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「相対的」の意味とは?「相対的」と「比較的」の違い・読み方・対義語・英語

「相対的」とは、「他との関係・比較によって成り立っているさま」です。

「相対的」「意味・読み方・英語と解釈・対義語・使い方・相対的を使った言葉・例文と解釈・相対的と比較的の違い」などについて、詳しく説明していきます。

相対的

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目次

  • 「相対的」の意味とは?
  • 「相対的」の読み方
  • 「相対的」の英語(解釈)
  • 「相対的」の対義語
  • 「相対的」の言葉の使い方
  • 「相対的」を使った言葉と意味を解釈
  • 「相対的」を使った例文や短文・意味を解釈
  • 「相対的」と「比較的」の違い


「相対的」の意味とは?

「相対的」の意味は、「他との関係・比較によって成り立っているさま」になります。

他との比較や関係によってその存在(価値)が成り立つということは、「その時々の評価基準(評価する人・立場)によってそのものの存在・価値が変わること」を意味しています。

「相対的」というのは、言い換えれば、「絶対的な評価・判断の基準がないこと」を示唆しているのです。

「相対的」というのは、常に変わらない「絶対的な基準」に基づいているのではなく、「他との関係性・比較・立場」に基づいて、その存在(価値)が成り立っていることを意味していることになります。

他の影響によって、評価の基準や価値のものさしが変わることが「相対的」ということなのです。



「相対的」の読み方

「相対的」の読み方は、「そうたいてき」になります。

「相対的」の英語(解釈)

相対的 meaning in english

「相対的」の英語とその意味の解釈は、以下のようになります。

“relative、relatively”(副詞形)(「比較上の・関連して・相関的な」から、「相対的」を意味しています。)

“Relative poverty is the problem of modern society. ”(相対的貧困が、現代社会の問題になっています。)

“Don't be swayed by relative opinions. ”(相対的な意見に振り回されてはいけません。)

“relative speeking〜”(「相対的に言うと」を意味する慣用的なイディオムです。)

“Teacher measured your test grades in a relative manner. ”(先生はあなたたちの成績を、相対的な方法で測定(評価)しました。)

“comparative”(「他と比較して」から、「相対的」を意味しています。)

“He had priority over comparative efficiency. ”

“He took precedence over comparative efficiency. ”(彼は相対的な効率性を優先しました。)



「相対的」の対義語

「相対的」の対義語は、「絶対的(ぜったいてき)」になります。

「相対的」という言葉は、「他との関係・比較によって成り立っていること」「他との関係・自分の立場などによって価値(評価基準)が変わること」を意味しています。

それに対して、「絶対的」という言葉は、「他の何ものとも比較しようがない存在・状態であること(それそのもので独立的に存在しているさま)」「他の物事・立場などによって価値(評価基準)が変わらないこと」を意味しているのです。

その意味から、「相対的」と反対の意味を持つ対義語として、「絶対的」を指摘できます。

「相対的」の言葉の使い方

「相対的」の言葉の使い方は、「他との関係・比較によって存在・価値が成り立っている時」「それそのものだけでは存在・価値が決定しない場合(他の影響で評価基準が変わる場合)」に使うという使い方になります。

例えば、「相対的な成績評価に執着すると努力の意味を見失います」「時計の時間は絶対的ですが、それぞれの人が感じる時間の長さ・流れは相対的です」などの文章において、「相対的」の言葉を正しく使用することができます。

「相対的」を使った言葉と意味を解釈

「相対的」を使った言葉とその意味を解釈していきます。

  • 「相対的関係」
  • 「相対的な自信」
  • 「相対的な表現」

「相対的関係」

「相対的関係」とは、「他との相互作用(相互の関係性)によって、関係の内容や強弱が変化する関係」を意味しています。

人間関係の場合は、「相手との損得・利害・立場の一致度などによって変わる関係性」を示唆します。

「相対的関係」とは、常に同じ内容や強さの結びつきを示す「絶対的関係」ではなく、「状況・場合・他(他者)との関係によって変化する可能性がある関係」のことなのです。

「相対的な自信」

「相対的な自信」とは、「誰かと比較して自分の方が優位に立っていると思える時」にだけ感じることができる自信のことを意味しています。

「絶対的な自信」ではないので、「自分よりも優位な他人が出現した時」「自分の調子が悪くていつもの実力がでない時」などには、「相対的な自信」は崩れやすくなります。

「相対的な表現」

「相対的な表現」とは、「一つの意味・解釈だけが成り立つ表現」ではなく、「見る人の視点・立場(価値観)や環境・状況などによって、その意味・解釈(評価)が変化する可能性がある表現」を意味しています。

「相対的な表現」というのは、解釈の多様性や評価の曖昧さ(人・状況によって評価が変わる可能性)に開かれている表現のことです。

「相対的」を使った例文や短文・意味を解釈

「相対的」を使った例文や短文を紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「相対的」の例文1
  • 「相対的」の例文2
  • 「相対的」の例文3

「相対的」の例文1

「固定観念・思い込みに縛られずに、時には相対的に物事を見てみることも必要です」

この「相対的」を使った例文は、「ずっと変化することのない固定観念・思い込みに縛られず、時には色々な立場・価値観から柔軟に物事を見てみることも必要である」ということを意味しています。

「相対的」の例文2

「人からどう思われているのかという相対的な評価ばかりに振り回されず、自分の絶対的な目標を定めなさい」

この「相対的」を使った例文は、「人からどう思われているのかという相手(他人)によって変わる評価ばかりに振り回されず、他人に影響されない自分の絶対的な目標を定めなさい」というアドバイスを意味しています。

「相対的」の例文3

「絶対的な意見は迅速な行動につながりますが、相対的な意見を並べてまとめることで問題が解決することもあります」

この「相対的」を使った例文は、「他に影響されない絶対的な意見は素早い行動につながりますが、他との関係や自分の立場によって変わる意見を並べてまとめることで問題が解決することもある」ということを意味しています。

「相対的」と「比較的」の違い

「相対的」「比較的」は、「相対的」「他の関係・比較によって成り立つさま」を意味していて、「比較的」「他の同種のもの・一般基準と比べて判断されるさま」を意味しているので、辞書的な意味だけを見ればとても似た言葉だと言えます。

しかし、「比較的」には「主観的に比べてみてわりあい、どちらかと言うと」の意味のニュアンスが強くありますが、「相対的」には「主観的に比べてみて」という大雑把な比較のニュアンスは余りないという違いがあります。

また、「比較的」には「同種のものを比較する基準がある前提」がありますが、「相対的」の方は「二つ以上のものが影響を与え合う関係性」さえあれば、「比較する基準そのものは無くても構わない」という違いもあります。

icon まとめ

「相対的」という言葉について徹底的に解説しましたが、相対的には「他との関係・比較によって成り立っているさま」「その時々の評価基準(評価する人)によってそのものの価値が変わること」などの意味があります。

「相対的」「比較的」の間にある意味の違いについても分かりやすく解説しています。

「相対的」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。