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「寧ろ」の意味とは?・類語や言い換え・読み方・英語【使い方や例文】

私達の日常会話の中では、色々な言葉や用語がありますが、普段から使っている言葉ほど、その意味を詳しく調べてみるという機会が少ないものです。

また、日常的な生活の中で頻繁に使われてる言葉を漢字で書かれていると、その言葉の意味だけでなく、読み方も分からないという事も少なくありません。

例えば、「寧ろ」という言葉がありますが、この言葉はどんな読み方をして、どのような意味があるのかご存知でしょうか? 今回は、この「寧ろ」について説明をしていきたいと思います。

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「寧ろ」の意味とは?・類語や言い換え・読み方・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「寧ろ」の意味とは?
  • 「寧ろ」の読み方
  • 「寧ろ」の英語(解釈)
  • 「寧ろ」は敬語でも使える?
  • 「寧ろ」の言葉の使い方
  • 「寧ろ」を使った言葉と意味を解釈
  • 「寧ろ」を使った例文や短文・意味を解釈
  • 「寧ろ」の類語や言い換え


「寧ろ」の意味とは?

「寧ろ」という言葉は、「それよりもこれを選ぶ」、あるいは「そう言うよりもこう言った方がいい」などといったような意味を持っている言葉です。

もう少し付け加えると、「2つの物事を比べてみて、あちらの方よりもこちらの方を選ぶ」ということで、「どちらかと言えば」「いっそ」という言い方もできる言葉です。



「寧ろ」の読み方

「寧ろ」「むしろ」という読み方になりますので、この発音を知れば、「何だ、普段からよく使っている言葉じゃないか」と思う人もたくさんいらっしゃるはずです。

身近な場面でよく耳にしたり、自分でも使っている言葉だけに、どんな漢字で書かれているのか分からないものです。

ここで、読み方や意味をセットにして正確に覚えておいてください。

「寧ろ」の英語(解釈)

「寧ろ」を英語で表現すると、“rather”“instead”“sooner”“preferably”などの言葉で訳すことができます。



「寧ろ」は敬語でも使える?

「寧ろ」という言葉は敬語でも使える言葉でしょうか? 一般的な表現で言うと、「こちらの方が」「どちらかと言えば」とい言い方もできるのですが、「寧ろ」「寧」「丁寧(ていねい)」で使われている言葉ですが、この言葉には、「心がこもっているさま」を表しており、漢文的な用法で「それよりも」という使い方があることから、「寧ろ」自体、敬語でも使うことができる言葉を言えるでしょう。

「寧ろ」の言葉の使い方

「寧ろ」は、「どちらかと言えば、こちらの方がいい」と、2つの選択肢の中で、こちらを選んだり、勧めたりする場合に使います。

この言い方は、強硬的な印象がなく、さりげなく優しいニュアンスがあるので、選択に迷っている人に対してアドバイスしたりする場面で使えるフレーズです。

「寧ろ」を使った言葉と意味を解釈

「寧ろ」を使った言葉に次のような言葉がありますので、少し触れておきます。

  • 「寧ろありがとう」

「寧ろありがとう」

「寧ろ、ありがとう」とは、「こちらことありがとう」「文句を言うより、御礼を言いたいくらいだ」というような意味になるでしょう。

人から何らかのお詫びの言葉を言われた時に、こちらも応酬的に文句を言い返すのではなく、逆に御礼を言いたいくらいの気持ちがある時に出てくる言葉です。

「君や僕にお詫びをしたが、こちらとしては、『寧ろありがとう』と言いたいくらいだよ」というような使い方になります。

「寧ろ」を使った例文や短文・意味を解釈

では、ここで「寧ろ」を使った例文を見ていくことにしましょう。

  • 「寧ろ」の例文1
  • 「寧ろ」の例文2
  • 「寧ろ」の例文3

「寧ろ」の例文1

「先月、この道の駅で販売開始した商品は、観光客向けというより、寧ろ地元の人向けで人気がある商品です」

道の駅では、ドライバーや旅行者の単な休憩所という役目だけではなく、地元の特産品・名産品を扱う販売拠点にもなっています。

しかし、そこで販売している商品は、お土産だけでなく、地元の人達の生活物資や日用品的な商品となることもあります。

「寧ろ」の例文2

「この商品は、女性を意識して作られた商品だったのですが、実際に販売してみると、寧ろ男性に好評で当初の販売コンセプトとは大きく違ってきたのです」

これも例文1と似通った意味合いがありますが、商品を開発する時には、どのような人達に向けて販売するかコンセプトを決めるものですが、このように想定外の販売で好調な場合もあります。

しかし、結果オーライでも販売戦略としては、決して成功しているとは言えないかもしれません。

「寧ろ」の例文3

「不安、彼はいつも、厳しい性格の人間なので、優しく接してくると、嬉しいという気持ちより、寧ろ怖く思えるほどです」

いつも厳しく接してくる人が急に優しくなると、逆に何を考えているのかと不安になったり、怖くなったりするものですね。

「寧ろ」の類語や言い換え

「寧ろ」を似ている言葉(類義語)で言い換えるとするなら、どのような言葉があるでしょうか? ここでは、「寧ろ」の類語をいくつか挙げてみました。

  • 「こちらこそ」
  • 「かえって」

「こちらこそ」

「こちらこそ」という言葉が、「寧ろ」の類義語の1つとして挙げることができます。

この言葉の意味を詳しく見る際には、「こちら」「こそ」の2つに分けていくと意味が見えてきます。

「こちら」は、「自分」「自分が置かれている立場や組織」という意味合委が含まれており、「こそ」には、「こちら(=自分、立場、組織)」を強める役割を果たしています。

その結果「こちらこそ」は、相手からのの感謝の気持ちや「ごめんなさい」「すみません」といったようなお詫びの気持ちを、一旦受け止めて自分もそれと同じように思っていることを相手に伝える時に使うことになります。

また、場合によっては、こちらに過失や原因があるにも関わらす、相手に感謝、お詫びをさせてしまった時に、「自分の方こそ」謝意・謝罪しなければならない時にも使われることもあります。

このような言葉を使うことで、双方の立場を重んじていることも伝わるので、ビジネスシーンでは重要な言い回しになることが少なくありません。

「かえって」

「かえって」という言葉もありますが、「普通に期待されることとはこと反対に」という意味のある言葉です。

「あれだけ憎んでいたアイツを、いつの間にかかえって意識するようになった」というような言い回しで使うことがあります。

icon まとめ

「むしろ」と書くと、この言葉は普段のコミュニケーションでよく使っていることが分かりますが、「寧ろ」と漢字で書くと、本当にどんな意味がある言葉なのか分からないと頭を悩ませてしまう人も少なくありません。

それだけ、よく使っている言葉がどのように表記できるのか、時々、漢字辞典や国語辞典を使って調べてみることも、言葉の幅を広げることになります。