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「得心」の意味とは?「得心」と納得の意味の違い・読み方・対義語・類語・英語

毎日、私達は色々な人と接して様々な会話が行き交い合います。

その会話の中にはことわざや慣用句などのも表現も多数盛り込まれていますが、時として、聞き慣れない言葉が出てくることもあります。

その1つに「得心」という言葉があるのですが、皆さんはこの言葉を聞いたり使ったりしたことはあるでしょうか? この言葉を実際に使う人は、あまりいないと思われるのですが、今回はこの「得心」について説明をしていくことにします。

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目次

  • 「得心」の意味とは?
  • 「得心」の読み方
  • 「得心」の英語(解釈)
  • 「得心」と「納得」の意味の違いはある?使い分け
  • 「得心」の言葉の使い方
  • 「得心」を使った言葉と意味を解釈
  • 「得心」を使った例文や短文・意味を解釈
  • 「得心」の類語や類義の表現


「得心」の意味とは?

「得心」とは、「納得すること」、または「十分に承知すること」という意味があります。

「詳しい説明を聞いて、得心が行った」というような表現ができるのですが、耳にしたことがある人はそんなに多くはないでしょう。



「得心」の読み方

「得心」「とくしん」という読み方になりますが、普段の会話の中で使われる機会が少ないので、ここでしっかりと覚えておいてください。

「得心」の英語(解釈)

「得心」を英語で例えるなら、“be satisfied”という言い方ができます。



「得心」と「納得」の意味の違いはある?使い分け

「十分に承知すること」という意味がある「得心」ですが、普段、私達が使う言葉としては、「納得」が多いことでしょう。

では、「得心」「納得」では、何か違いがあるのでしょうか? 基本的には、この2つの言葉の意味は同じです。

しかし、一般的によく使われている「納得」と比べて、「得心」は、「固くて古めかしい印象を覚える表現です。

また、「得心」は、「納得」より心の底から理解したり、了承したという意味が伝わってくる感じがあります。

「得心」の言葉の使い方

「得心」は、現代社会のコミュニケーションではあまり使われない言葉ですが、昔の人達は「得心しました」と日常的に使っていたようです。

しかし、現代では「納得しました」や、「承知しました」という言葉が一般的なことから、「得心」という言葉を使う人はめったにいません。

また、堅苦しい言い方の感じもあることも、日常的な環境で聞くことが少なくなった要因かもしれません。

「得心」を使った言葉と意味を解釈

使われる頻度が少ない「得心」ですが、この言葉は次のような形で用いることができますので、言葉のボキャブラリーを増やすには、参考になると思います。

  • 「得心がいく」
  • 「得心尽く」

「得心がいく」

時代劇や小説などの中で出てくる表現が「得心がいく」というものです。

これは「釈然としていなかった気持ちがおさまる」という意味を持っています。

「得心尽く」

また、「得心尽く」という表現もあります。

これは「十分に承知する」「よく分かる」「気持ちがおさまる」という意味があり、「話を聞いて得心尽く」という形で使える言葉です。

「得心」を使った例文や短文・意味を解釈

「得心」を使う頻度が少ないは言え、やはりどのようなケースで使うことができるか、勉強はしておきたいものです。

ここで例文形式での活用シーンを理解してもらえばと思います。

  • 「得心」の例文1
  • 「得心」の例文2

「得心」の例文1

「彼の行動は得心がいかない」

ここでは、「彼の行動は納得したり、理解することができない」という意味になります。

自分の周りを見渡してみると、「どうしてそのような言動をするのか?」と理解不可能なタイプの人がいないでしょうか? そのような時に、例文のような言い方ができます。

「得心」の例文2

「プランの経過はおおよそ得心が行きました」

ビジネスシーンでも使えそうな例文ですが、「プランの経過は大方、理解できた」ということになるでしょう。

ビジネスの場面では、計画の警計画を途中でチェックしておくことが必要になりますが、そのような際に使えます。

「得心」の類語や類義の表現

では、「得心」は現代の会話で使われるなら、次のような類義語が挙げることができます。

ここで出てくる言葉は、普段の会話の中で、よく使われていますので、今一度、言葉の意味や活用法を確認しておきましょう。

  • 「承知」
  • 「承諾」

「承知」

「承知」という言葉が「得心」の類義語の1つとして挙げることができます。

この「承知」には3つの意味があり、「事情などを知ることや分かること」「依頼・要求などを聞き入れること」「相手の事情などを理解して許すこと」という解釈ができます。

「承知」「承る」「知る」で構成されていますが、 謙譲語の「承る」という文字が含まれているために、「承知」「旨をうけたまわって知ること」「聞き入れること」というニュアンスになります。

「承知」が使われる場面としては、目上の人に対して使うことができる言葉なので、返答を求められた時に、「承知しました」「承知です」といったような言い方で用いられます。

「この件は承知しました」「無理を承知でお願いする」という形で、ビジネスシーンでよく使われています。

「承諾」

また、「承諾」という言葉も「得心」の類義語として挙げることができます。

「承諾」は、主に依頼を引き受ける場面や取引や契約を結ぶ場面において使われることが多い言葉です。

「してほしい」と頼まれた場合に、しっかり理解して受け入れることを「承諾する」と言いますが、これは相手の依頼に対して「OK」のサインを出したことになります。

また、「承諾」「上司から承諾を得る」といったように、個人の行いに対して使うことが多いのも特徴でしょう 願いや要求を聞き入れる時に、そのことを引き受けた場面でも使われるので、「出演を承諾した」という活用場面もあります。

「彼女のご両親から結婚の承諾を得ることができた」「交渉の末、取引先からの承諾を得た」「友人から結婚式のスピーチを頼まれたので承諾した」というように使うこともあります。

icon まとめ

「得心」という言葉の意味や活用例をいくつか見てきましたが、普段の生活の中で、この言葉が当てはまる場面は、とてもたくさんあることが分かってきます。

それだけに普段の会話の中では、意識しておかないと、聞き逃してしまうくらいに使用頻度の少ない言葉でもあります。

「納得」「承諾」などの言葉が使われる方か多い中で、「得心」を使うことで、自分自信の会話力の幅を広げてみることもいいかもしれません。

是非、マスターしておきたい言葉の1つです。