表現(シソーラス)

ここでは類義語をいくつか紹介します。

  • 本音を言うと【ほんねをいうと】
  • 実のところ【じつのところ】
  • 遠慮なく

本音を言うと【ほんねをいうと】

本音を言う、と言う表現は、それまで隠していた気持ちを言葉に出す、思っていたことを白状する、打ち明ける、と言う意味になります。

今まで本音を出していなかった場合にこの言葉が使えます。

今までずっと思いを蓄積させていた、それでも誰にも言えなかった、などと言うときに使います。

実のところ【じつのところ】

実のところ、と言うのは本当のところ、と言う意味を持ちます。

特に今まで、例えば「あの人素敵だよね」「みんなの尊敬の的だよね」などと言っていたにもかかわらず、実際は、自分はそう思っていない、あの人は魅力的ではない、などと本音を話すときに使える表現です。

遠慮なく

遠慮なく、と言うのはその言葉通り、遠慮せずに話をするということです。

人間関係は何かしら遠慮しながら生活していますよね。

どのような場面であったとしても、相手を傷つけないように、控えめに表現しながら生活するものです。

しかし、「遠慮なく言わせてもらうけど」などと言われたら、その人から今までにない本音が出てくる可能性もあります。

「ぶっちゃけ」の丁寧語

「ぶっちゃけ」の丁寧語

「ぶっちゃけ」と言う表現は若者言葉であり、カジュアルな言葉ですから、フォーマルなシーンでは使えません。

それならば「ぶっちゃけ」と言う言葉を丁寧語にすると、一体どのような言葉になるのでしょうか。

  • 本音でお話ししますと
  • 正直にお話ししますと
  • 包み隠さずにお話ししますと

本音でお話ししますと

「ぶっちゃけ」、と言うのは本音で話をしましょう、と言う意味です。

そのため、「本音でお話ししますと、私はこう考えています」と言う言い方が適切です。

正直にお話ししますと

正直に意見を述べる、と言う事ですから、「正直にお話ししますと、私はこのように思っています」でも良いのではないでしょうか。

会議などでは本音で話すことが大切です。

包み隠さずにお話ししますと

さらに、オブラートなどで包んだ話し方をするのではなく、ストレートに話す、包み隠さずに話す、と言う意味で「包み隠さずにお話ししますと」でも良いでしょう。

何も隠していない本音が出てくるかもしれません。

icon まとめ

「ぶっちゃけ」、と言う表現は学生時代によく使った、と思っている人も多いのではないでしょうか。

フォーマルな言葉ではないとは知っていたけれど、若い時はたくさん使った、と言う人も多いかもしれませんね。

きちんとした意味がありますので、フォーマルな場で使う場合はきちんとした言い回しを利用しましょう。