「合間」の意味とは?「合間」と「隙間」の違い・読み方・英語【使い方や例文】
「合間」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「合間」の英語や、「合間」を使った言葉、「合間」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「合間」の意味とは?
- 「合間」の読み方
- 「合間」の英語
- 「合間」の言葉の使い方
- 「合間」を使った言葉や熟語・意味を解釈
- 「合間」を使った例文や短文・意味を解釈
- 「合間」と「隙間」の違い
「合間」の意味とは?
みなさんは「合間」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
「○○の合間」などというフレーズを耳にした事があるかもしれません。
一方で、今回初めて「合間」という言葉を知ったと言う人もいるでしょう。
「合間」には、「連続した事態の、間の切れ目の時間」という意味があります。
さらにその間の時間は「短め」である事が条件になります。
例えば、連休と連休に挟まれた数日間の事などを、「合間」と呼び、「連休の合間」などという言い方をします。
このように「合間」には、「挟まれた短い時間」という意味があります。
「合間」の読み方
「合間」は「あいま」と読みます。
「ごうま」「あいかん」などと読み間違えないように注意しましょう。
これを機会に「合間」は「あいま」と読む事を覚えましょう。
「合間」の英語
「合間」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「合間」は英語で“interval”(インターバル)になります。
“interval”には「間合い」や「合間」という意味があります。
また「インターバル」は陸上の練習などの「インターバル走」などで知られる、広く知れ渡ったカタカナ語のひとつです。
そのため「合間」の英語が“interval”というのは覚えやすいのではないでしょうか。
このように「合間」は“interval”と言う英語にできる事を、英語を使う機会のために覚えておきましょう。
「合間」の言葉の使い方
「合間」という言葉はどのような場面で使えばいいでしょうか。
「合間」には、連続した時間に挟まれた短めの時間という意味がありますので、そのような時間を表現したい時に使いましょう。
例えば勤務中に、ストレッチをして体をほぐす時は、「仕事の『合間』にストレッチをする」という文章にできます。
また仕事中に彼女に連絡する時は、「勤務の『合間』を見て、彼女にメッセージを送る」などと言う事ができます。
このように続く時間の切れ目を狙って何かをする時に、「合間」という言葉を使ってみましょう。
「合間」を使った言葉や熟語・意味を解釈
続いて「合間」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「合間」を使った定型句のような言葉ですので、覚えておくと便利でしょう。
- 「合間を縫う」
- 「合間小間」
- 「授業の合間」
- 「連休の合間」
「合間を縫う」
「合間を縫う」という定型句のような言葉があります。
「縫う」には、裁縫などの用語としての意味がありますが、「物事や人々の狭い間を抜けて進む」という意味もあります。
「合間を縫う」という時の「縫う」にもこのような意味があり、短い時間を有効に利用して何かをする事を「合間を縫って○○をする」などと言います。
「合間小間」
「合間小間」という言葉があります。
この時の「小間」には、「合間」という言葉をリズミカルに言うのを助けるような役割があり、特に意味がありません。
そのため、「合間小間」は、リズミカルに「合間」という言葉を使う時に使います。
「授業の合間」
「授業の合間」は、「授業と授業の間の時間」という意味があります。
授業の合間には、5分から1時間程度の休憩時間がありますが、その時間を「授業の合間」と言います。
「授業の合間」に腹ごしらえをしたり、自習をしたりします。
「連休の合間」
「連休の合間」というフレーズも良く使います。
ゴールデンウィークなどの大型連休は、有給休暇などを使うと10連休などになりますが、暦通りだと、3連休と4連休などに分かれ、その「合間」には、休日でない日があります。
このような日の事を「連休の合間」と言います。
「今日は『連休の合間』のため、会社に人が少ない」などという言い方をします。
「合間」を使った例文や短文・意味を解釈
「合間」という言葉を使った例文を紹介します。
様々な場面における「合間」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
例文1
「雨の『合間』に、買い物に行く」
梅雨の時期などには、毎日のように雨が降り注ぎ、買い物に行くのも大変です。
この例文のように、雨の切れ目の数時間を狙って買い物に行く人もいるのではないでしょうか。
また雨の「合間」の一日を狙って、洗濯物を大量にする人もいるかもしれません。
梅雨の時期のテレビのお天気コーナーなどでも、例文のように「雨の『合間』に○○をしましょう」などというフレーズが登場しそうです。
また夕立やゲリラ豪雨の切れ目の短い時間を狙って自宅などに帰る時は、「夕立の『合間』にダッシュで家に帰る」などの文章にする事ができます。
例文2
「残業の『合間』を見て、夜食を食べる」
この例文のように仕事が忙しい人は、食事をする時間すらありません。
しかし腹が減っては戦ができぬと言うように、食事をしないわけにはいきません。
そこで残業の切れ目の時間を狙い、コンビニなどに行き夜食を購入して食べる人もいるでしょう。
できれば勤務時間を終えた後は早めに帰りたいものですが、そうもいかない時は、栄養だけはしっかり取るようにしましょう。
またメタボなどが気になる世代の人は、忙しい日は昼食を多めにし、夜食は軽めの食事を心がけましょう。
「合間」と「隙間」の違い
「合間」と似た言葉に、「隙間」があります。
この二つの言葉にはどのような違いがあるでしょうか。
「隙間」には、「物と物の、あいている所」という意味があります。
例えばタンスとタンスの間のあいている所を「タンスの隙間」と言います。
「合間」は「時間と時間の切れ目の短い時間」という意味があるため、「隙間」とは「時間」と「物」の間という違いがあります。
時間に関する間については「合間」を、物に関する間については「隙間」を使うように、二つの言葉を使い分けてみましょう。
「合間」という言葉の意味や使い方を見てきました。
連続する時間の切れ目の短い時間を「合間」と言います。
「合間」を有効活用すると、人生が豊かになるかもしれません。
また忙しい時期には、仕事の『合間』や家事の『合間』を狙って、仮眠するなどしっかり休養を取るようにしましょう。