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「文武両道」の意味とは?「文武両道」と「文武一体」の違い・英語・類語

「文武両道」と言われたら褒め言葉と思って間違いありませんが、一体どんなことを褒められているのでしょうか。

正しい意味と使い方などについて紹介しますので、参考にして下さい。

文武両道

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「文武両道」の意味とは?「文武両道」と「文武一体」の違い・英語・類語>


目次

  • 「文武両道」の意味とは?
  • 「文武両道」の読み方
  • 「文武両道」の英語(解釈)
  • 「文武両道」と「文武一体」の違い
  • 「文武両道」の言葉の使い方
  • 「文武両道」を使った言葉・慣用句や熟語・関連など(意味を解釈)
  • 「文武両道」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「文武両道」の類語や類義表現
  • 「文武両道」と逆の意味の4字熟語


「文武両道」の意味とは?

「文武両道」の意味と語源について紹介します。

  • 「文武両道」の意味
  • 「文武両道」の語源

「文武両道」の意味

「文武両道」の意味は、「勉強もスポーツも、両方の面で優れている人」です。

学校教育の方針として、個人の個性を尊重することが第一ですが、得意な科目も苦手な科目もきちんと学習することが求められています。

勉強もスポーツも成績が優秀な方がそれだけ本人の将来性を高めることになるからです。

しかし残念ながら「勉強は得意だけれどもスポーツが苦手な人」「スポーツは得意だけれども勉強が苦手な人」が多くいるものです。

そんな中で「勉強もスポーツもどちらも成績優秀」という人のことを「文武両道」と言うのです。

「文武両道」の語源

「文武両道」の語源は漢字の持つ意味に由来しています。

「文」「学問・文芸に関すること」で、昔は「国語・数学・英語・理科・社会」などの5教科だけではなく、美術や音楽に加えて華道や茶道、詠歌なども含まれていたのです。

「武」「武芸・戦法に関すること」で、現在ではスポーツとなっていますが昔は戦いに関することでした。

「両道」「その両方の筋において優れていること」です。

これらの言葉が組み合わさり、「学問と文芸・武芸の両方において優れていること」という意味になりました。

しかし時代の流れにより「茶道や華道、詠歌」などは人々のたしなみから外れて行きました。

更に世の中が平和になり、戦争ではなく正々堂々とスポーツで勝敗を争う様になったのです。

時代の流れと共に「文武」「勉強とスポーツ」を意味する様になったのです。



「文武両道」の読み方

「文武両道」「ぶんぶりょうどう」と読みます。

「文武」「もんぶ」と読みまちがわない様にしましょう。

「文武両道」の英語(解釈)

文武両道 meaning in english

「文武両道」の英語には以下の表現があります。

  • “both the literary and military arts”
  • “both sports and studies”
  • “have brains and brawn”

“both the literary and military arts”

「文武両道」の英訳を調べると“both the literarary and military arts”と出てきます。

“literary”「文学」という意味で、“miritary arts”「武芸」という意味ですので、こちらの方が語源に合っている表現です。

軍隊に馴染みのない日本人にとっては少し違和感があるでしょうが、「英熟語」として丸覚えしておきましょう。

“She excelled in both the literary and military arts. ”「彼女は文武両道に優れていた」となります。

“both sports and studies”

もっと分り易くシンプルな表現が良いという人にはこちらの方が良いでしょう。

“both sports and studies”「スポーツと勉強の両方」という意味で使い易い表現です。

“She is good at both sports and studies.”「彼女は文武両道だ」になります。

“have brains and brawn”

もう少しウィットの利いた表現にしたい場合には“have brains and brawn”が使えます。

「brain」「頭脳」“brawn”「筋肉」で、ユーモアのある「文武両道」の表現です。

“He has brains and brawn. ”「彼は文武両道だ」になります。



「文武両道」と「文武一体」の違い

「文武両道」と似た言葉に「文武一体」があります。

こちらは主に学校の教育方針を表す言葉として使われます。

どちらも「勉強とスポーツの両方を重んじる」という意味ですが、この2つには違いがあります。

「文武両道」は、勉強を頑張る人、スポーツを頑張る人がいて、学校としてどちらも力を入れていることを意味します。

「文武一体」は、一人の生徒に対して勉強もスポーツも習得する様に力を入れていることを意味します。

「文武両道」の言葉の使い方

「文武両道」は名詞ですので、「な」を付けて形容詞にしたり、動詞を伴ったりして使います。

既に「優秀であること」が含まれていますので、改めて「優秀だ」と言う必要はありません。

褒め言葉として使えて、若い人にも理解し易い言葉です。

「文武両道」を使った言葉・慣用句や熟語・関連など(意味を解釈)

「文武両道」を使った言葉と意味を解釈します。

  • 「文武両道を心がける」
  • 「文武両道を掲げる」
  • 「文武両道な人」

「文武両道を心がける」

自分で努力をして勉強とスポーツの両方を頑張る様に行動していくことを表しています。

現在どちらかが苦手で、これから頑張ろうとする人が使う言葉です。

「文武両道を掲げる」

学校やスポーツクラブの指導方針を表す言葉です。

「勉強だけしていれば良い」「スポーツだけしていれば良い」のではなく、どちらも同じ位重視して指導していく方針であることを公表している時に使われます。

「文武両道な人」

勉強もスポーツも優秀な人のことです。

何をやっても人より出来が良く、多くの場合モテ度が高くなります。

学生だけではなく社会に入ってからも褒め言葉として使われます。

「文武両道」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「文武両道」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「文武両道」を使った例文1
  • 「文武両道」を使った例文2

「文武両道」を使った例文1

「彼は学生時代から文武両道として有名だった」

その人は学生時代から勉強もスポーツも優秀で有名だったのでしょう。

学歴もあり、現在もスポーツを続けていて皆が羨ましがる様な人であることが伝わります。

「文武両道」を使った例文2

「スポーツ推薦を受けるには文武両道でなければならない」

スポーツ推薦で高校や大学に進学する為には、そのスポーツが得意なだけではなく、勉強の成績も優秀でなければ合格できません。

全く勉強をせずに推薦を受けようと思ってはいけないのです。

「文武両道」の類語や類義表現

「文武両道」の類語は以下の通りです。

  • 「文武兼備」
  • 「文武二道」

「文武兼備」

「ぶんぶけんび」と読みます。

意味は「学問と武芸の両方の才能を持ち合わせている事」です。

「兼備」「才色兼備(頭も容姿も優れていること)」にも使われています。

「文武二道」

「ぶんぶにどう」と読みます。

意味は「学問と武芸のどちらも優秀なこと」です。

「平家物語」の中の一節である「あっぱれ、文武二道の達者かな」に由来しています。

「文武両道」と逆の意味の4字熟語

「文武両道」と逆の意味の言葉は以下の通りです。

  • 「学問一筋」
  • 「武道一筋」

「学問一筋」

「ひたむきに勉強だけ頑張ること」です。

座学の成績は優秀なのですが、運動神経が鈍く理屈っぽくなる傾向があります。

「武道一筋」

「ひたむきにスポーツだけ頑張ること」です。

スポーツには才能を発揮するのですが、成績が悪くて常識的なことが分らず融通が利かない傾向があります。

icon まとめ

「文武両道」は褒め言葉で、学生や社会人として理想の人物像です。

身体を動かすのはストレス解消や健康にとても良いことです。

今からでも遅くないので「文武両道」を目指して資格取得の勉強をしたりスポーツを初めてみては如何でしょうか。