意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「応相談」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】

「応相談」とは、「雇用条件などの相談に応じます」「相談してもらえれば条件交渉をすることができます」の定型的な言い回しです。

「応相談」「意味・読み方・英語と解釈・応相談と要相談の違い・使い方・例文と解釈・類語や類義表現」などについて、詳しく説明していきます。

応相談

Meaning-Book
「応相談」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「応相談」の意味とは?
  • 「応相談」の読み方
  • 「応相談」の英語(解釈)
  • 「応相談」と「要相談」の違い
  • 「応相談」の言葉の使い方
  • 「応相談」を使った例文や短文(解釈)
  • 「応相談」の類語や類義表現


「応相談」の意味とは?

「応相談」の意味とは?

「応相談」の意味は、「雇用条件・勤務条件などの相談に応じます」「相談してもらえれば条件交渉をすることができます」になります。

「応相談」という言葉は、求人情報誌・求人広告などで用いられる定型的な言い回しになっていて、「一応の雇用条件・勤務条件の提示」をした上で、「その条件に当てはまらない希望者がいれば相談に応じるという姿勢」を示しているのです。

求人情報誌の募集欄に掲載できる文字数には限りがあるため、「ご希望の条件があれば相談に応じますので相談してみてください」という企業側(雇用主)の意図を伝えるために、「応相談」という言葉が使われています。

あくまで「相談には応じる」という意味があるだけなので、「相談すれば希望が必ず叶う」というニュアンスまではありません。



「応相談」の読み方

「応相談」の読み方

「応相談」の読み方は、「おうそうだん」になります。

「応相談」の英語(解釈)

「応相談」の英語(解釈)

「応相談」の英語とその意味の解釈は、以下のようになります。

“Please consult(contact).”“Contact us. ”(「相談してください」「問合わせてください」から、「応相談」を意味します。)

“We take a consultation. ”(「私たちが相談に乗ります」から、「応相談」を意味しています。)

“We can be consulted. ”(「相談することができます」から、「応相談」を意味しています。)

“We also welcome private inquires. ”(「個人的なご要望も歓迎しています」から、「応相談」を意味します。)

“If there is anything we can help you with, please do not hesitate to contact us. ”(「ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください」の定型文で、「応相談」を意味します。)

“consent to a proposal”(「提案を受ける」から、「応相談」を意味しています。“consent”“agree”に変えると、「提案・相談に同意する」の意味合いがより強まります。)

“accept an offer、close with an offer”(「申し出を受け付ける」から、「応相談」を意味しています。)



「応相談」と「要相談」の違い

「応相談」と「要相談」の違い

「応相談」「要相談」の違いは、「応相談」という言葉は「相談に応じます」という意味ですが、「要相談」の方は「相談が必要です」という意味になります。

「応相談」というのは、「各種条件の交渉・変更などについて、相談したいことがあれば相談に応じます」という意味であり、「相談をしてもしなくても良い」というニュアンスがあります。

それに対して、「要相談」というのは、「応募するのであれば、各種の勤務条件などについて相談が必要になります(いったん各種条件について相談をしてからの選考・採用の流れになります)」という意味になります。

「要相談」の方は「(相談必須ではない)応相談」と比較して、「まず相談をしなければならない(=相談することが必要で、相談なしでは話が前に進まない)」というニュアンスの違いがあるのです。

「応相談」の言葉の使い方

「応相談」の言葉の使い方

「応相談」の言葉の使い方は、「求人情報に掲載した各種の勤務条件について相談に応じる姿勢を示す場合」「相談してもらえれば条件交渉をすることができるということを伝えたい時」に使うという使い方になります。

「応相談」という言葉は、「各種の相談に応じることを示す定型句」であり、「勤務条件・勤務曜日・給与などについては応相談」といった文章で使用することができるのです。

「応相談」を使った例文や短文(解釈)

「応相談」を使った例文や短文(解釈)

「応相談」を使った例文や短文を紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「応相談」の例文1
  • 「応相談」の例文2
  • 「応相談」の例文3

「応相談」の例文1

「アルバイト・パートの勤務条件(勤務日数・曜日・時給・年末年始の勤務など)については応相談」

この「応相談」を使った例文は、「アルバイト・パートの各種の勤務条件については相談に応じます」という雇用主側の意向・姿勢を示しているのです。

「応相談」の例文2

「求人情報誌に応相談と書かれていたので、明日、採用担当者に都合による勤務時間の短縮が可能かどうかを問い合わせしてみようと思います」

この「応相談」を使った例文は、「求人情報誌に、勤務条件については相談に応じてくれると書かれていたので、明日、採用担当者に自己都合による勤務時間の短縮が可能かどうかを問い合わせしてみる」ということを意味しています。

「応相談」の例文3

「店頭で価格を表示していない商品の購入をご希望の場合は、応相談でお願いします」

この「応相談」を使った例文は、「店頭で価格を表示していない商品の購入をご希望の場合は、いくらでお売りできるかの価格交渉について相談に応じますので、まずは相談をお願いします」というお店側の意向・提案を意味しています。

「応相談」の類語や類義表現

「応相談」の類語や類義表現

「応相談」の類語や類義表現には、どのようなものがあるのでしょうか?「応相談」の類語・類義表現について、分かりやすく解説していきます。

  • 「相談に対応します・話し合いができます」
  • 「提示条件以外の条件交渉に応じます」

「相談に対応します・話し合いができます」

「応相談」の類語・類義表現として、「相談に対応します・話し合いができます」があります。

「応相談」というのは、求人情報誌などの募集要項欄に書かれていることが多く、「アルバイト・パートなどの勤務条件(勤務の時間・日数・曜日・待遇など)について相談に応じます」という意味になります。

そのことから、「応相談」の類語として、「相談に対応します・話し合いができます」を上げることができます。

「提示条件以外の条件交渉に応じます」

「応相談」の類語・類義表現として、「提示条件以外の条件交渉に応じます」があります。

「応相談」という言葉の意味は、「求人情報・求人広告の雇用条件について相談することができます」ということであり、「雇用主側が提示している条件以外の働き方について交渉できる」ことを示しています。

その意味から、「応相談」の類義表現として、「提示条件以外の条件交渉に応じます」が指摘できます。

icon まとめ

「応相談」という言葉について徹底的に解説しましたが、応相談には「相談に応じます」「相談してもらえれば条件及び対応について交渉をすることができます」などの意味があります。

「応相談」の類語・類義表現としては、「相談に対応します・話し合いができます」「提示条件以外の条件交渉に応じます」などがあります。

「応相談」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。